【閑話休題】BMC乗りじゃなくたって。

イギリスの宝、「マン島のミサイル」ことカヴェンディッシュを擁するディメンション・データ（TEAM DIMENSION DATA）は、来季からチームNTTとなることがすでに発表されています。

＞来季は「チームNTT」になるディメンションデータ（Cyclowired）
＞NTTが買収したディメンション・データ　その実像は（日本経済新聞）

日本企業がロードレースチームのスポンサーに名を連ねるのは珍しいことではありませんが、プロツアーチームのタイトルスポンサーというのは初ではないでしょうか。

ただ、チームの主要人物であったマーク・カヴェディッシュがバーレーンメリダへの移籍をすでに発表しており、カヴと共に歩んできたレンショーは今季で引退、アイゼルも脳の手術の影響もあり、引退もささやかれています。チームの主力がいなくなり、そのアシスト選手も抜けてしまうのは痛いところ。。。まぁ、そんなこと言っててもしゃーないので、来季のチームメンバー発表を楽しみに待ちましょう！

ディメンションデータ名義での活動は今季限りとなってしまいましたが、チームファンには朗報です。まだチームジャージが残っています（「レプリカ」ではなく「チームジャージ」といったのは、選手が着用しているのと「同じ」ジャージだからですね）。来季はチーム名変更ということもあり、春の入荷はないでしょう。ということは、ディメンションデータ名義の入荷はこれが最後となりそうです。そして、先日の色々な商材の入荷のタイミングで、裾がグリーンに彩られたS9ビブもこっそり入荷していました。ただ、このままでは流石に寒い！ということで、今の季節らしいアレンジを加えてみました。

ハイッ！

こんな感じ。アームウォーマーとニーウォーマー、ベストを加えただけなんですけどね。白よりも黒が占める割合が強くなり、よりシックな印象に。ポイントは、ヘルメットやシューズなどの色味を、統一感を出してあげること。そうすれば、全体のまとまり感がさらに強くなります。チームウェア感がかなり薄くなりより取り入れやすい雰囲気に。ビブの裾のグリーンがアクセントで効いてますね。

ホレ。肩から出るBMCの文字がインパクト大ですが、このウェアを着たときの僕の心の声
「別にBMC乗りじゃないけど、これ欲しい」
でした。だってカッコイイんだもん。

でも、本題はそこじゃなかったんです。実は、着ているジレが秀逸。

先ほどの写真で着ているのは先日のBlogでもご紹介したSpring/Fall Jacketの袖なし版とも言える【Airblock Vest】なんです。
（参照：自転車ウェア　秋冬をスマートに乗り越えるためのHOW TO（ASSOS Spring/Fall編②））
ウィンドジレよりも僅かに保温性があり、もう少ししっかり体を守ってくれる優れたアイテムで、胸元のNEOS MILDというシャカシャカした素材は防風＆撥水。冷たい風から心臓をしっかりガードしてくれます。

半袖との組み合わせだけでなく、長袖と合わせてこのように使ってももちろんOK。

そしてビックリ。このジレ、嵩張るように見えますが、実はポケットインするんですよね。。。

ほらね。

このジレを使うだけで手持ちのアイテムが＋0.5～1シーズン長く使えるようになる、まさに「超汎用型」アイテム。特に、距離を乗る方や峠などの気温差が激しいところに行く方には超オススメです。
11/1時点で視認性の高いイエローは残りSサイズのみ。ブルーはS～Lが残り僅か。ブラックはS以外が辛うじて、というような状況。

正直、結構クセがあり使いどころが分かりにくいアイテムかなと思っておりましたが、意外と好評でした（汗

一度お使いいただくと、その「良さ」が分かる、スルメ的アイテムのご紹介でした。

■本日のアイテムおさらい

MILLE GT Spring/Fall Airblock Vest