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TOKYO WHEELS Osaka
2017.03.26 Sun
前略、皆々様。ヤギオです。
いや、今となっては過去の事なんですけどね。TOKYO Wheels大阪店勤務を開始するにあたって僕は、ランニングシューズを購入したんですよ。
なぜかと思うでしょ。理由は簡単。”立ち仕事だから”。
ランニング時の疲労だったり、衝撃だったりを軽減させるアウトソールが柔らかい”ランニングシューズ”であれば、一日たちっぱなしのアパレル店員の疲労だったり、衝撃だったり(衝撃を受けることはまぁ無いですが)を同様に軽減させてくれるかなとも思って。
しかしですね。結局、期待していたような効果は微塵たりとも得ることは出来ませんでした。不思議なことに、アウトソールが、硬い”ビンディングシューズ”(僕はDZRを履いています)を履いて一日お店に立っている方が、ラクなんですよね。
むぅ・・・。これはどういうことなのか。こういうときはね。あの人に頼るのがいちばんですよ。空前絶後のォォォォ!! 超絶怒濤の大阪店店長ォォ!!!
SHI・GE・MA・TSU!フッフゥー!!
ヤ「シゲすわぁーん」
SHI「YEAH!!くぅーぜんぜつごぉー・・・」
ヤ「あのー。」
SHI「YEAH!!」
ヤ「えっとですね。」
SHI「YEAH!!」
ヤ「森友学園についてはどうお考えですか。」
SHI「YEAH!!」
ヤ「おい、真面目に聞けや」
SHI「聞こうか」
ー仕切り直しー
ヤ「あのー、アウトソールって硬い方がいいんですかね。それとも柔らかい方がいいんですかね。」
シ「使い方にもよるけど、走ったり飛び跳ねたりするのでなければ、少し硬い方がいいんじゃないかな。特に、一日中カメラ持って歩き回るって人や、僕らみたいに一日ずっと立ち作業が多いって人だと、硬い方がいいよー。ただし、これはあくまでも”良いソールが使われている事が絶対条件”だけどね」
ヤ「そうなんですね。てっきり柔らかい方がいいのだとばかり思っていましたが・・・。良いソールが使われているシューズかぁ。有名所だとニューバランスとかでしょうか。」
シ「たしかに、あそこら辺のは有名だねー。」
ヤ「ですよねー。ただ、あれってすごく人と被るんですよね。心斎橋を5分歩いただけでも849人くらい履いている人見ますよ」
シ「たしかに(え、849人・・・)」
ヤ「人とは被りたくない。機能性は追い求めたい。デザインはお洒落なものがいい。そんなんありますー?ないですよねー。あるわけないですよねー。変なこと聞いてすいませんしたー。」
シ「ちょ、待てよ(キムタク風)」
ヤ「こっこれは!!」
ヤ「えーっと・・・なになに。”LUNGE(ルンゲ)の大定番モデルのクラシックウォーキングシューズ“Adagio(アダージョ)”は、最上級の履心地を味えます。その気になる履き心地は、歩いているというよりも“浮かんで進む”感覚に近い新感覚のスニーカーです。”ほおー・・・、浮かぶことが出来るんですか。これ」
シ「総額800万はくだらねぇよ、そんなの。そんなのあったら、人類みんなZ戦士化するわ。違うよ。言葉のパフォーマンスだよ。」
ヤ「では、これが、その良いソールが使われているシューズということですか」
シ「『EURO STAR』という非常に良いソールが使われているシューズだよ。TOKYO Wheelsイチオシのシューズともいえるね」
ヤ「よし、具体的に詳しく教えろ。」
シ「わきまえろ。」
(シゲマツ私物:シゲマツも実際に所有し、使用しているアダージョ)
シ「さて、ここに、2つのシューズがあります。」
ヤ「一体、なにしでかそうってんですかい。旦那。」
シ「・・・。」
ヤ「無視か。お高くとまってんなぁ、店長さんよぉー!!おぉ!?」
シ「同じ力を加えてみます。」
ヤ「あ、アダージョの方は確かに硬いですね」
シ「そう、この程よい硬さのおかげで、様々な恩恵が得られる。」
”1番のメリットは足元からのバネのような反発があることだと思います。反発があると歩く時などもとても楽です。メリットはそれだけではありません。
ソールが硬いと靴は力を分散することが出来るようになります。デコボコの道も歩きやすくなります。例えば石の上を歩く時でも石に乗っている部分だけに力が入るのではなく、足の裏の面で捕らえることが出来ます。疲れにくく楽に歩くことが出来るのです。
中にはつま先だけで立つことが出来るぐらいソールが硬くなっている靴もありますが、全く曲がらないような硬さのソールというのはほとんどなく、硬くてもある程度はしなるように作られています。靴底にあるソールは柔らかい方が良いと思っている方も多いですが、柔らかいと足にかかる負担も大きくなってしまいます。 ”
商品紹介ページより抜粋
ヤ「なるほど。僕がランニングシューズを買っても全然楽にならなかった理由は、このアウトソールの硬さにあったんですね。あ!!この硬いアウトソールって、もしかしてロードバイクに乗る時も恩恵を得られるんじゃないですか。」
シ「ペダルを漕いだ時の力が、普通のシューズよりも伝達しやすいのは確かだね。そういう意味ではロードバイクにも向いていると言えるかもしれない。」
ヤ「買います。」
シ「うん。この世が全員お前だったら、仕事が楽だよ(この単純ミジンコ細胞野郎めが)」
ヤ「にしても、アウトソールがやけに分厚く感じるのは気のせいですか。」
シ「お、いいところに気が付いたね。」
ヤ「そういえば、シゲさんなんか目線の高さがいつもと少し違うような。ちょっと背伸びました?あれすか。御年40際を迎えて未だに成長期すか。いや、さすがっす。まじ人間離れ。リスペクトっす。弟子にして下さい。」
シ「うん。めんどくせぇから、入門した瞬間に破門だよ。違うでしょ。自分で言ってるじゃん。”ソールが分厚い”って。」
ヤ「はっ・・・まさか、あの悪名高い”シークレットブーツ”と同等の効果を発揮するということですか。」
シ「ふふ。そのまさかだよ。」
ヤ「これまで苦しかった23年間。ついに僕も”短足”とおさらばできるというわけですね・・・。買います。」
シ「(ひきつった笑み)」
”ヤギオ自身、実際に履いてみましたが、確かに少しだけ背が高くなりました。本来ならば掲載するつもりはありませんでしたが、ヤギオ同様に短足でお悩みの方には朗報かと思いまして。とはいっても、これは”副産物”あくまでも、本来の目的はもっと別なところにあります。”
ヤ「あ、でも、シゲさん。中敷きの形がいびつです。これ。粗悪品すね。たいした、たまだぁ。報告して、ちょっくらやっこさんに文句いってくらぁー・・・。」
シ「やめて。そういう仕様なの。取扱店としての名折れになるから、ほんとにやめて。あと、中敷きじゃなくて”インソール”とよびなさい。その形状については、履いてみなさい。それで、意味が分かるから。」
スッ・・・(履くヤギオ)
ヤ「シゲさん!”土踏まず”が土踏んでますよ!まずいです。ここに一つ矛盾が生じてしまいました。想定外の事態に、俺の”土踏まず”が狼狽してます。」
シ「いちいちうるさいよな、お前。でも、それでインソールの形の意味が分かったことでしょう。」
ヤ「フィット感が全く違いますね。そうですね。一万年と二千年前から愛してるって感じです。」
シ「まさかのアクエリオンに、俺が狼狽してます。」
”アダージョには、ルンゲが開発し、ドイツの工場で製造される【GOMAX3Dインソール】が使用されています。かかとやアーチ部分はもちろん、足裏の中央になだらかな膨らみが足裏の土踏まずの中央前部分を優しくサポートします。実は、この【GOMAX3Dインソール】は別売りされており、買い替えることも、もちろんですが、既にお持ちの別のシューズの中敷きと入れ替えることも可能です。”
ヤ「ふぅ、アウトソールの快適さ、インソールの素晴らしさがよく分かりました。なるほど、これはTOKYO Wheelsイチオシのシューズなわけです。」
サ「まだおわりじゃないよ・・・」
ヤ「いっいまのは・・・」
シ「いまのは、大阪店の紅一点。サーサ・サ・ササキ嬢の声だよ。」
ヤ「サーサ・サ・ササキ嬢・・・・」
シ「このニュースを書き上げたのも彼女だ。」
脚が20歳若返る。NBハイエンドを超える、究極の履き心地があります。
ヤ「すっすげぇ。でも、彼女が言った『おわりじゃない』というのは・・・。」
シ「おそらく、ミッドソールのことだね。」
ヤ「なんすか・・・それ・・・。インソールに、アウトソールに、ミッドソール・・・。わっかんねーよ。俺にはわかんねーよ!なんだよ、ソールって三つもあんのかよ!教えろよ!教えてくれよ!シゲえもん!」
シ「お前の情緒が安定しない事にはあえて触れないでおくよ。」
ヤ「ひとまず、教えろ」
シ「3度目は無いぞ。わっぱ。」
シ「アダージョ特有の“浮かんで進む感覚に近い歩き心地”というのは、このミッドソールの存在によるところが大きいね。」
ヤ「え、浮くんすか。」
シ「デジャヴだよ。いい脳外科医紹介してやるよ。」
”いわゆるサスペンションのような役割を果たすミッドソール、EVA(エチレン・酢酸ビニル共重合樹脂)の使用率を80%まで飛躍的に高めることで、『たとえ2,000km走っても最初に着用した時と変わりのないクッション性』の持続を実現しました。”
商品紹介ページより抜粋。
シ「実は、一昔前、誤って終電を逃してしまってね。タクシーで帰ってもよかったのだけど、偶然その日は”アダージョ”を履いていたんだ。履き心地の良さは知っていたし、『アダージョなら大丈夫だーじょ』って、大阪店を出て、神崎川を越え、淀川を越え、気が付いたら新大阪まで歩いていたことがあるよ。結構な距離を歩いたけども、全く問題無かったね。ほとんど疲れを感じなかった。あの時、アダージョじゃなかったら、こうはならなかっただろうなと今でも思うよ。」
ヤ「へー、そんなことがあったんですね。でも、そうやって実体験のお話し聞けると、このアダージョの履き心地は決して誇張表現ではないということがわかりますね。で、新大阪では、その後どんな子をナンパしたんすか。」
シ「あの時は、色白のスタイルばt・・っておい。せんわ。そんなこと。」
ヤ「いいキャバクラ紹介してやるよ。」
シ「こいつ・・・根に持ってやがる。」
シ「デザインもシンプルで、衣服にも合わせやすいしね。ジーパン、チノパン。スラックス。ジョガーパンツ。なんでもござれだよ。あと、水で丸洗いできるのはポイントがとても高い。」
ヤ「え、マジすか。」
シ「足臭いヤギオ君には朗報だよねー。」
ヤ「・・・もぉ♡」
シ「O・K・5 (お前をクビにする5秒前)」
“無駄を削ぎ落としたソリッドカラーのアッパーには、高品質素材PUマイクロファイバーを採用。いわゆるアルカンターラといった素材の仲間で、リアルスウェードに比べ、耐久性が非常に高いのが特徴。
天然のスウェードと見間違えるこのアッパー素材は、耐水性も高いため、水で丸洗い出来てしまうイージーケアな素材。マイクロファイバーは、スウェード特有の日焼けや退色も少ないので、長く愛用できるのも魅力の一つ。
他人とはひと味違う大人スーカーをお探しでしたらLUNGE(ルンゲ)一択です。クラシックなデザインが逆に今っぽくもあり、スウェード調のアッパーが足元を上品にまとめてくれます。ファッションアイテムとしてとても重宝します。”
商品紹介ページより抜粋
ヤ「いや、すごいっすね。アダージョ。」
シ「知ってるかい。サーサ・サ・ササキ嬢もアダージョではないけど、ルンゲのシューズ履いているんだよ。」
サ「履いているよ」
ヤ「パンティすか」
シ「やめろ!なぶり殺しにされるぞ!」
ヤ「え、てことは、大阪店でルンゲのシューズ履いてないの僕だけってことじゃないですか。」
シ「お前、ハブられてるからな」
ヤ「ハブ。え?なんすか。」
シ「バイシクルナビの略のことだよ。」
ヤ「絶対ちがいますよね」
”サーサ・サ・ササキ嬢改め、大阪店ササキも“Adagio(アダージョ)”ではありませんが、その親戚にあたるルンゲのシューズを履いてます。彼女曰く『この前台湾行ったときに履いてました。一日中歩き回ってましたけど、全然苦にならなかったですよー』とのこと。台湾、いいなー。”
ヤ「もぉ、これ以上は出てこないでしょう。」
シ「いや、まだあるねぇ。」
ヤ「マジすか。ヤバイっすね。」
シ「価格はその分ちょっとお高いけどね。もちろん、『だから、ヤギオ君も買えよ』とは言わないし、他の人に対してもそう。全ては自分が”靴”という存在と、どう向き合うのかが大事だと思うな。
自分のために履くのか。人に見せるために履くのか。
デザインを取るのか。機能を取るのか。価格を取るのか。
いずれにせよ、この“Adagio(アダージョ)”も、この世にごまんとあるスニーカーの中の一つにしか過ぎない。他に良いものがあるかもしれないし、もしかしたら無いかもしれない。ただ、唯一はっきりしているのは、”僕はこのルンゲの履き心地を気に入っている”ということ。この事実をヤギオ君がどう捉えるのかは、それこそヤギオ君次第だと思うよ。」
ヤ「すごく、勉強になりました。一旦、持ち帰って再検討致しますので、その解答を今しばらくお待ちください。これらの説明を聞いて、上の者が何というかは未だ分かりませんが、きっと首を縦に振らせることが出来ると思いますよ。」
シ「そのまま、帰ってこなくていいよ」
ヤ「あ、最後に質問いいすか。」
シ「どうぞ」
ヤ「バイシクルナビの表紙で、この中だったら誰がいちばんタイプすか。」
シ「なんで。」
ヤ「その情報を元に、お好みの顔揃いの、いいキャバクラ紹介してやるよ」
シ「お前、マジ、いい加減にしろよ。」
友情出演
ササキ
シゲマツ
執筆者
ヤギオ
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この記事を書いた人
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