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TOKYO WHEELS Osaka
2020.07.04 Sat
フラットペダル復権中!
自転車に乗り始めたばかりの方にとっては「なんのこっちゃ?」だと思いますが、靴底に金具を着けない、いわゆる普通のペダルを「フラットペダル」と言います。
※金具がつくのは「ビンディングペダル(SPD、SPD-SLなど)」です。
これまで、自転車用シューズと言えばビンディングペダル対応のシューズを差すのが普通でしたけど、最近はちょっと事情が変わってきてます。
スピードを求めない、攻めない乗り方をする人が日本でも増えて、普通のペダルの人気がググっと上昇中!
それに伴って、探している人が多いのがフラットペダルに向くカジュアルなシューズです。
普通のスニーカーでももちろん乗れますが、疲れにくさや漕ぎ易さと言うという点で、自転車向きのものがやっぱりおすすめ。
1.カジュアル自転車シューズの条件
普通のシューズと自転車向きのシューズ、何が違うと思いますか?
軽さ?
これはあまり関係ないかもです。カジュアルライドでは、軽さよりも疲れにくさの方が大事。分かり易く言えば、しっかりしたシューズであるかどうかです。
軽くて柔らかいシューズで自転車に乗ると疲れやすく、あまり向いていません。長距離ではしびれが起きたりもします。
靴紐が引っ掛からない工夫?
これも実際はさほど・・・。あまりに長いと巻き込むこともあるかもですが。
心配なら、このようにシューレースを通しておいて(シングルまたはパラレルといいます)結び目をまとめておけば、ほとんど引っ掛かりません。
・・・軽さや紐が重要じゃないなら、求められる条件とはいったい何なのか?
2.ここが違う!カジュアル自転車シューズ
▼ソールの硬さが最重要!
実は、いちばん大事なのは「ソール全体の硬さ」です。特に、インソール以外の「ミッドソール」「アウトソール」のふたつの硬さは重要です。
ペダルを漕ぐときは地面方向~斜め前方に力が加わりますが、このときソールが柔らかいと、不必要に曲がってしまって踏み込んだ力が逃げます。普通のスニーカーは大抵こうなるはず。
これは言わば「点」で踏んでいる状態となります。
対して硬いソールの場合は、ソールがほとんど曲がらないことで、踏み込みのパワーをあまりロスせずにペダルにしっかりと伝えられるというわけです。まさに「面」で踏んでいる状態。距離が延びれば伸びる程、疲れの差が出てきます。
硬いシューズって歩きにくくないの?
これが不思議と、いけます。歩けます。抜群のクッション性なんてのとは無縁ながら、ビジネス用のレザーシューズ等と比べれば段違いの歩き易さです。数分も歩けば気にならなくなりますよ。
▼ソールの厚さも結構大事
ソールが薄いシューズも、ペダルの硬さが不要に伝わってきてしまって良くないです。ある程度、ソールにボリュームがあった方が疲れにくいですよ。
3.復刻ミリタリーシューズが面白い!
大阪店が、カジュアルライド用にご提案しているスニーカーは、しっかりしたソールの硬さと適度な重量が自慢です。えっへん。
リフレクティブフレンチトレーナー【TOKYO WHEELS別注】※在庫稀少
モディファイド 1990’s フレンチトレーナー【1440CSL】
過去に実在したミリタリートレーニングシューズを現代の製靴技術、素材で焼き直したREPRODUCTION OF FOUND(リプロダクション オブ ファウンド)のシューズたちです。TOKYO WHEELSでは別注を仕掛けるほどのお気に入り。
日頃NBやadidasのカントリー系、NIKEのコルテッツ、ALLSTAR系のCONVERSEなどを愛用されている方はすんなり取り入れられるのでは。
NBでこの快適なペダリングは得られないと思います。
番外編?
同じブランドからはサンダルもリリースされてます。やっぱりこっちもミリタリーモノの復刻で、ソールが硬めで自転車で快適。
さすがにこちらは長距離向きではないですが、街乗りでのペダルの踏み感は、一般的なスポサンよりしっかりしてます。
夏はやっぱりサンダルですよね~!
店頭では、シューズを試着して、ペダルを実際に踏んでみることもできます。お気軽にどうぞ!
(シゲマツ)
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