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2020.03.29 Sun

TOKYO WHEELS Osaka

あえてゴアテックスを選ばない選択を。

雨が続くと、絶対どこかのお店のBlogでレインウェアや撥水ウェアのご紹介をはじめる僕たちです。今だ!!って。

でもなんかあざとい(笑)
あえてスルーしたれ!って、ご紹介しない時もあります~。(大阪店調べ)

それに「雨の日だけ着てください!」って言ってるように聞こえなくもない。
全然そんなことないですから。ウチ、雨の日にだけ着てくださいってヤツ、レインポンチョくらいなので。

「晴れた日がメインで、何なら急な雨がきてもOK」くらいのスタンスでご紹介することばかりです。

 

ストレッチ 防水透湿シェル【エバーブレス フォトン】/ finetrack¥23,000 (税別)

そんなわけでコレですよ。
レインとしても相~当やる奴ですけど、まさにイマ着る羽織として最適な薄さの「超」高機能シェルジャケット。

「超」ですよ。この時期に着れるアウターシェルとしては最高峰に当たるスペックの生地を使ってます。
もちろん3レイヤーです。

「¥23,000のレインシェル?結構安いね~」くらいに思われるかもですが。
いやいやどうして、これが『あの』超有名防水透湿ファブリックもたじろぐ存在なのですよ。

そのお話はあとで。。

 

シルエット&ディテール

シルエットはレギュラーよりもちょっと細め。並みの山系ジャケットよりはハッキリと細いです。
下に2枚ほど薄手のレイヤーを仕込める程度にはゆったりしてますが。イギリスの山岳ブランドっぽいシルエットと言うか。

大阪店に今ちょうどMサイズが無いので、このくらいですよーってお見せ出来ないのですが、スッキリ系のジャケットなのだと想像していただければ。

 

Mサイズも良いんですが、サイズダウンも悪くないです。いや良いです。
Mサイズ適性のボクですがこれはSサイズ。

アウトドアシーンで幅広く着るなら、レイヤードも考慮して「いつもの」ジャストサイズがおすすめですけども。普段Mサイズをご愛用の方は、同様にMサイズをチョイスしていただければよい塩梅になりますよー。

日本ブランドですしね。海外ブランドのシェルにあるあるの「袖長っ。」てのもきっとないはず。

で。「アーバンユースしかしない!山っぽさを消してすっきり着たい!」「自転車専用にするからちょっとタイト目が好み!」という方なら、ボクみたく1サイズダウンもご検討いただければと思います。
ちなみに身長169cm/体重64kgの中肉中背、胸囲は94cmです。これで厚手のロングTeeシャツを1枚着てしっかり動けるくらい。

 

フードはドローコード&ツバ付きで、これまた自転車向き。finetrackも自転車向きって言ってますから、トーゼンですね。

 

体側には大型ベンチレーション「リンクベント®」がついてます。春夏秋に着るアウターとして、これはもはや必須でしょうね。

 

袖口がスッキリめなのもポイント高いですよ。

自転車のみならず、アウトドアマンは相当重宝すると思いますね。
山岳系は当たり前、キャンプって朝晩は夏でも冷えますから羽織にベストですし、寒い時期のトレラン、旅行にも。
ボクは釣りは勿論、カヤックにも導入してみたいなって思ってます。赤狙ってます!

 

さて、ここからはスペック的なおはなしなので、ご興味ない方はスルーを!
まとめると「春~秋に着るレインとしては過去最高レベル。」ということになります。

 

 

「あの」素材と渡り合える新素材

素材はfinetrack一押しのエバーブレス®。そのフォトンと言うモノ。
エバーブレスは、個人的にも気になってたシェル素材です。

ゴアファンに怒られるかも??を覚悟で書きますが(怒らないデーーー)
これ、2015年頃に登場した新しいゴア「GORE-TEX C-KNIT Backer」にブツけた新素材だとボクは解釈してます。

それまでのシェル系のゴア(PACLITE等)って伸縮性が弱点で、しかも硬くて着心地が良くなかったんですね。
そこで伸縮性を持たせて、裏地をニットにして着心地もアップさせたものが登場したわけです。最近は色んなアウトドアブランドが採用してまして、結構人気です。

エバーブレス®フォトンもまったく同じ特徴を持ってまして、ニットの裏地で着心地が良い。そしてすっごいしなやか。進化してますなぁ。

で、伸縮性はわずかにエバーブレス®が良いかな、という感じ。肌触りもね。あくまで個人的な意見ですが。ちなみにブランド最強のノビを誇ります↓。

そして、コスパでは圧倒的にエバーブレス®フォトン。このスペックでこの価格は本当に安いっ!!
これで日本製って言うんですから。儲ける気あります?大丈夫?(汗

 

薄さと軽さ
エバーブレス®フォトンは15デニールで、同等クラスのC-KNITバッカーは13デニールですから、わずかにC-KNITバッカーの勝ちでしょうか。
ただね、デニールって強度ともイコールですから、一概に薄い方が良いとは言えないですけどね。

 

耐水圧と透湿性
『A-1法』って、ウルサーーイ厳しーーい測定方法があるんです。

その測定法でもって、エバーブレス®フォトンは耐水圧:20,000mm、透湿性:10,000g/m2・24hrという結果を出してます。
結構な長時間、強い雨に打たれても浸水しないハイスペックです。一応は大雨用ですからね耐水圧20,000mmって。この薄さで?信じられん。

A-1法は、山岳業界じゃ「最も現実的な測定法」って言われてます。より正直な結果って言えます。しかもエバーブレス®はその名の通り、他社よりも長寿命を目指した素材。長く性能が持続します。

ちなみにC-KNITバッカーは公表ナシですが、C-KNITバッカーを採用しているジャケットの公表値を見るにつけ、両者は大きくは変わらない感じ?

いずれにしても、両者はこれだけ薄くて軽いのに、非常に高いスペックを持ってるということになります。春に着るレインとしてはハイエンド。

 

更に、finetrackはケアグッズも揃ってますから、ちゃんとメンテして長く使いたい人にもおすすめ。

ゴアテックスのロゴに強い思い入れが無いなら、ぜひfinetrackのエバーブレス®フォトンを次の候補に。
コスパは本当に高いと思いますから。モンベルほどフィールドに溢れてませんしね。

(シゲマツ)

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