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TOKYO WHEELS
2019.08.17 Sat
クラシックタッサーなんていう格好良い名前が活かしてるダズン(doesnotmanufact)のサコッシュ。サコッシュは多く使って来ましたが、これはサコッシュの問題点を絶妙に解決した名作登場です。
僕が感じるサコッシュの問題点:
・付けていると中の物が動き、バランスが崩れ気持ち悪い。
・自転車に乗っていると前に落っこちてくる。
バランス崩れる問題は3:2で解決。
このクラシックタッサー(正確には生地の名前なのですが。)はそのあたりの問題を解決。プロトタイプの時にデザイナーの濱口さんが自慢げに言っていたこの台形のようなバランスを崩した四角形の形が肝なのです。
3:2の長さの差があるのですが、ものを入れると長い方に偏って落ち着く構造。だから中で物がぐちゃぐちゃと動かない。もちろん絶妙に物が入るけど入りすぎない大きさもそうですし、ナイロンのように柔い生地を使っていないのもポイントなのですが。
この小さいミニポーチにはいろいろと知恵が詰まっているので、先を急ぎます。
自転車に乗っても安心な。
このポーチ最大のポイントはフレームバッグやハンドルバーバッグになる、というところです。しかも面倒なラチェット取り付けなどは不要でシンプルにスナップボタン。
スナップボタンを2つハンドルに止めれば瞬時にハンドルバーバッグになります。暑い夏でも体に下げておく必要がそもそもないので、自転車で前傾姿勢になった瞬間に前にサコッシュがずり下がってくる問題を解決です。
しかも生地が64クロスと同じコットン60%、ナイロン40%の生地「クラシックタッサー」なのでハンドルバッグとしての強度も安心感あります。多少引っ掛けても破けなそうな安心感は大事。しかも64クロスって元々昔のアウトドアウェアで使われていたもの。雨を含むとコットンが水を含み密度が高まり防水性が高まる、という生地なのです。ジップも防水ジップなので、通り雨程度なら、この中に入れてしまえば貴重品も安心です。
ちなみに僕は手前側につけたりしてます。
これだとちょっと物を入れておいたり出したりするポーチ代わりにも使えます。
この日はクアッドロックを付け忘れてしまったのですが、スマホもここに入れておいて事なきを得ました。自転車乗る時にはクラシックタッサーは持っておいた方良いな、とつくづく感じました。
これ以外にも使ってると愛着が湧いてくる便利機能がわんさかあります。
ショルダーコードの調節機能がイタリアンレザーを使ったオリジナルパーツなのですが、これがシンプルなのに秀逸。
短くするのはここを掴んでコードをもう片方の手で掴んで引っ張るだけ。すぐに緩みそうなのですが、てこの原理?なのか緩みません。
そして緩めるのは片手でOK。
ここを引っ張るだけ。
午前はバスケで午後はカフェでお仕事だったのですが、午後はこんな感じで。
ナイロン素材と違ってスポーツ感が無いので、どんな格好でも合うのも嬉しい。あとなにげにスナップボタン部分がゴールドなのも、なんか男心をくすぐるオシャレ感なんですよね。
自転車移動も含めて丸一日使ったの、実は今日が初めてだったのですがこんなに使えるサコッシュなかなか無いです。サコッシュよりも自転車乗りには使いやすく、フレームバッグよりも普段使いしやすい、まさに隙間を突いた名作である、と断言しておきます。
カラビナもプラスティックですごい軽かったり、リフレクターついてたり、内部が2つに別れてたり、内部にもカラビナが付いていたり、本当によく考えられてるのですが語り尽くせないので、ぜひ手にとっていろいろと試してみてください。
※あるいは新たにYOUTUBERデビューした大阪のT.オオミヤがやってくれるかも。
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