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Tokyo Motorist
2014.10.24 Fri
先日のブログでご紹介しました、4ヵ月半ぶりのツーリング。
最後に、チラッと申し上げましたが、このツーリングには裏目的があったのです。
本日発売のMOTO NAVI IDEAコーナーに掲載されていますウォームパンツ。
▼スタイリッシュにあたたかく、美シルエットなウォームパンツ
実はこのパンツのテストを行っていたのです。
1015mの最高標高を持つ中央自動車道、それに1990mまで駆け上がるビーナスラインは防寒テストにもってこい。どれほどの実力かを試してみるのに絶好の機会と言えます。
お昼頃に軽井沢に到着するよう出発は早朝5時半。
日が上りきる前とは言え10月もまだ半ば、気温は15℃とさほど低くはありません。
ガソリンを満タンにし、一路長野へ出発です!!
あまり走り慣れない中央道。SAの位置関係もあやふやです。談合坂SAを飛ばし、次のSAはドコ?なんて考えながら進みます。日が昇って気温が上り気温が上がるのかと思いきや標高が上がって行く分、気温は下がるという状態。
一回目の休憩は双葉SA。初めて入るSAです。
バイクが意外と多く、待ち合わせポイントになっている模様。
わざわざBLOG用に温度計を持って望んだ防寒テスト。
外気温は16℃、出発の頃と比べて1℃プラス。
日が昇っている割には標高が上がっている分、気温の上げ幅は少ないのですが、寒くなるほどではありません。
しかし、ここから諏訪SAまでの間には1015mの最高標高地点を通ります。
ここからがテストの本番です!!
諏訪SAに着くまでに走行中確認した外気温の最低は9℃。
SA内での外気温は9時を過ぎているのですがまだ11℃。
ウォームパンツは風の進入も無く全く快適そのもの。全く問題なかったのですが、上着のチョイスに失敗。ファブリックのジャケットにキルトベストをインナーに来ていたのですが、見事に袖部分が寒いわけです。
さすがに凍えるほど、というわけではありませんでしたが、いつものパンツで走っていたら足はこれ以上に寒かったのかと思うと、ウォームパンツのありがたさを実感するのでした。
10年ぶりくらいに訪れた諏訪SA。諏訪湖がとてもキレイです。
確かSA内に鉄棒があったはず、と思い探し回るも見当たらず。
上り線だったかな?なんて見てみるも発見できず・・・。
もう撤去されてしまったのかもしれません。
ここまで来たら美ヶ原まではあと少し。
もう1000mほど標高も高くなりますので、どれだけ気温が低くなるのか、ウォームパンツは耐えられるのか、楽しみである一方、ジャケットがこれで耐えられるのか一抹の不安も。
長野自動車道の岡谷ICを降りてからはグングン登って、一気に標高1990mに到着!!
気になる気温はといいますと、こちらもグングン上がって・・・15℃。
標高が100m上がると気温は0.65℃下がります。
諏訪SAとからすると1000m以上上るわけですから、理論上は6.5℃下がるはずなんです。
まぁ、このツーリング日和の快晴ではしかたがありません。
絶好のツーリング日和であって、防寒テストには最も不向きな気候だったということです。
ここからは、登山。
ハイカーにまぎれてエンジニアブーツとバイクウェアで登ります。
あまりにも景色がいいので、尾根まで登るとー
そこには360度大パノラマの絶景が待ち受けていました!!
これでだけでも、かなり満足。
防寒テストができなかったことなんて、この大自然の中ではちっぽけなこと。
さすがにウォームパンツでの登山は暑い!
下山してからの「こけももソフト」がイイ感じ。
ともて気持ちが良く、ついつい長居をしてしまったのでした。
久しぶりのワインディング。
本来であれば気持ちよく駆け抜けることができるのですが、あまりに久しぶりすぎて、なんかこうスッキリしない感し。最近サーキットを走ったとは言えミニバイク。全く別物です。
身体を慣らしながら、探り探りのワインディング。
そのせいか、いつもは路面とコーナーの出口ばかり見ているのですが、景色を眺めたりして。紅葉の写真を撮ってみたりして。
そんなことをしているものだから、時間はどんどん押して行きます。
軽井沢でのMOTO NAVI Cafeのイベントはお昼まで。
参加申込みをしていないので、お昼前に近くまで寄って様子を伺おうかなと思っていたのですが、到着したのはお昼過ぎ。もちろんMOTO NAVI Cafeは撤収完了といったところ。
と、いうことでMOTO NAVI Cafeでの写真はありません。
早々に出発して、頭文字Dの舞台でもある碓氷峠R18へ。
第二の目的地であるめがね橋に到着。
信越本線の旧線にある煉瓦造りの4連アーチ橋のこと。
旧・信越本線は最大66.7パーミルの急勾配を登る為にアプト式を採用。(アプト式とは2本のレールの間に凸凹したラックレールがあり、それに車体のギアを噛ませて急勾配を登るというもの。)
明治時代から70年以上使われていたのですが、昭和38年の新線開通に伴い廃線に。
現在では国の重要文化財となり、遊歩道「アプトの道」歩くことができるようになっています。ゆっくり歩いてみたかったのですが、帰りの渋滞も考えて断念。
余談ですが、アプト式が廃止された新線にも急勾配は残ります。
急勾配は近代化した電車でも単独では登り切れず、下りでもブレーキ力が足りないほど。
そこで採られた方法が、急勾配のある横川駅から軽井沢駅へ向かう電車に、機関車を2両を後に繋げて押して上り、逆に軽井沢駅から横川駅へ下る電車には、先頭に機関車2両を付けて機関車のブレーキを使いながら下るというもの。
しかも特急・普通電車すべての列車にです。その為、横川駅・軽井沢駅では機関車の連結作業がひっきりなしに行われていたわけで。11.2kmの両駅間を通る為に大変な作業が行われていたのです。
それも新幹線の開通によって横川-軽井沢間の廃止が決定。信越本線は分断されてしまうことに。今更ではありますが、一度見に行ってみたかったですね。(今はバスでの運行をしているはずです。)
そして、横川と言えばこちら。峠の釜飯。日本最古の駅弁?としても有名です。
信越本線の特急あさまに乗ってこの釜飯を食べたかった・・・
本日最初のご飯ということで、一気に完食。
横川駅周辺にも「鉄道文化むら」があり「アプトの道」や、程近い「富岡製糸場」と共に今度ゆっくりと訪れてみたいですね。
帰りはそのままR18から上信越自動車道の松井田妙義ICから一路東京へ。
関越道に入り高坂SAで小休止。
高坂ではMOTO NAVI温泉で知り合った面々との再会やMOTO NAVI編集部の皆さんとの遭遇もあり、コーヒーを飲みつつしばし歓談。
そういえば、ここに来たのは、ちょうど一年前のMotorist Dayぶり。
今年は、バイクの不動もあり一度も開催できず・・・反省。
12月とか真冬に開催ってのもアリでしょうか?
15時くらいに帰る予定が、結局日も落ちて暗くなった18時。
12時間ほどで500kmを走ってきました。
訛った身体のナラシにはちょうどいい距離感。
いよいよ私のバイクシーズンが本格始動ました!!
ツーリングの裏目的であったウォームパンツのテストは、ツーリング日和の快晴のおかげで朝のうちだけ。また次の機会にでも・・・。
雨男と囁かれていたのも、これで払拭!?
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この記事を書いた人
趣味はオートバイとバスケ、トライアスロン、ウインドサーフィン。 オートバイはDUCATI 1098とMV AGUSTA BRUTALE 800、HONDA MONKEY BAJAに乗っています。自転車はORBEAのカーボンTTとGIOSのアルミ。最近行けていませんがウインドは三浦海岸がホームです。 趣味は幅広く、好きなことはより深く。がモットー。雑学・知識の引き出しを日々増設中―。
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