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2019.05.26 Sun

TOKYO WHEELS

初心者サイクリストはこれを買え!【初心者サイクリスト入門 Vol.1】

ロードバイクを買ったばかりのロードバイク初心者の方から「なにを買ったら良いですか。」と漠然とした質問を頂くのもTOKYO WHEELSの特徴です。
確かに私達は”お洒落”な”自転車向けグッズ”や”サイクルウェア”の販売に特化しており、未だに「え?売ってないの?!」と驚かれるんですが、自転車本体は販売しておりません。^^;
そういうお店だからこそ、アフターバイクセールスへのサポートはしっかりしていきたいと思っており「バイクを通してどういう楽しみ方があるのか。」から「なにを買ったら良いか。」の提案までバイクライフ・スタイリストとしての役割を担っていく所存であります。
で、初心者の方からのなにを買ったら良いか、のご質問に対する通り一遍の回答をしますと、
鍵とライトとヘルメット
の三点セットです。(その次はグローブ。)
この3点セットは自転車乗り的にもこだわりのポイントなのですが、割と初心者サイクリストは納車された自転車屋さんでついで買いしてしまう方も多いようです。ただ自転車屋さんだと選択肢が少なく、すぐに見た目も機能も物足りなくなりTOKYO WHEELSに駆け込んで買い替え、という事案が多く発生しています。
自転車の納車前にTOKYO WHEELSに購入予定自転車どういう乗り方を想定しているか、そして最も重要な予算感を含めてご相談ください。(予算感については遠慮なく指定してください。安くても良いもの一杯あります。)
買い替えとなると二倍のお金がかかって結局予算を削ることになるので納車前に相談が基本です。納車されたらすぐに乗りたくなっちゃいますからね。
といいつつ、この3点セットについてはよく言われますし皆さん気が付かれているポイントだと思うので、それ以外で初心者サイクリストが忘れがちだけど絶対に必要になるアイテムのご紹介をしてみたいと思います。
それは。。。。
これだ!ジェレミーカイルのSPDシューズ!!
うわー、格好良いーーーー!!!けど、これなわけない。こんなんもっと先の先でOK。
本当はこれ。
薄手のウィンブレです。
初心者の方、薄手のウィンブレの威力を過小評価しすぎ。街乗りだろうと、マジ乗りだろうと、自転車乗りになった以上はまず真っ先に買うべきアイテムだと言っても過言ではありません。
利用シーンは大きく3つ。
・朝、体が温まる前。夜、気温が思いの外下がった時。自転車降りて少し外を歩く。
・雨が突然降ってきた。
・ヒルクライムした後の下り。(実はこれが本来の使い方ですが、相当乗り込まないとこの域には来ないので、今回は割愛。)
まず気温調整。自転車は体温の上がり下がりが激しい乗り物ですから、これを平準化してくれる緊急アイテムは必須。改めて説明するまでも無いでしょう。
次に雨対策として。自転車乗っているときの雨は馬鹿にしちゃいけない。細いタイヤでスリップもしやすく、ブレーキも効かなくなり、非常に危険です。
なぜそんな雨の物理的な危険性がウィンブレに関わってくるかというと、
人間の集中力の問題。
ウィンブレは雨の寒さからの保温機能もありますが、雨粒が体に当たることによる集中力の欠如を防いでくれます。雨が降っている時にある程度の距離を走ったことある人にはわかると思いますが、雨は小雨でも集中力が乱されます。
頭部はメガネをしていれば意外に大丈夫で、足は鈍感なのですが、腕にあたる雨粒は気になるものです。春から夏、秋にかけてショートスリーブで自転車に乗っていて雨が腕を叩く感覚は確実に集中力を奪い、事故に繋がります。
ましてや天候の変わりやすい昨今の日本では安全対策としてのウィンブレの携行は必須としておきたい所です。(アームウォーマーでもいいのですが、着脱が多い自転車ライドではウィンブレの方が実は便利だったりします。)
なるほど、わかった。そういえばウィンブレ持ってるわ。コレ使おう。
と思った方。それ間違いです。
自転車には自転車用のウィンブレがあるんです。自転車用に作られているポイントってなんでしょうか。
自転車用ウィンブレの5つのポイント
・小さくて軽量。常に携行できる。
・サイクルジャージのバックポケットに容易に収まる。
・軽量コンパクトにするために、余計なポケットやフードなどの装飾が無い。
・単に保温が目的ではないため、ベンチレーションが大きめで蒸れにくい。
・前傾姿勢になっても問題ないパターン、腕が長め、フロントにポケットを持ってこない
普通にアウトドア用のウィンブレを流用することもできますが、少し距離をしっかり走るようになってくると、それは全くスペックアウトであることが理解できると思います。特に3つ目の蒸れないという所の考え方が全く違います
そして今回それらの要望を叶えるTOKYO WHEELSオリジナルの軽量ウィンブレは、上記の自転車向け仕様をこなしつつ、さらに街乗りコーディにあわせても違和感ないように調整されています。
大きく切り返しデザインで取られたメッシュのベンチレーション。脇から後ろに風を逃していきます。
パッカブルになる小さなポケット。余計な装飾は無く、くるりとひっくり返すだけの仕様で軽量化されています。
勿論サイクルジャージのバックポケットに余裕を持って入る大きさに。
この簡易なパッカブルデザインって大事で、こんなになってる人、たまに見かけません?
走りながら、押し込むとこんな風になっちゃったりしてるんですよねー。まあ走りながらパッカブルにできるか、と言われれば難しいので同じですが収まりの美しさは重要です。
本気のサイクルウェアブランドも軽量ウィンブレをこぞって出していますが、どちらかといえば、ビブ+サイクルジャージのパフォーマンスウェアに合わせるようにデザインされており、機能面が重視。
サイクルジャージにあわせて前が短く、後ろが長い、など街乗りに合わせるようなデザインにはなっていません。
もちろん見た目にこだわらなければ、パフォーマンス用の軽量ウィンブレの流用も問題ありませんが、街乗りが多いという方であれば、今回オススメしているPhilippeが良いです。
普段着の上に着てもギリギリOKなデザイン。
実はこのPHILLIPEの前作にあたるバージョンは店頭でイタリアの方が「こんな格好良いウィンブレなかなか無いよ!」と言って買ってくれました。
機能性を多少犠牲にしてでも見た目を大事にするイタリア人らしいモノ選びだな、と感心しました。
今作は前作よりは少しスポーティーなルックスになっていますが、その分機能性は高めていますし、ビブショーツにも合わせたい、というところも考慮しています。まずは薄手軽量ウィンブレとして一着いかがでしょう。
今回オススメした軽量ウィンブレ

この記事を書いた人

モリ

波乗り+バスケ+自転車+バイク+ファッション+LOVE=LIFE  好奇心旺盛、なんでもやらないと気が済まない!!

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