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Tokyo Motorist
2019.08.08 Thu
岡山県は白石島で開催された「彼女の島ミーティング 2019」。
宣言通り、弾丸ツーリングで行ってまいりました!!
今まで土曜開催のイベントが多かったので、金曜に仕事が終わってからそのまま出発というケースが多かったのですが、今回は日曜開催。
土曜にしっかりと準備を整えて出発することができます。逆に、翌日の仕事がキツくなるデメリットもありますが、久しぶりの弾丸なので、道中のコンディションの方が重要。
事前に給油場所、休憩場所・時間も計算した旅のしおりも作成済。
スケジュールはザックリこんな感じ。
・土曜日の22:00に出発し翌日7:30に笠岡港のフェリー乗り場に到着。
・9:00のフェリーに乗って島に渡り、13:35のフェリーで本土に戻る。
・15:00時には帰路につき、24:00頃には帰宅する。
【22:00】オイル交換と、給油、軽く洗車も済ませ、定刻通りに出発。
日差しのある日中ほどではありませんが、それでもまだ外気温は32度。
ジャケットを着るだけで汗が噴き出てきます。
【23:00】目立った渋滞もなく、足柄SAに到着。
東名高速道路の標高最高地点付近にあるSAなだけあって、かなり快適。
だからと言って、ゆっくりもしていられませんので、先を急ぎます。
【01:00】途中、局地的に空から落ちてくるアレがありましたが、浜松SAに到着。
名古屋の実家に帰省する際に通る走り慣れた道だということもあり、浜松くらいではあまり遠くに来た感じがしません。
早く愛知を抜けたい、先を急ぎたいが故に撮影が随分と雑です。。。
【03:30】一気に愛知を抜け、鈴鹿山脈も越え、草津PAに到着。
四日市JCTから新名神が開通して、関西圏へのアクセスが随分とスムーズになりました。
体力があるうちに、無理のない程度に距離を稼ぎます。
交通量が多く、街灯やトンネルの多い東名・新東名では気になりませんでしたが、新名神に入って気が付きました。シールドがダークスモークのままだったことに…
【05:00】次は龍野西SAを予定していましたが、1つ手前の三木SAに緊急ピットイン。
長髪の私、ヘルメットからはみ出した髪の毛を、ジャケットの中に入れておいたのですが、風圧で出てきてしまい、それがあまりにもバタついてしまったので。
よく女性ライダーがロングヘア―をなびかせて走る描写があったりしますが、あんなことやったら大変です!!毛先が絡まり、解くのがホントに大変。女性ライダーの皆様、バイクに乗るとき髪の毛をどうしているのか、是非教えていただきたいです。
そんなこんなで、絡まった髪の毛を解くのに悪戦苦闘していると、日の出の時刻に…
これから暑くなるし、交通量も増えてくる。快適な時間もこれで終わり。
正直なところ、もう少し先で日の出を迎えたかったです。
【06:30】給油タイミング調整の為、龍野西SAは飛ばして吉備SAに到着。
5年前にも出会っている桃太郎像。
久しぶりの再会でしたが、いつ見ても私より年上に見える桃太郎です。
【07:30】徐々に暑くなる中、定刻通りにフェリー乗り場に到着。
フェリーの時間は9:00。予定通り早めに着いたので、待合室でちょっと仮眠を…
と思っていましたが、その考えは甘かったことに気付かされます。
空調はなし、窓と扉は全開。虫や動物が自由に出入りしています。
既に気温はどんどん上がってきており、日を遮るには良いのかも。
ただ、涼をとるのは難しい待合室でした。
【08:30】近くのコンビニで時間をつぶし、戻るとちょうどフェリーが到着。
クルマをバックで積んでいくことに少々驚きつつ、積み込みの時を待ちます。
どうやらバイクもクルマと同様、船首側を前に向きを変えて積み込むようです。
「固定ロープや車止めがないので、大きく揺れはしないが車両デッキでバイクを見ておくのが得策」と、地元のオジサンにアドバイスをもらったので、車両デッキで45分の船旅を。
標準車両積載車両数が乗用車4台らしい。(積まれているのは4台どころではないが)
この要領の詳しい意味はわかりませんが、特に気にしないでおきます。
本当はここでも仮眠をと思っていましたが、ギュウギュウにクルマやバイクが詰まった車両デッキには仮眠をとる場所などありません。そもそも客室も満席でした。
それでも、バイクに跨り少しウトウト、ウトウト。
【10:00】あっという間の船旅を終え、数分走ればもうそこはイベント会場。
ただ、兎に角暑いったらなんの!!
何度となく海に飛び込みたい衝動に駆られました。
マリンレジャーが充実している白石島。次は海に入れる装備を持って来たいですね。
イベントの様子は、おそらく河西さんが詳しく綴ってくれると思いますので、省略!!
トライアルのデモンストレーションがあったり、楽しめました!!
【13:00】滞在時間は約3時間半、13:35のフェリーで戻ります。
あまりにも暑く、乗船前に水分を買えなかったことで船の中でちょっと頭痛が。
船から降りたら即コンビニに駆け込み、水分補給とミネラル補給。ここでヘバっていたら帰りの道中に響きます。大事に至る前に早め早めのケアが重要です。
少し涼んで回復したらガソリンを入れて、予定通り15:00に帰路につきます。
【16:00】茹だるような暑さの中、なんとか100kmを走りきり、龍野西SAに到着。
予定では三木SAまでいくつもりが、水分補給をしなければヤバい!!ということで、龍野西SAまで。休憩の度にポカリが500mlずつ無くなっていくヤバい状況。ショートスティントを増やし、刻んでいくプランBに変更。
【17:30】この辺りから予定が押していきます。西日が眩しい尼崎北SAに到着。
一度の走行時間・距離は短くなり、休憩は長めに取るので、帰宅予定が遅くなりますが仕方がありません。ラッシュ時間帯と重なりSAも大混雑。売店で買うにもレジが大行列なので自動販売機でガマン。
【19:30】日の入りも近いというのに熱気の籠った京都を抜け、土山SAに到着。
この時点で1時間押し。それでも、やっと日が落ちてコンディションも少し回復。
この旅の走行距離も1000kmを超えました。
パーキングブレーキをかけ忘れ、無人で動き出したクルマが、車止めを破壊していましたが、そんなことに構っている余裕はありません。
【21:00】疲労感がピークを迎え、唯一睡魔に襲われた区間を走りきり、岡崎SAに到着。
汗をかいて失われた塩分補給に、ソウルフード「味噌カツ」をかき込みます。
満腹感は弾丸の敵ではありますが、よくよく考えてみると、出発から摂取したのは、ゼリー系飲料3本と、おにぎり2つだけ。残り300kmを走りきる為に、食事をとって長めの休憩で元気をチャージする作戦です。
【23:30】静岡SAに着く頃には出発から24時間が経過。
ここからはショートスティントではなく通常の150km前後のスティント。走り慣れた道だからか、同じ距離を走っても体感的にとても早く感じました。ただ、バイク用駐車スペースにクルマを停めている不届き者に凸する元気まではありませんでした。
【25:00】序盤のショートスティントが影響し、50kmを残し海老名SAで最終ストップ。
ここまで来たら、もう目と鼻の先。勝手知ったる首都高を残すのみ。
休憩もそこそこにガソリンを入れ、最後のスティントに臨みます。
【26:00】予定より2時間遅れの帰宅。
こんな時間でも外気温は30度付近。最後まで暑さとの闘いでした。
1432.4kmを26時間かけて走破し、平均移動速度は55km/h。暑さのせいか虫がそこまで多くなかったので視界が保たれ良かったです。
交換して間もないタイヤですが、さっそく真ん中だけ減り始めています。
5年ぶりの弾丸でしたが、終わってみればあっという間。
ブランクがありましたが、感覚はすぐに戻り、長時間のライディングも何のその。
5年前と違うのは、体の回復具合。火曜まで疲れを引きずることとなりました…
灼熱の弾丸ツーリングは、暑さ対策の重要性を身をもって教えてくれました。
最終的に予定から2時間も遅れてしまったのは、やはり暑さ補正ができていなかったから。
次の機会はいつになるかわかりませんが、もう少し気候の良い時がいいですね。
それではまた、次回の弾丸でお会いしましょう~
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この記事を書いた人
趣味はオートバイとバスケ、トライアスロン、ウインドサーフィン。 オートバイはDUCATI 1098とMV AGUSTA BRUTALE 800、HONDA MONKEY BAJAに乗っています。自転車はORBEAのカーボンTTとGIOSのアルミ。最近行けていませんがウインドは三浦海岸がホームです。 趣味は幅広く、好きなことはより深く。がモットー。雑学・知識の引き出しを日々増設中―。
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