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2016.06.13 Mon

ASSOS PROSHOP TOKYO WEST

「Mt.富士ヒルクライム」というイベント。

こんにちは、モガワです。

恥ずかしながらワタクシ、初めて「Mt.富士ヒルクライム(通称:富士ヒル)」に出場してきました。初めて、です。(私が毎年欠かさず参戦しているのは、もう一つの「富士ヒル」である、「富士山国際ヒルクライム」で、「富士ヒル違い」とはよく言ったものです)。

平均勾配5.2%、距離24kmで、なんと完走率が99%。参加者は今年も8,000人を超えたようで、すごい大会です。

例年ですと、このタイミングか一週早いタイミングで「富士山国際」のレースがあり、6月下旬の「ツール・ド・美ヶ原」に出場して~というのが流れなのですが、今年は一ヶ月も早く「富士山国際」があったこと、さらに6月下旬は仕事の都合で「美ヶ原」に出られないことなどが重なり、このタイミングで「富士ヒル」出場となったのです。

さて。ワタクシの大っ嫌いなロングヒルクライム。過去2回出場の「ツール・ド・八ヶ岳」ではことごとく惨敗を喫し、先日の試走でも決して「良い」とは言えないタイムでした。「こんなことならエントリーしなければよかったな」なんて思ったのが、レース開始2時間前 – しかし、フタを開けてみれば、自己ベストを大幅に更新する奇跡の記録をたたき出したのです。

– –
レース2日前の金曜日。実はこの段階でもまだ前泊するか当日入りするか悩んでいた私。エントリーは代理でも行うことができるので、知人に頼めばよい話だし、当日も4時前に出れば余裕で到着するであろう距離。でも結局は「前泊」を決めたのです。なぜかと言えば、レース前日会場で開かれるイベントに顔を出したかったから。
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イベント会場ASSOSブースに、実はちょっとだけいたんですよ!(気づいてくれた人、いたかなぁ)お客さんとはあまり話すことができなかったけど、たくさんのサイクリストがひっきりなしにブースを訪れる光景を見ながら、「やっぱり注目度高いなぁ」なんて思っていたわけであります。

そして、その日の夜。友人に無理言ってコテージに泊まらせてもらうことになっていたので、河口湖畔のコテージへ。夜は自炊ということで、買ってきた食材を調理して?ひたすら串を通す作業。
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夜はBBQ!(というか、ほとんど串焼きだったけど)ビールと日本酒を2~3杯飲んで、11時過ぎに就寝。

– –
レース当日は3過ぎに目が覚めました。隣のコテージのベランダで若い子たちが大声でしゃべっている声で目が覚めてしまったのです。さらにカラダが火照って暑く感じたり、布団にいたダニ?のせいか体が痒くて熟睡には程遠い感じ。3時半には全員起床して、4時半出発。この段階で「ナイススティック」を一本胃袋へ。
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天気は信じられないくらいの快晴。

駐車場着が5時ちょっと前くらいでした。半分以上は埋まっている駐車場の隅に車を停め、準備を始めます。着替える前に、明太子のおにぎりとウイダーインゼリーを食べて朝食は終了。いつもは食べ過ぎて途中で気持ち悪くなったり、トイレが近くなることが多いので今日はほどほどに。

駐車場を出る直前までとっても悩んだのが、ホイールの選択でした。決戦用の軽い「ZIPP404」にするか、普段から使い慣れており、金曜日にメンテナンスしてもらった「R-SYS」にするか。悩みになやんだ挙句、普段通りにやろうと腹を決め、R-SYSにて出場を決意。

当日は天気も良く、気温があがることが予想されたので、ウェアのチョイスも慎重に行いました。
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ジャージ:SS.campionissimo、ビブ:T.equipe、グローブ:Summer Glove、ソックス:Equipe Socks、キャップ:Exploit Cap、ヘルメット:JINGO、サングラス:Zegho Crystal

結論から言えば、このチョイスが大正解!スタート前、かなり暑く感じた日差しでしたが、走り出してすぐに背中部分の通気性の高さを感じ、とても快適でした。やはりジャージ一枚しか着ていないに等しい着心地は、特にレースのようなシチュエーションではアドバンテージになり得ると思いました。背中のメッシュも透けてビブのサスペンダーが薄っすら見えていますが、帰ってきてから背中を確認しても日焼け跡はナシ。

また、いつもなら開けることが多いフロントファスナーも開ける必要なく、かと言って特に暑さを感じることもなく。ジャージ内側に縫い付けられたSkinfoilが常に汗を吸い続けて外に発散してくれるので、ベタツキ感もありません。

頭部から流れ落ちてくる汗も、キャップのおかげで汗を感じず、走行中に顔をぬぐった回数がとても少なかったです。

– –
肝心のレース内容ですが、スタート時から常に気にしたのが、W(ワット)です。誰しもが陥りがちな「オーバーペース」を防ぐために、自分の平均出力を頭に入れながら、勾配の変化に合わせてしっかりと抑えたペダリングを心がけました。5%に満たない勾配では、アウター(52)×27~23辺りでこまめにシフトチェンジをしてケイデンスを80くらいにキープ。200W以下の時もありましたが、20km/hぐらいを目安に、きつくなったらWを確認しペースダウン。勾配が5%以上のところでは、アウターロー(52×29)にて225Wあたりにキープしながら踏み過ぎないよう心がけました。

その後も、淡々と勾配の変化に合わせてギアチェンジしながら進み、ゴール前の平坦区間では39km/hまで出し、後ろについている人がいたので前に出るよう促すも、だれも出てくれない(涙)これでゴール前に抜かれたらこの努力も水の泡に!ということで、最後の最後だけ踏んでゴール!

周囲に惑わされず、ひたすら自分のペースをキープすることだけに集中して走ったのは久しぶりでした。逆に言うと、ペースが同じ人が周りにいなかったので、悲しいかなスタートからゴールまで一人旅でした・・・
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タイムは自己ベストを11分更新し、73分!自分でもこの記録にはビックリでした。正確な記録は1:13:16で、年代別107位/957人、総合では467位/7329人。(個人的にはもっと上位に食い込みたかったなぁ・・・)

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ゴール後には、ASSOSのアジア担当のマーカス氏とパチリ。氏もSS.campionissimoジャージを着用してたようで、「Perfect wear,perfect」としきりに言っておりました。

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下山後は、名物?の吉田うどんが振る舞われ、エネルギー切れになった体に優しくしみこみました。

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いつもメンテナンスでお世話になっているEFFECTの日比谷氏。完璧なメンテナンスをありがとうございます。

と言うわけで、初参戦の富士ヒルは前日の宿泊から含めて楽しいイベントになりました。コースの攻略方法もわかったので、来年は70分切りを目指したいと思います。

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唯一のお土産と言えば、スタート直前に気づいたこの虫刺され。一日経った現在、熱をもって腫れ、痛痒くなっております・・・(涙)

モガワ

この記事を書いた人

オガワ

自転車が好きすぎてTOKYO WHEELSで働き始めてしまった自転車バカ(坂バカ)。今ではお店に立つことはほとんどなくレアキャラ化しており、基本的には中の人として仕事に従事。様々なサイクルウェアブランドの仕入れを行い、実際に身に着けて走る中で、それぞれの良さを見つけ出し情報発信し続けていく。

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