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TOKYO WHEELS Osaka
2020.08.22 Sat
今日の大阪店ブログは趣向を変えまして!いつもの商品紹介はほぼナシ。前々から書こうと思っていた自転車×デイキャンプについて書きたいと思います。
ルートや立ち寄るお店など、同じルーティンの繰り返しだったりで、もしあなたが少しでも自転車にマンネリを感じているのなら。おすすめなのがこの自転車デイキャンプです。
自転車デイキャンプは日帰りで行うキャンプ。宿泊する自転車キャンプよりもずっと敷居が低いです。
思いついたら即!というのも自転車デイキャンプの良いところ。焚火をしないのなら河原なんかで気軽にやれます。本を読むも良し、コーヒーを淹れるも良し、昼寝するも良し。スローな時間を手軽に楽しめます。
必要なギア&グッズも、泊まりのキャンプの半分以下。しかも大型サドルバッグ等の特別な装備がなくてもスタートできます。
そんなわけで、ぜひトライしてもらいたい自転車デイキャンプ。必要なギア&グッズをまとめてみました!秋の足音もそろそろ聞こえはじめた今、準備をはじめるには最高のタイミングですよ。
この記事の目次
メインになるのがタープで、これがテントがわりです。春~秋の日中って、暑くてテント内には長時間居られません。それにタープの方が軽量で設営の手間も少ないです。自転車デイキャンプには、断然タープがおすすめです。
タープも色々な形がありますが「ウィングタープ」か「ヘキサタープ」というタイプがおすすめです。ポールを二本しか使わないので設営が楽ですし、平均的に軽いものが多いです。
目安としては
・設営サイズが3m×3m前後
・重さ300グラム~1kg(ペグを含まない)
・耐水圧1000mm~1500mm程度
このくらいのスペックを参考に選べば失敗が少ないはず。
価格は1万円を切るものから3万円近いものまでピンキリ。↑のモンベル・ミニタープHXはベタですが価格を考えれば良い選択かも。
ほかに・・・
・高コスパで知られるオクトスの各種タープ
・根強い人気のMSRのスルーハイカー70ウイング
・何十通りもの張り方が出来るPAAGOWORKS(パーゴワークス)のニンジャタープ
また、お洒落なのが良ければ、高いですが
・Hilleberg(ヒルバーグ)のタープ5UL
ちょっと重いですが色が今っぽく、張り姿が抜群にカッコイイ
・キャンパルジャパンのシステムタープペンタ3×3
なんかがあります。
また、amazonには怪しい!?チャイナメーカーのものがたくさん。私はよく知りませんが、勇気のある方は是非どうぞ(笑)意外な「当たり」があるかも知れません!?
ずばり、登山用品店か総合アウトドアショップがおすすめです。
今はキャンプがブームでキャンプ用品を扱うお店も増えてきていますが、その中身はファミリーキャンプ用品がほとんど。基本的に大きなものしか売ってません。
自転車デイキャンプで使うギア&グッズは軽さが命。同じく軽さが命の登山用品の中に正解がありますよ!
ちなみにですが、ホームセンターで手に入るものはオートキャンプ用です。重くて大きいので自転車デイキャンプでは無用の長物です。
タープの柱になるポールは大抵、別売りです。「ウィングタープ」や「ヘキサタープ」なら二本あればOK。
ポールは「アルミ製の折り畳みタイプ」と「テレスコピック」という伸び縮みするものがあります。
アルミ製が一般的で安価、ですが少々嵩張ります。テレスコピックタイプはコンパクトで、軽さは価格相応。カーボン製は特に高価。荷物を減らしたい自転車デイキャンプでは、予算が許せば後者がおすすめです。しかし高い!ボクも欲しいんですが。。1本しか持ってません(笑)
オーソドックスなアルミ製なら長さは160センチ前後が低すぎず、高過ぎずで人気です。太さは15ミリ前後がスタンダード。例えばこんなのとか。
テレスコピック式で評価が高いのはケメコのもの。バイカーの方はご存知かも知れません。収縮時の長さが45センチで、伸ばせば最大2メートル。なのに1本170グラムしかありません。
タープを立てる際に必要な、地面に打ち込む金属製の杭です。
タープに最初からついているものはやたら重いか、簡素なプラ製で頼りないかのどちらかです。アルミ製の「Vペグ」を、登山用品のお店で買うのがベターです。1本100円~200円くらいです。タープの設営に必要な数+余分に2本くらいあればOKですよ。
尚、ファミリーキャンプではペグ打ちにハンマーを使いますが、軽量なタープしか張らないデイキャンプでは、転がっている「石ころ」でなんとかなります。ハンマーは重いのでできれば荷物から削除したいですしね。。
本を読んだりコーヒーを飲む程度ならイスを。
寝そべってくつろぐならレジャーシートやエアマット、って感じでしょうか。
イスは軽量・コンパクトな物がたくさんリリースされてます。ボクはこの方と同じ↓「ヘリノックス チェアゼロ」をよく登板させます。最近、新色が出たらしいですよ!
寝そべってくつろぐなら、地面の状態と相談って感じでしょうか。
公園の芝生など、整地された平坦な場所ならレジャーシートで大丈夫、でもそれ以外の場所ではレジャーシートでは痛くて寝ていられません。
河原のような石だらけの場所は勿論、例えキャンプ場であっても地面の状態が悪い場合は多々あるので、そのような場所ではシートの上に登山用の「エアーマット(寝袋マット)」を敷きます。寝返りは打てませんが、寝転がってもとりあえず痛くは無いです。
他に、折り畳み式の「フォームマット」というものもキャンプでは定番ですが、自転車で運ぶにはいささかデカイ。のでここでは取り上げませんでした。
ちなみに、簡易ベッドの「ウルトラライトコット」が、地面系の悩みをほぼ解決してくれますが、自転車で運べるようなコンパクトで軽いものは世の中にたった数モデルしか存在しません。しかも高価!
でもいいですよ、このコットとか最高。
とにかく一度出掛けてみて、椅子で良いのか、それ以外なのかを検討した方がいいです。
ここまでの必須アイテムだけなら、こんなカンジのバッグに余裕を持って収まります。
パッカブルサコッシュ【packable sacoche x-pac】
サドルバッグ等の「自転車バッグ」を買わずともデイキャンプはできますので、タープ他を買ったら、とにかく一度走ってみるのをおすすめします!
さてここからは、自転車デイキャンプを充実させる「準必須アイテム」をご紹介です!
やっぱり、あった方が何かと便利なのがミニテーブルです。地面が凸凹だとコーヒーを淹れるのにも一苦労ですしね。
これやこれが定番ですが、ちょっと調べれば、折り畳みできる軽量な物が山ほど出てくるはず。
タープやイスほど強度が必要なものでもないですし、安価な中にも良いモノがたくさんあるように思います。探してみて下さい!
お湯を沸かしたり、ちょっとした調理をするなら欲しいのがこのコンビ。これもキャンプの大きな楽しみのひとつだったりしますし。
シングルバーナーは登山用のものが無難ですし軽量&コンパクト。ボクのオススメはこれです。
ポイントはガスカートリッジ選びです。自転車デイキャンプの場合、100gの最小タイプがいいですよ。
クッカーはアルミとチタン製が主流です。チタンの方がグッと軽いのでおすすめです。これも様々なメーカーから出ていますので選ぶ楽しみがあります!
サイズに気を付けて選べば、バーナーもカートリッジも、ついでにカトラリー(スプーンなど)も、クッカー内にすべて収まります。
登山用のコンパクトなスプーンやフォーク「カトラリー類」。
本を読むにはタープの下はちょっと暗かったりするので、手元を照らせる小さな「クリップ式のLEDライト」や、小さな「LEDランタン」。
コップにも皿にもなる「シェラカップ」。キャンプ感が出て気分が盛り上がりますしね。
火種はなにかと必要です。「ライター」や「ガストーチ」。
・・・こんなものがあればより自転車デイキャンプを楽しめますよ!
ボクは毎回、必ずテーマを決めて行ってます。
「今日は釣りをしよう」「料理しよう」「写真を撮ろう」というように。
焚火は王道。秋になったらぜひぜひ。
毎回テーマがある方が楽しいですし、長続きする秘訣だと思ってます。
あれこれやろうとすると過積載になりますし、時間も足りなかったりするので、テーマは毎回ひとつだけです。
自転車は、あらゆるアウトドア遊びと相性がいいので、活用しない手はないですよ。
さまざまなイベントが開催しにくい今、楽しみは自分で企画しちゃえ!くらいのノリで、出掛けてみてはいかがでしょうか。
自転車デイキャンプについて分からないことがありましたら、お気軽に大阪店までお越し下さい!
(シゲマツ)
「自転車だって、ファッションだ。」
TOKYO WHEELS 大阪店
◆SHOP INFO
大阪府大阪市西区西本町1-2-1 AXIS本町ビル 1F
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