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2020.06.08 Mon

ASSOS PROSHOP TOKYO WEST

【ASSOS】夏に履くべきソックス3選。

気がつけば春は終わってしまって、蒸し暑い季節がやってきてしまいました。

いつぞや世間では自転車用ソックスについて議論されたことがあると聞いています。「短いソックス派」と「長いソックス派」が過激な議論を巻き起こしたとか。短いソックス派は40代以上の人に多いらしく、曰く「脚の短い日本人が長いソックスを履くなんて不格好だ!」とか「黒くて長いソックスなんでサラリーマンソックスにしか見えない!」とかなんとか。

確かに昔(80年代~90年代中期)の写真などを見ると、くるぶしのちょっと上くらいの丈のソックスを履いている画像がほとんどですね。そして、ある日突然、気づけばほとんどの選手が丈の長いソックスを着用している姿が一般的なものとなりました。

ソックスの丈が長くなったのにはいくつか理由があると言われています。科学的なアプローチからだと、「空気抵抗の削減につながる」というところ。各社最近は「エアロソックス」なるものを開発し、実際に身に着けている選手も増えてきました。また、「コンプレッション効果」を狙ったものも登場しています。長時間脚を回し続ける選手たちの脚の疲労度はハンパじゃありません。その疲労を少しでも減らすための努力が垣間見えるのです。

もう一方で、ファッション的なアプローチでは、やはり今の「トレンド」的な部分が大きいと思われます。ジャージを色やデザインで選ぶ時代になり、ソックスの面積も大きくなった。また、ジャージの袖が長くなり、ビブの股下も長く、そしてそれに呼応するかたちでソックスも長く。もちろん昨今のエアロ効果を狙った結果、各メーカーの「エアロロード」と呼ばれる自転車が全て似通ってしまったように、ウェアもなるべくしてなった結果なのかもしれません。

さて、話を戻します。

ウェアの快適性はライドフィールの向上につながる、というのは想像がつくと思いますが、ビブやジャージに比べて疎かになりがちなのがソックス。しかし皆様、忘れていませんか?「オシャレは足元から」という金言を。見た目にもこだわりつつ、機能的にも特化したソックスを今日は3つご紹介。いずれも、ちゃんと買って自腹インプレしてますので、表面上の言葉じゃありませんよ!

1.まずは1足、という方にオススメなソックス

ASSOSOIRES GT Socks ¥1,800+tax

ASSOSのソックスの中で、入門編ともいえる価格、そしてデザインのソックス。大きな特徴としてはソックスの上部(1/5くらい)とそれ以外の部分で編み方が変わっており、面積のほとんどをメッシュのような大きな編み目で構成しているというところ。

とりあえず涼しいです。


ソックス上部はずり落ちないようしっかりとサポートをしてくれますが、内側にシリコンの滑り止めなどは付いていないのでご安心を。


足先は甲に当たる部分と足裏の部分でも編み方を変えており、足裏はペダリングによる摩擦などにも耐えられるよう、生地の厚みは変わらないながらも耐久性を重視した編み方になっています。

2.一通り試した人向け。ひとつ上のソックス

RSR Socks ¥3,600+tax

1で紹介したソックスの2倍もする価格。「たかがソックス1足に4000円!?」と思うなかれ。このソックス、言うなれば「レース志向」の方に向けた作りのソックスです。


GT Socks含め他のソックスと大きく違うのがそのコンプレッション。着圧による効果を狙い、着用時のフィット感(締め付け感)は群を抜いています。なので、横方向の伸びはあまりありません。


また、とても複雑な編み上げ方により、履いた時に足が自然と直角になる、そんなようなソックスです。


特に足首周りの造形がもはやサポート器具レベル。無駄なストレッチがほぼ無いので、足首をしっかりホールドしペダリング時のブレを軽減してくれるような構造になっています。実際、ASSOSがスポンサードしているNTT Pro Cyclingの選手たちが履いているソックスはこのRSR Socksなのです。

3.ガーゼのような履き心地のバリューソックス

ASSOSOIRES Essence Socks – twin pack ¥4,000+tax

また高いソックス!?ではありません。こちらのソックス、なんと2足セットでの販売という珍しいアイテム。


夏場に使用するソックスは特に消耗品となることが多いと思います。そんな方にオススメ、ある意味「まとめ買い」的なアイテムです。履き心地は、デイリーユースに一番向いているかもしれない、「ガーゼに包まれているような」感じ。これは正直驚きました。今まで使ってきたどのASSOSソックスよりも一番優しいものでした。


もちろん、サイクルソックスに求められる最低限の機能的な部分はしっかり押さえており、甲から足裏にかけてのアーチをサポートする編み方であったり


足首から上の部分は前側と後ろ側で編み方を変えることでペダリングに適した動きをサポートしてくれます。

デザインがとにかくシンプル。どこにもASSOSのロゴが入っていないアイテムは初めてかもしれませんね。

ちなみに、気になる重量も測ってみました。全て片足での計測です。



Essence Socksは持った時のイメージ通り「軽い!」という印象のまま。意外だったのが、GT SocksとRSR Socksがほぼ同じ重量だったこと。GT Socksの方がもっと軽いんじゃないかなーと思っていたので、意外な結果でした。RSR Socksはしっかり編み込まれた密度高めですので、当然の結果かな、というところです。

今回紹介した以外にもまだまだたくさんの種類があるASSOSのソックス。また別の機会を見計らって改めてご紹介させていただきますねー。

>ASSOSのソックスはこちら

オガワ

この記事を書いた人

オガワ

自転車が好きすぎてTOKYO WHEELSで働き始めてしまった自転車バカ(坂バカ)。今ではお店に立つことはほとんどなくレアキャラ化しており、基本的には中の人として仕事に従事。様々なサイクルウェアブランドの仕入れを行い、実際に身に着けて走る中で、それぞれの良さを見つけ出し情報発信し続けていく。

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