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TOKYO WHEELS
2017.05.25 Thu
使い始めてかれこれ1年と半年ぐらいでしょうか。
●GIRO EMPIRE SLX
ホワイトカラーの宿命ですね、汚れや傷が目立ちます。クリート位置を深くしたため、つま先部分がフロントホイールに擦れることもあり、かなりのボロボロ感。
その代わり、と言ってはですが
サイド面や後部はキレイ。
このシューズの最大の特徴は、何と言っても「シューレースタイプなのに、プロユースのビンディングシューズである」というところですが、シューレースの利点、と言うべきところを個人的に挙げてみますと。
まず、個人的に大きなポイントが写真の○で囲った部分。足首部分の固定力が抜群で、例えばスプリントする時のようにすごい力をかける時でも、足がシューズから抜けそうになる(頼りない)感覚が一切ありません。
これは通勤の帰りに計測したもの。最後にスプリントをして、「重いギアは踏まず、そこそこのギアでケイデンスを120~130くらいまで持っていき、高出力を出す」というトレーニングの一環。このとき、結構なチカラで引き足してますが、シューズに対して一切の不安がありません。
そして、これが一番のポイントですが、
こちらの写真の矢印で示した部分。高さの異なる甲部分やつま先などそれぞれの締め付け力を、ポイントで微妙にコントロールできる、というのが最大のポイントかと。
これにより、常にシューズ内の足の締め付け感が均一となり、結果として高いパフォーマンスを発揮することができるようになるのです。その最たる例がコチラ。
パワーメーターが珍しくしっかりと機能してくれ、完全なログが残った先日のレース。シューズと足が完全に一体となっているので、均等に高い出力で走り続けることができた、というのはあります。
よく、デメリットとして「走行中に調整できないから、不便そう」という声を聞きます。ワタクシの経験談ですが、1年以上使って走行中に調整したいと思ったことは2回だけ。出発時に強く締めつけ過ぎてしまい、ちょっと痛みがでてきた、というもの。この2回で学び、今では紐の締め付け感はしっかり調整できるようになりました(言い換えると、緩めたいと思ったことはあっても、締めなおしたいと思ったことはありません)
アッパーがヘタレることもなく、非常に快適に使えています(安いシューズはアッパーが伸びたり、ベルクロが伸びて劣化しがち)。軽さ、剛性、ルックス、どれもピカイチ。
高い投資?いいえ、長く使えるシューズですので、結果として安い買い物になるはずですよ。
モガワ
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この記事を書いた人
自転車が好きすぎてTOKYO WHEELSで働き始めてしまった自転車バカ(坂バカ)。今ではお店に立つことはほとんどなくレアキャラ化しており、基本的には中の人として仕事に従事。様々なサイクルウェアブランドの仕入れを行い、実際に身に着けて走る中で、それぞれの良さを見つけ出し情報発信し続けていく。
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