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TOKYO WHEELS
2020.06.05 Fri
ここに来て、人気再燃!?でしょうか。売れています、PAS NORMAL STUDIOS(パスノーマルスタジオ)。
前回のBlogではPNSの進化系ともいえる【T.K.O Collection】をご紹介しました。でも、投稿したあとに気づきました。「ブランドのアイテム紹介するなら、まずは定番からじゃなね?」って。
ということで、今回はPNSの定番ともいえる【Mechanism Collection】をご紹介。
■ブランド力を体現する、超級シンプルデザイン
<Mechanism Jersey ¥24,000+tax>
2000年に突如彗星の如くサイクルアパレル界に現れたPAS NORMAL STUDIOS。当時は国内での入手方法も不明で、着ている人は僅かでした。
デンマークはコペンハーゲンという、北欧を代表する場所で生まれたPAS NORMAL STUDIOSは、「普通ではない」というフランス語に由来します。
某Ra●phaが作り上げたオシャレサイクルウェア界に新たな風を吹かせ、それまでRa●pha一辺倒だった人たちがこぞって乗り換えたブランドの代表的存在でもあるのです。
そのデザインは、とにかくシンプル。最小限のブランドロゴが胸元と背中、ビブに関しては裾にちょっと入っているだけ。デザインの究極系ともいえるシンプルさです。
当時ハデハデなデザインばかりでビタミンカラーが多かったサイクルウェア。彼らは「自分たちが着たいウェア」を作ることで、今のシンプルでクリーンなデザインに落ち着いたんだとか。
■スーパータイトフィットなウェアの意味
PAS NORMAL STUDIOSのウェアは、それまでのどのブランドよりもタイトなフィット感が特徴的です(一部モデル除く)。直立しようものなら、ウェアの裾とビブの間からおへそが見えるくらいに着丈も短く設定されています。
これは、PAS NORMAL STUDIOSのメンバーが「スーツがビジネスマンの正装であるように、サイクルジャージはロードバイク乗りの正装であるべきだ」という考えが根底にあるからなんです。乗車姿勢を取ったときにどれだけ美しく見えるか、というポイントに彼らの美学があるのです。
■デザインやフィッティングにとどまらないコダワリのアイテム
ここまで彼らのウェアに対するこだわりポイントをお伝えしてきましたが、これだけならもしかしたら他のブランドでもコンセプトとして考えているかもしれません。PNSが他と大きく違うのが、商品開発に対する情熱の深さなんです。
代表的な例がビブショーツ。彼らはオリジナルの生地を使用してビブショーツを生産しています。その理由は、色付きのビブショーツの場合、ストレッチによって白っぽくなってしまうことが一般的なんですが、彼らはそうならないように生地を染色し、着用時に見た目が損なわれないように気を配っているのです。
現在、ヨーロッパを始めとする海外では毎日のように数多のサイクルウェアブランドが登場しています。しかしその多くは、独自のデザインを既製のジャージにプリントしただけのものであることがほとんどです。
一度PAS NORMAL STUDIOSのウェアを着れば、彼らがデザインだけのブランドではないことがハッキリ分かるはずです。
オガワ
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この記事を書いた人
自転車が好きすぎてTOKYO WHEELSで働き始めてしまった自転車バカ(坂バカ)。今ではお店に立つことはほとんどなくレアキャラ化しており、基本的には中の人として仕事に従事。様々なサイクルウェアブランドの仕入れを行い、実際に身に着けて走る中で、それぞれの良さを見つけ出し情報発信し続けていく。
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