思いのほか反響の大きかったPart1。皆さん自転車好きを拗らせるとレンタルサイクルまで興味でちゃうのね。いや、はたまた、あの旅行などで感じる自転車ロスのストレスを晴らすために検討しているのか・・・。
そういえば、前回乗るまでのディレクションを書いたのに、一番大事な会員登録方法を書き忘れました。まず会員登録しないと乗れません。
SUICAなどのIDカードを使った登録方法もあるそうですが、僕はとりあえずパスコード入力で良いので、会員情報とクレジットカード番号を入れて終了。これでUBERのように支払いの手間とかが省けます。
早速乗ってみましょう。乗るのも簡単、自転車についているテンキーで4桁のパスコードを入れて解錠すればOK。
その後ハンドルに付いている電動自転車のスイッチをオンに。モードがいくつかありますが、”パワーモード”にするとかなり電動が機敏にサポートしてくれます。
不安な方も、自転車に親切にディレクションも掲示されているので、見ながらやれば楽勝です。
実際に乗ってみると電動自転車はやっぱり楽です。この後大阪店スタッフのキタグチにも乗らせてみたのですが、ものすごく楽だと驚いてました。
日本の交通法規では無免許で乗られる電動アシスト自転車は24km/hまでしかサポートしてはいけない事になっています。(それ以上になると自動二輪になるので車検も通さなくてはいけないし、免許も必要。)海外ではもっとレギュレーションが緩く、かなりの速度が出ます。
個人的感想としては24km/h以上でサポート全くゼロになるってちょっとルールとしては厳しすぎる印象。特にこの電動自転車はシステムを載せている分、重量が重く、サポートが無い速度帯で走ろうとすると完全に鉄下駄と化します。
その為、車道を走っていると女の子のママチャリなどにガンガン抜かれて行くので、そういうのが悔しく感じてしまう方は向いてないかもしれません(笑。
この日本独特の規制により海外の電動自転車がそのまま輸入できない、など弊害も出ており、現在徐々に世界的に盛り上がりを見せている電動スポーツ自転車市場においてまた日本だけガラパゴス化しそうです。相変わらずのマーケットを見ない自転車行政の遅れについては、また別の機会にでも書きます。
いずれにしても24km/hの範囲内では非常に快適。前かごも大きめなものが取り付けられていて暑い夏にバックパックを背負わなくて良いのは助かります。小径車なので足つきもよく、車体が安定しているのも安心です。
停車も小柄な女性でも問題なくできると思いますし、頑丈な鍵が元々ついていて、パスコードで解錠、という仕組みも便利です。
盗難されたら10万払うの?
ここでふと「利用中に自転車が盗まれたらどうなるんだろう。」という疑問が。早速WEBで利用規約をザザッと見てみましたが、盗難されたら「盗難にかかる負担金を支払うこと」となっていて、他のページもあさってみたのですが、それ以上の情報は無し。
負担金っていくら?とりあえずサポートに電話して聞いてみました。
すると、「車体にはGPSが搭載されており、盗難されても場所がわかるので、その回収費用として5000円程度をもらい受ける。」とのこと。自分で取りに行く場合はその費用はかからないようです。(ただ、回収されるまでの時間はレンタル料金がかかるような雰囲気でした。)
「GPSでも探せず完全に盗まれたら、車体本体の費用として10万円とか請求されるの?」という質問に対しては、今までそういうケースが無いのでなんとも言えない、と。実際にそうなってから判断、という感じのようですね。ただ、雰囲気的にはそこまでの請求がされる事はなさそうな感じでした。
WEBサイトの作りとは真逆に自転車やルールなどのサービスとしての作りは結構しっかりしているな、という印象。よくよくWEBサイトを見ていると乗車中の保険もしっかりついてました。
さて折角の自転車なので、お決まりの自転車乗りあるある自撮りを。
全くもって残念な結果ですが(30枚ぐらい撮った)、とにかくもやっぱり気持ちいい。大阪は特に街がコンパクトでほとんど平地なので、特にレンタルバイクには最適です。
電車移動よりも気楽で、徒歩移動より楽。そして途中で様々な発見もあり。
途中で赤の小径車に乗ったイケてる兄ちゃんが向こうから来たので、「お、仲間かな。」と思ってニコっとしたら、よく見ると彼の自転車は全然レンタルサイクルじゃなくて、迷惑そうな顔されました。多分お気に入りの赤い自転車で「お前と一緒にするなよ!」って感じだったのかな。。
折角なのでTOKYO WHEELS大阪店にもそのまま店内に乗り込んで(その名の通り)記念撮影。
ロードで信号待ちしている風でカッコつけてポーズしてたら、「いやいや、そんなにカッコよくないですよ!!」とキタグチから適切なツッコミを頂きました。ありがとう。
折角だからassos proshopにも設置。
うんうん、意外にハマってる。なにも言わなければ違和感なく受け入れてしまいそう。
これまた折角だから、assosとのコラボレーションができないかを考えました。そこでキタグチにassos着用カリッカリのスタイルで乗ってもらうことに。

すっごい向こうに目立つオレンジの人が。
お。
おお。
おおおー。
やっぱ違うか・・・。全然違ったよ、キタグチくん。
なんか”やりきりましたよ”感を出してるのが、ムカつく。
ドヤっ!(いや、カッコよくねーから、それこそ。)
戦隊モノみたいになってしまいました。
キタグチのドヤ顔が飛び出したところで、長くなりすぎたので、今日はここまで。次回は最終回。旅先でレンタルバイクの便利な使い方、です。