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Tokyo Motorist
2014.05.17 Sat
TOKYO Wheels大阪店にTokyo Motoristの一員として、
バイクで行ったことがないというのは、いかがなものか。
と、いうところから始まった、ツーリング企画。
気が付けば、大阪どころか、四国までうどんを食べに行くというツーリングに…。
前編は、金曜の夜に東京を出発し、夜通し走って早朝に四国に入り、うどんを食べ、徳島港から和歌山港行きのフェリーに乗ったところまで。
▼前編はコチラ:思い立ったが吉日。(うどんツーリング前編)
走行距離からすると、今回のツーリングの折り返し地点です。
紀伊水道を横断し、和歌山までは2時間の船旅。
本来であれば船内を散策し、あちこちの写真を撮り、船旅を満喫!!
と、なるのですが、今回ばかりは違います。
この2時間が、勝負なんです。
夜通し走って、眠気もピーク。この2時間でどれだけ眠れるかがポイント。
これから、東京まで帰らなければならないのです。
船酔いなんてしている場合ではありません。
乗り込んだら、出航を待たずに総員爆睡。
和歌山港に入港する頃、到着前特有のざわつきで目が覚めるのです。
意外にもスッキリ。
ここにきて初めてデッキに出て、最後の最後で写真を撮ってみたり。
和歌山港は船尾部分から接岸するので、ココで180度向きをかえます。
究極Vモンキー!!といった感じですね。
(究極Vモンキーをご存知の方はどれくらいいらっしゃるでしょうか…)
10:00に到着しその後は大阪へ向けて阪和自動車道を。
和歌山城や、和歌山駅前、和歌山市街地を通り過ぎ、一直線に和歌山ICへ。
10:30過ぎに阪和自動車道に入って、すぐの紀ノ川SAで小休止。
雲ひとつ無い青空!!とても良い天気で暑いくらい。
さすが紀州、梅干コーナーが超充実!!
うどんでは消化が良いのか、小腹が減ってきたところに、
「紀州うめどりカレー」の美味しそうな看板が。
迷わずいただきました!!
さらに、なんだこのボリュームは!!
パンでタマゴをサンドしているのか、タマゴをパンでサンドしているのか。
(どっちも同じことですが…)
もちろん、いただきました!!
お腹も満たされ、給油をして出発するのですが、ここまで順調の一言。
あとは、本題であるTOKYO Wheels大阪店に行き、東京へかえるだけ。
フェリーの時間、という1つの関門をクリアできたことで、
ずいぶんと気持ちに余裕が出てきました。
その余裕が問題を引き起こすとは知る由もありませんでした・・・。
紀ノ川SAからは、
阪和自動車道で泉佐野JCT、関空線経由の阪神高速4号湾岸線で大阪を目指します。
ここからは、明るくなり、天気も良く周りの景色を見ながらマッタリと走ります。
関空が見えたり、港湾部の工場が見えたり、USJが見えたり。
異変に気付いたのは兵庫県の看板を見たときでした。
ん?
兵庫県?
神戸??
大阪は、ドコ??
土地勘のない阪神高速。気が付いたときには神戸にいました。
首都高速であれば、こんなことありえません。
どこからか大阪に戻るJCTがあるのではないか、なんて淡い期待を胸に走っていたのですが、六甲アイランドの標識をみて現実を悟り、高速を降りるのでした。
降り立ったところは「芦屋」。
この風景、どこかで見たことがある、と思ったら、こちらも1年前に通っていました。
国道43号で、大阪方面に走りつつ、阪神高速3号神戸線に乗り、一気に大阪へ。
右も左もわからない、大阪。
分岐1つ通るのにも、恐る恐る通ります。
淀川を渡るにもドキドキ。
渡っちゃって大丈夫?とか思いながらです。
必死に頭の中にインプットした地図を思い出しながらTOKYO Wheels大阪店を目指します。
この時ほどナビが欲しいと思ったことはありませんでした。
(今となっては、全く欲しいとは思っていませんが)
やっとの思いで到着したTOKYO Wheels大阪店。
約1時間の遠回りは、一気にスケジュールを乱し、予定より30分遅れに。
大阪城近くのカフェでランチを食べ、マッタリムード。
帰る時間がどんどん遅くなってしまうので、あまりゆっくりもしていられません。
大阪店の佐々木と重松ともゆっくり話をする間もなく、別れを告げ、
岐阜から参加のDUKE200のF様ともここでお別れ。
一路東京を目指します。
神戸までいったせいで、給油スケジュールにもズレが生じ、
大阪市内で給油を済ませ、名神、新名神、東名阪を一気に抜け、御在所SAまでノンストップ。
意外にも目立った渋滞は無く17:00に御在所SAに到着。
ここまで来れば、愛知県はもうスグそこ。
愛知県が地元である私にとって東京―名古屋間は、走りなれた道。
感覚的にも、残り2ストップで東京、と考えると気分的にも随分と楽なのです。
距離計算をし、残りの休憩ポイントは浜松SAと足柄SAに。
愛知を抜ける頃には夕闇が迫り、三ケ日JCTから新東名に入る頃にはとっぷりと日は暮れておりました。
ここまでは順調そのもので、19:00に浜松SAに到着。
お腹いっぱいだというのに。浜松餃子なんて食べてる余裕すら。
東京まで残り300kmを切り、到着予定時間の目処も立ち、長かった一日ももうすぐ終わり―なんて考えていたのです。
そんなに甘くはありません。
こんなにも順調であることに疑問を持つべきだったのです。
浜松SAを出発してスグ、森掛川ICを過ぎたところから、ヤツはやってきたのです。
空から舞い降りる、アイツです。
ご存知、「雨」です。
高速道路上の電光掲示板には、
「森掛川―新静岡 雨走行注意」と出ているわけです。
走行中に得られる情報はそれだけ。
それを信じて走るのです。
雨の中、耐えに耐え、新静岡ICを過ぎる頃になっても、
雨は、止みませんでした。
それどころか、電光掲示板には、
「新静岡―新富士 雨走行注意」と出ているわけです。
おし、ちょっと伸びたんだな!
と思い、もう少ししたら雨は上がる、と耐えつつ走るわけです。
そしてやってきた新富士IC。
今度こそは、と期待しながら迎えたのですが、結果は同じ。
そしてついに、電光掲示板には、
「新富士―御殿場 雨走行注意」となりました。
御殿場=足柄SA
この時気付いたのです。
次の休憩まで雨なんだ、と。
淡い期待を抱くことも無く、淡々と雨の中走り続けて足柄SAに。
当初の予定では、21:00に海老名SAに到着予定の計画。
この時、既に21:30。
冷え切った身体を温めるべく、チョイスはうどん。
悲壮感が漂っていたのか、疲れた顔していたからなのか、うどん屋のおじさんが「お肉多めにいれといたから」と言ってくれた。
その言葉が、妙に嬉しかったり。
今朝もうどん食べたよな、なんて思いながら、
スゴク天気良かったな、なんて思いながら、
肉増量の肉うどんをすするのでした。
御殿場ICは東名高速の中での一番標高の高い地点。
だから、雨なんだな。下界に下りれば、大丈夫かな。
そんな期待を性懲りも無く。
SAの道路交通情報のモニタを見ると、東京ICまで雨走行注意の表示。
こうなりゃ覚悟を決めるのみ。
足柄SAから東京までは残すところ約100km。
途中、インカムのバッテリーも切れ、完全なる孤独。
こうなると、淡々と走りきる、それだけです。
案の定、自宅に着くまで雨は止むことはありませんでした。
到着時刻は23:30。
26時間半で総走行距離1267kmの日帰りツーリング。
無事完走です。
今月末の、MOTONAVI CAFE in九州はどうするのですか?と聞かれるのですが、
走行距離が20000kmを越え、DUCATI特有のヘッドガスケットからのオイル滲みを発見。
そろそろ大規模メンテナンスも視野に…と、いうことで、九州行きは断念。
その代わり、ではありませんが、近場の伊豆で開催される、MOTO NAVI温泉に参加します!!
詳しくはコチラから!!
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この記事を書いた人
趣味はオートバイとバスケ、トライアスロン、ウインドサーフィン。 オートバイはDUCATI 1098とMV AGUSTA BRUTALE 800、HONDA MONKEY BAJAに乗っています。自転車はORBEAのカーボンTTとGIOSのアルミ。最近行けていませんがウインドは三浦海岸がホームです。 趣味は幅広く、好きなことはより深く。がモットー。雑学・知識の引き出しを日々増設中―。
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