「GWにつき、僕の勝手なGOLDEN!」として今回はIsadore(イザドア)。待ち構えていた人も多いでしょう。僕らもGW前にアップする為に前週は総出で撮影し全ての商品をアップしました。
一昨年のEUROBIKEで見つけ元プロライダーでありファウンダーでもあるPeter Velitsとその場で交渉し展開OKをもらったブランドですが、瞬く間にTOKYO WHEELS内での人気ブランドになりました。
去年は日本にVelits兄弟を迎えて「Isadore Ride」というイベントを開催しましたが、僕が2チーム目で同じく元プロのMartin Velitsを引くという恐れ多いことをやりまして、いつもの倍疲れたのは思い出です。(それ以来、前よりトレーニングするようになったのは内緒です。)
はじめてのISADOREを知ろう。
さていろいろと商品がラインナップされていますが、Isadore初心者の方はなにから手を付けたらいいかわからないと思うので、ざっくりと説明してみます。(僕もまだ全部を完全に理解しきれていないので、ざっくりとです。)
まずはIsadoreのラインナップは大きく下記のカテゴリになっています。
・Basic Collection(通常のコレクション)
定番的に展開している商品達ですね。アイコン的なモデルでもあるSignature Jersey(
これと
これ)もここに属しています。去年から継続しているものは比較的このシリーズにいます。
・I7A3O7E Echelon(エシェロン コレクション)
6ヶ月以上のテストを重ねて新たにリリースされたコレクションで、かなり走る人用です。エンディランス向けなのでレースというよりは長時間走ってもストレスにならない事を目的として開発されています。
・Climber’s collection (クライマー コレクション)
その名の通りクライマー向けです。軽量で通気性を良くすることを目的にしているので、日本の真夏などには最適なコレクションです。メリノじゃないものを使っている事が多いので、メリノが苦手な方、また発色の良いジャージをお探しの方はこちらがオススメです。
・Utility Collection(ユーティリティ コレクション)
朝から晩まで、春夏の全天候に対応すべく作られているコレクション。ラインナップの中では最も機能を持っている商品達です。エンデューロの中でも最も過酷なトランスコンチネンツにも耐えうる設計になっています。(このモデルはどの程度の機能性なのか要検証です。)
※コレクションごとに別れていないので恐縮ですが、商品名にEchelonやClimberと入っているのでそれを参考にしながら見ていただければ。
オススメはどれですか?
で、いろいろと着てみた感想。まだ全部のモデルでガッツリ試走した訳ではないので理解が浅いですが、よほどシリアスなシーンにならないとその違いはわからないかもという感じ。なのでIsadore初心者の方は、気になるデザインで購入しても良いのかな、と思いました。物のクオリティは問題ないので。
というわけでデザイン面から見たオススメのコーデがこちら。
まずは彼らのアイコニックなアイテムであるSignature Jerseyの新色です。
他のサイクルジャージブランドではまず使わないブラウンとライトブラウンのレトロな配色。これメリノにこだわっているIsadoreだからできる配色です。ビブショーツ以外のカジュアルウェアとの相性が良いのもIsadoreのメリノジャージが人気である秘密です。
メリノは極寒から酷暑にまで対応する羊の毛皮です。そのメリノウールを使っているので夏まで対応できて更に防臭・抗菌効果も期待できます。
このレトロなジャージに合わせたいのはグリーンxイエローの靴下。グリーンやイエローはブラウンとの相性は抜群ですから。
さらにモダンレトロなイメージでの完成度を高める為に、100%の新作であるサングラスをかけました。このモデルもサガンがレトロな60’的なサングラスを作りたいと作ったモデルですから相性が悪いわけないんです。
ビブショーツはベーシックビブではなく、比較的安価なMedio Bib Shortsをチョイス。ルックス的にはどれも有りなのですが、このビブはパッドが厚め、コンプレッション強めで長時間ライドの後の疲労軽減効果もあるのです。
このようにそれぞれのコレクションから自分の好きなモデルをチョイスしてコーディネートを組むのもありです。
Raphaが築いたお洒落サイクリストブランドの位置を狙うブランドが多数出てきていますが、このIsadoreはその品質込みで一歩抜きん出てきたなという感触があります。実際店頭でも今まで使っていたブランドを一新してIsadoreに乗り換える方も多数。
商品ページなどでは「人と被らない」を売りにしていますが、被らないが売りになるのはそんなに長くはないんじゃないかな。
そんなIsadoreに僕らが肩入れするもう一つの理由
知れば知るほど欲しくなるIsadoreですが、僕らがIsadore本国にメールしても、2時間と経たないうちにPeterから返事が帰ってきます。笑
「え、元プロからレスが・・・早い・・・。」とちょっと恐縮してしまうのですが、それよりも単なるお飾りではなく実際に自分でビジネスをしていること、またメールの内容も非常に真面目で熱くお見せはできませんが、ちょっと感動ものです。
元プロが本気でやってるブランド、悪いわけが無いんです。
そして本国のSecurityはこんな方。
悪いわけ、ないんです。