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もり氏
2020.05.03 Sun
コロナ禍の影響でSTAY HOMEなGWです。自転車ツーリングもいけないので家でZWIFTでもやってみようかな、なんて方も多いのではないかと。そんな初心者ユーザーのためにZWIFTをはじめるのに必要なものを書き出してみました。
とりあえずはこの通りに集めていけば大丈夫!というリスト的な感じに。書き出してみたら意外に多かったのでGWで時間に余裕がある時に調査と準備は進めた方がよいですよ。
●スマートローラー
まずはこれが無いと話になりません。もちろん三本ローラーとかでも良いのですが、ズイフトとローラーとつなげて使うことでZWIFTは真価を発揮します。僕は自分の趣向上、自転車にはパワーメーターをつけていませんが、スマートローラー+ZWIFTのセットでパワーを基準にしたトレーニングができますので、効率が上がります。
前回もお伝えしましたが、私が現在使っているのはこちら。
マンションだと階下への振動・騒音問題が気になりますが、それをかなり軽減させた素晴らしいモデルです。折りたたむとかなり小さくなります。一軒家よりもマンション住まいが多い日本の住環境において、こういうスマートローラーが出現することでズイフトブームの追い風になったのです。
最近では各メーカーの静音化競争が激しくなっており、付加機能も充実してきているので、ちょっと目移りしている僕です。(Wahoo Kickrが気になっています・・・。)
●自転車
これは当たり前ですが自転車はもちろん必要です。「カーボンよりはスチールのほうが良い。カーボンだと負荷がかかり破損してしまう恐れも、、。」と信じていたのですが、改めて調べてみたら諸説あるようです。
基本的には自転車はホイールをつけて乗ることを前提としていますので、ローラー台での動きは検証されていませんし、保証対象外になるのが前提。実際スペシャライズドも数年前に公式にローラーによる破損は対象外と述べているよう。
しかし去年キャニオンがローラー台も保証内です!というリリースを出し、状況が変わってきています。Wahooもまた自転車は破損しないよ、というリリースを出しています。
という感じで、必ずしもカーボンフレームがだめ、というのは真実ではなくなりました。ただ実際に乗っている印象ではダンシングやスプリントなど高負荷・パワーで左右の動きをするとミシミシと音がするので、確かに寿命は短くなりそうだな、と。僕はダンシングやスプリントは基本的にはやらないようにしています。
このあたりは、1記事かけそうなので、また改めて調査してみます。
●スプロケとスプロケ取り付け工具
スマートローラーを自転車につなげるためのスプロケはスマートローラーには付属していませんので別途用意が必要です。あわせてスプロケを取り付けるための取り付け工具も必要ですので、その手配も忘れずに。
スプロケを付けて自転車を取り付けてみるとホイールに載せた時とギア位置が若干違うため、チェーンの位置がずれてギアの入りが悪くなりました。(僕はフロントにQリングを使っているのでなおさら。)このあたりのセッティングを上手にできるようになるといいですが。位置調整できるものを噛ませたりすると良いかもしれませんが、僕は面倒くさくてそのまま使ってます。笑
●ANT+対応のUSBスティック
PC(僕はiMacです。)からANT+を受信できるUSBスティックです。もともとは心拍計をGarminの胸につけるものを使っていたのでANT+でのデータ受信が必要だったのです。(現状は後述の通り、スマートローラーも心拍計もBluetooth対応になったので使うのやめました。)
トレーニング中に心拍計が取れなくなると焦りますし、やる気も失せるのでBluetoothより安定性が高いと言われるANT+のスティックを買ったのですが、むしろこちらの方がたまに途切れたりする事が多く、最近ではもっぱらBluetoothで安定しています。
●心拍計
心拍計はGarminの胸につけるタイプとPolar OH1という腕につけるタイプの2つもっています。バスケの試合などでは腕につけるのがNGですし、胸につける方が正確なデータが取れるので、胸のものを使っていましたが、なぜが途切れる事が多くなり、ZWIFTでは装着や洗濯の手間が面倒なので腕につけるタイプがメインになりました。
※ただ心拍計は場所をかえると若干、値が変わってしまうので、定点観測をするためには同じ心拍計を使った方が良いです。
このPOLARは世界初のワイヤレス心拍計を作った会社だけあり、利便性や信頼性はピカイチ。Garmin経済圏に取り込まれ僕の周りの様々なものがGarmin化していますが心拍計はPOLARが一歩秀でてるかも。
●マットとスウェットカバー
室内でZWIFTをやったこと無い人にまず言いたいのは「ZWIFTは汗との戦いだ。」ということ。室外で自転車乗っていると汗にあそこまで気を取られることはないのですが、室内だととにかく汗が気になります。室外でどれだけ汗が蒸散されているのか、というのを改めて認識するわけです。汗をかかないために水を飲まないという方もいますがそれは絶対NG。トレーニングになりません。
冬でもクーラーを最低温度にして扇風機ガンガン回してるにも関わらず、滴り落ちる汗は留められません。いらないんじゃない?と思った方も騙されたと思って車体を汗から保護するスウェットカバーと床を保護するマットは買って下さい。マットは静音対策にもなります。
一応上記には純正品のリンクを載せていますが、マットとスウェットカバーは純正品でなくても安いもの一杯Amazonなどにありますので、そちらでも良さそうです。マットは僕も純正品を使っていますが、スウェットカバーは早々にベロクロが壊れたので安いのを買いましたが特に問題なく機能しています。(一番上部の写真の一番上のものです。ハンドルとシートポストで三点留めします。)
●扇風機
これもズイフトやるまでは必要性を感じて無かったのですが、買って正解。いや買わないとまずいです。そこそこパワーのある家庭用を買ったのですが、業務用の強力パワーを買えばよかったと後悔するほど。クーラー最強+扇風機最強はセットで必須です。
Wahooはスマートローラーと連動するスマート扇風機?を出しています。展示会で試させてもらったのですが、直線的な風で風量も十分、また心拍数に応じて風量が変わったりするので純粋に「ほしい!」と思いました。これが最近Wahoo Kickrを買おうかと悩む大きな理由でもあります。笑
これこれ。これだけでも欲しいなあー・・・。
●保水性の高いジャージ
海外のズイフターなどを見ていると裸、ないしはインナーだけでローラー回している画像をよく見ますが、彼らはガレージのようなところでやっているケースが多いように感じます。それだと空気の抜けは良いですし、床が汗で多少濡れても平気なのでしょう。ガレージ、男の夢ですが、日本特に首都圏でガレージをお持ちの方は少ないでしょう。
※↑僕のお友達のJack(ウルトラサイクリスト)です。あれ?前はガレージみたいなところでやってたんだけどな・・・笑。まあ彼の場合はプロですし、それ専用の部屋っぽいのであまり気にしてないのかも。そもそも海外って土足ですしね。風抜け良くて気持ちよさそう・・。
通常の方はマンションの室内などでやるのだと思いますが、保水性の高いジャージを着ることをおすすめします。僕も裸、インナーのみ、速乾性強い汗を吸わない系ジャージなどいろいろ試してみましたが駄目でした。それだと滴る汗がすべて下に落ちてしまうから。きついメニューをこなしている時に汗が床に落ちるのが気になるのは精神的にも二倍きつくなります。なるべく汗を吸収して保持してくれるジャージを着るのが最適解です。(まあ好みですけどね。)
外では無敵だが、中では最弱なHigh Line Jersey。
●ブルカット
マットだけではどうしてもだめだ、うるさい。という方はブルカットを使うという手があります。僕も念の為買いましたが、たしかにマットの上にスマートローラー直起きよりもかなり振動が軽減されます。
※これを4つ用意してスマートローラーをその上に乗せる。
僕の場合は頻度は週に2,3回程度、時間にして1時間ぐらい、深夜早朝にやったりすることもないですし、特に苦情も出てないのでブルカットを使うのはやめてしまいましたが、集合住宅などの場合は有効です。
ただスマートローラーが上に上がる分、前傾姿勢がきつくなり若干ポジションが変わってしまう気がするので、そのあたりの調整が必要かもしれません。(僕はそれもあってブルカットを使うのやめちゃったのですが。なんか変に常に前傾になれているポジション設定の人、みたいになりたくなかったので・・・。)
これだけあればとりあえずは始められます。他にも快適にするためのグッズがいくつかあるのですが、多くなってしまったので別の機会に。
ね!揃えるべきもの意外に多いでしょ?ただ揃えてしまえば始めるのは簡単なので、このGWで一気に調査し、揃えていきましょう!アマゾンなどを見ていても品切れも多くなってきているので考えることは一緒なのでしょう。GWに出費しようと思っていたお金を思えばそこまで負担でもないと思いますので。。
なお、TOKYO WHEELS公式からも室内トレーニングを楽にする為のニュースが出てますので、こちらもご参考のほど。
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