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2016.10.04 Tue

もり氏

「受賞おめでとう!」と言われた10月の月曜日。

長老と言える人間が退職したり、久々に普通に太陽が拝めるような気候になってきたり(またすぐに台風がきたり)、お気に入りの喫茶店のメニューが変わってしまったり。

そんな10月1日からの変化。

姉から「受賞、おめでとうー。」とLINEが来た。
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※本文とは関係ありません。

なんのことかと思えば、ノーベル賞。

 ノーベル賞・大隅氏 世界の応用研究加速 生物に不可欠裏付け

受賞したのが、僕の出身校である東京工業大の大隅良典栄誉教授でした。

4年の時に既に大学院に進む気もなく、理系職への就職も考えておらず、文系就活をやっており、あまりにも研究室にいかなかったものだから、当時の担当教授(この人も超電導では世界的権威です。)から呼びつけられて、「君みたいな生徒ははじめてだ!」と烈火のごとく怒られた、という落ちこぼれだったものなので、大学には思い入れ、というよりは、むしろ名乗るのが申し訳ない、という気持ちの方が強いのですが、それでも、一応出身校からノーベル賞がでる、というのは嬉しいです。

※実は、ちょっと前に総理大臣が出たのも嬉しかったのですが、その後の対応で、残念な感じです。

ただ、大隈氏の経歴を読み解いていくと、出身校は結局東大だったりするわけで、これ、東工大系の教授などが輝かしい功績を残すときのアルアルで、素直に喜べない自分もいたりします。

 

大隈氏のコメントの中で印象的だったのは「基礎研究を認める、おおらかな社会であって欲しい。」と改めて伝えていたこと。

研究の現場において、ノーベル賞をとった教授ですら危機感を覚えるほど、余裕の無い状況なのが、伺われました。

 

「No2じゃだめなんですか?」という言葉がシンボリックに語られる人が党首になったりもしていますが、基礎研究を認める社会、そして会社を作らなければ日本に未来はないな、と改めて感じました。そこにメリットがあるのか、収益性はあるのか、だけじゃないなにかの軸を持たなければいけないんでしょう。

 

ただ、だからといって、採算度外視、闇雲にオリンピックに膨大なお金を突っ込むようなオジサン達の感覚にはついていけませんけどね。

 

おめでたいので、花を、と思ったわけではないですが、KAHLER(ケーラー)を買いました。

前買ったものがJedia三宿店に取られてしまったので、買い直し。少し自分で撮影してみようと撮影したのが冒頭の写真です。パールの手書きのラインが角度によって七色に輝くのが凄く気に入ってます。

 

この記事を書いた人

モリ

波乗り+バスケ+自転車+バイク+ファッション+LOVE=LIFE  好奇心旺盛、なんでもやらないと気が済まない!!

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