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TOKYO WHEELS Osaka
2016.06.05 Sun
近畿もいよいよ梅雨入り直前っぽく。
6月は、気温だけなら暑くもなく寒くもない、結構ベストな季節ですよね。ひとたび陽が射したなら、乗らないとホント勿体ない!!のですが、いきなりお天気が崩れるのもまた6月です。
対策として、ウェア系は撥水・速乾に富んだモノが今ふんだんに揃っていますからさほど心配要りませんが、シューズはなかなかムズカシイ。
足は濡らさないことが何よりも大事。雨に濡れたときの不快指数はウェアの比じゃないですしね~。
ですが、決して狭くはない自転車業界にも関わらず、防水シューズといえばなぜか数えるほどしかなく。その少ない中にデザインまでをも求めると、もはや・・・。
その極めて少ない中で、これなら・・・!というモデルがあります。毎年この時期には特に人気の定番モデル。
防水ブーツ【CHROME 415 WORKBOOT STORM】/ CHROME(クローム)¥17,280 (税込)
そうなんです、コイツはガチ防水。
・・・シレっとしてるでしょ!
単に防水素材で作ったのではシューレースあたりから浸水しちゃいますが、ベロと羽根の間にスキマのない構造で、ここからの水の侵入もナシ。更にインナーには防水加工されたファブリックで更なる防水性を確保。
さて、いきなりネガティブなお話から入っちゃいますけど
防水のクツ=ムレを気にされる方がおられます。
通気はしませんので、そりゃ多少はムレます。
でも今は良いソックスがあります。頼っちゃいましょ。近年類を見ないほど吸汗&速乾系ソックスが豊作ですしね。
→特集:社会の荒波にスレてしまっても、ソックスだけは絶対スレない。
本題に戻りまして。
このシューズ、非常にすっきりとしたフォルムをもってまして“WORKBOOTS“という名の割に野暮ったさをまったく感じさせません。一般的なサイクルスニーカーにくらべ、トゥクリップにもセットしやすいカタチでもあり。
そのこだわりはフォルムだけに及ばず。
わざわざ天然皮革に防水加工。
素材はフルグレインレザー、という皮革です。
牛革は、表皮に近付くほど強度が増します。フルグレインレザーというのは、その最も強い一番外側のレザーのことを言います。そのフルグレインレザーに防水加工を施してあるんですが、そうです、合皮じゃないんですよ。
防水というだけなら合皮を使えば済む話を、わざわざリアルレザーを使うところが良いですよね。何より長く使えますし、足に馴染ませる楽しみもあります。
合皮に比べ熱に強いのもあって、バイク(エンジンのあるほうです)用に買われる方が多いという一面も。
昔ながらの「加硫製法」で長持ち。
アウトソールは生ゴム。雰囲気抜群ですが、それだけではなく、地面への食いつきが良く滑りにくい素材でもあります。
そのアウトソールとアッパーをつなぐのは、ヴァルカナイズ製法(加硫製法)。
完全自動化できないためかなりコストが掛かりますが、もっとも丈夫にスニーカーを作る昔ながらの量産技術でもあります。アッパーとアウトソールがほぼ一体化していて、剥がれることはまずありません。ランニングシューズによくある、アウトソールがべろっと剥がれる壊れ方。ああいうことにはなりません。
“WORKBOOTS”を名乗るだけあります。タフネスが信条のCHROMEらしい仕様。
その活躍の場は自転車に留まらない
雨の日でなくても履けるデザインですから、普段からガンガン履きこんでいただきたいのですが、キャンプや野外フェスなど、アウトドアシーンでも使い倒せるのもこのシューズの良いところ。
また、フォルムがスマートなので大人のショーツスタイルにもピッタリ。シューレースがワーク調なので甘くなりすぎないのも◎です。
更に、防風力の高さを生かして冬にまた活躍の場があります。
最後に、サイズ選びにだけはご注意を。
ワイズ(幅)がタイトなモデルですので、足幅が広めの方は、ハーフ~1サイズアップをおすすめします。
ご参考までに、CHROME TRUK Proで8・1/2、DZR Minnaで42を履く「幅広・甲高」な私、415 STORM WORKBOOTSではサイズ9でジャストでした。
(シゲマツ)
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