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もり氏
2020.04.29 Wed
コロナ騒動も長期化の様相を呈しリモートワークが普及しつつありますが、どうしても通勤しなければ行けない人もいます。そんな方の間で自転車通勤を検討されている方が増えている模様。実際にこのコロナ騒動で不景気な中でも自転車屋さんの売上は絶好調らしく、昨対で130%近いというお店も。
確かにわれらがTOKYO WHEELSにも自転車通勤の相談が非常に多くなっています。いつもこの3月から4月といった期の変わり目は新しく自転車を買った方や自転車通勤を始める方などの相談が多いのですが、今年は目に見えて多い感じです。どれくらいの距離ならいけるかな?どういう服装、バッグが良い?雨の対策は?などの相談がメイン。
そこで今回は自転車通勤歴13年のわたくし、もり氏(YOUTUBE名)が自転車通勤についてのアレコレをお伝えしていきます。自転車アパレルを取り扱っているだけあり、自転車通勤比率も非常に(異常に)高い会社でもありますから、そこそこノウハウはありまっせ。
まずは迷っている貴方を本気にさせるために、自転車通勤のメリットについて整理してみましょう。
●頭が冴える
寝ぼけ眼で電車に飛び乗ってオフィスにたどり着くよりも自転車で軽く心拍数を上げてから会社に行ったほうが明らかに頭が冴えます。冴えるだけでなく、いろいろな感覚を研ぎ澄ませながら自転車を漕いでいると、前向きになっている自分に気がつくはず。会社に行くのが憂鬱、って人はむしろ自転車通勤をおすすめします。これ、科学的にも証明されているメリットです。
●健康に良い。ダイエット効果も。
週に2,3回の自転車通勤でも格段に体作りははかどります。自転車は有酸素運動の最たるスポーツなのでダイエット効果もあります。自転車通勤自体のカロリー消費はそこまでありませんが、新陳代謝がアップし、脂肪を燃焼しやすい体になります。また最近では朝に適度な刺激を体に入れておくと、刺激を受けた部位が活発に動くため、いつもの運動(歩く、階段をのぼる等)でもカロリー消費がしやすい、という考え方も流行りつつありますね。
▶足が太くなるの?問題について:
「足が太くなるの?」というお声を女性を中心に聞きますが、それは漕ぎ方次第です。軽いギアでクルクル回すケイデンス(回転数)高めのペダリングであれば有酸素運動になるので筋力よりは心拍力がアップします。競輪選手などは短時間で爆発的な力を出すために、重たいギアでグイグイ回すトレーニングをしているからあそこまで太くなるのです。(もちろんそれなりの距離を走るようになってくれば多少は太くなってきますが、自転車通勤程度を行っても漕ぎ方に注意すればそこまで足は太くなりません。)
●実は電車よりも速い。満員電車のストレスなし。
都内であれば実はドア・ツー・ドアで自転車の方が早いケースが多いのです。なにより満員電車などでの不快な気分を味わう必要がないので、朝からストレスフリーな一日が始まります。
●寄り道がしやすい。
実はこの項目が自転車通勤の大きな魅力だと思います。電車や車通勤では気が付かなかったお気に入りの店が確実にできます。あれ?と思ったら入ってみればいいんですから。またSNSなどで気になったお店やカフェへも気楽にアクセス可能。電車だとわざわざ乗り換えて、、というのも億劫になりますが、自転車だとちょっと足を伸ばして寄ってみるか、というのも簡単にできます。
●有事の際にも有利な移動手段。
意外に盲点なのが有事の際の移動手段として。震災などの際に交通経路が遮断されて、何時間もかけて会社から歩いて帰った方もいらっしゃるかと。その時に自転車通勤だった方は、問題なく帰れたと聞きます。
メリットを語るなら勿論デメリットも語らないとビジネスマンとは言えません。自転車通勤のデメリットです。
●通勤時間の有効活用がしにくい。
通勤時間に音楽を聞いたり、英語の勉強をしたり、というながら通勤ができません。今は骨伝導イヤホンなどもあり自転車でも音楽ぐらいは聞ける?という流れもできつつありますが、まだまだ非主流派。ながら移動は苦手です。
●お酒が飲めない(T_T)
帰りにちょっと一杯引っ掛けていくか。一杯ぐらいなら・・・・ブーNG!です!自転車でも飲酒運転は立派な犯罪。軽く飲んでから帰る、というのはできません。するなら自転車は置いて帰りましょう。
●雨天だと乗れないのでストレスがたまる。
自転車通勤を始めるようになると自転車に乗れなくなるとイライラするようになります。雨が多い季節などでは1週間全然乗ってない!なんてことも。まあ、ある意味そのイライラは健全(自転車中毒?)だとは言えますが。
「家からオフィスまで〇〇Kmぐらいなんだけど、自転車通勤できますか?」という質問をよく受けます。結論から言えば根性さえあれば何キロでも可能です。実際弊社の自転車通勤組には片道25Kmや20Kmというツワモノが数名います。ただ、これはちょっと大げさな例で片道10kmぐらいが普通に自転車通勤できる圏内かな、と感じます。
10kmぐらいならゆっくり走っても40分程度。多少帰りが遅くなってもそこまで憂鬱にならずに帰れる距離。途中で小雨がパラついてもなんとか我慢して帰れるレベルということもあります。
あとはその距離をどの程度の強度で走るか、暑がりかどうか、などで服装や装備は変わってきます。もちろん自転車も。そのあたりについては次回以降でお話していきましょう。
上で着ているバイシクルスーツ。きちんとタイドアップも対応です。次回以降でご紹介!
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