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2020.07.21 Tue

TOKYO WHEELS Osaka

【夏の自転車トップス事情】重ね着した方が涼しくなるってホント?二年がかりで試してみた。【ファイントラック】

近頃、まことしやかに囁かれる「下着(ベースレイヤー)を着た方が夏は涼しい」説。実際に、そういう看板を掲げて売り出されるモノも出現。シャツやポロシャツはもちろん、Tシャツやカットソーなどの「一枚もの」でもやっぱり下着(ベースレイヤー)を着た方が涼しいのだとか。

それホント?というわけで、TOKYO WHEELS 大阪店のベースレイヤー大好きスタッフが、二年がかりで検証してみました。文章多めでスミマセン!チューネンの汗まみれの写真のどこに需要があると言うんだ!

 

 

「着ると涼しい」はほとんどがウソ?

身もフタもないですが、恐らく世にあるほとんどの下着(ベースレイヤー)は、着てもさほど涼しくならないんじゃないかと。Tシャツ一枚で居た方が涼しいんじゃないかなと思います。

それは何故か?
大半の物が、肌に触れた時に暖かく感じてしまうからです。体感温度が上がっちゃいます。保温しちゃうんですね。

また、通気性の悪そうな、目が詰まった生地は汗をかくともうダメ。具体的な商品名を挙げるのはやめておきますが、どの街にもある量販系ショップが主力としている物です。汗をあまりかかない状態での着心地は良いのですが、汗を吸うと通気性が一気にダウン。スポーツにはもちろん普段もちょっと辛いなって感じてしまいました。

今流行り?の「接触冷感」にも、通気性が悪そうなものがまぁまぁあるので、スポーツをする方はちょっと注意が必要かもです。

ただ、例外があるみたいです。ありました。

 

まったく暖かくないベースレイヤーなら可能

答えから言っちゃいます。あくまで個人の感想にすぎませんが、コレに限っては「着ている方が涼しい」と思わせてくれる場面が幾つもありました。finetrack(ファイントラック)のドライレイヤー・クール

ドライレイヤー・クール商品一覧

ボクが意識して普段具との重ね着を始めたのが昨年の夏から。もちろん下着(ベースレイヤー)はそれまでもずっと着てきましたが、自転車に乗らない時や、Tシャツスタイルの時すらもほぼ欠かさず着るようになった感じです。


ああ。。。今朝も買ってしまった。今シーズン二枚目。ボクは脇汗をあまりかかないので、ノースリーブをお試し買い。これまではTシャツタイプを愛用です。

この手の高機能アンダーウェアってヤツは登山系の物が性能面で最先端なので、名の通った登山系のベースレイヤーはかなり着て試しましたが、今のところ、これがいちばん成績が良い感じ。

その違いは、身体を温めるような生地感や機能がほぼないこと。そして極めて薄いこと、ダメ押しで通気性がトップクラスに良いこと。でした。

 

ゆったりトップスほど差が出た!

着ていると涼しいことに気付いたきっかけは、ゆったりトップスにfinetrackの旧作「パワーメッシュ」(旧作、廃番)を合わせたこと。汗ジミがいつもよりグッと減る、結構お気に入りの組み合わせで。(汗染みが出にくい理由はいまだに良くわかってません笑)


※ある日の通勤(電車)直後。晴天無風の暑い日でしたが汗ジミが殆ど確認できず、の図。

finetrackは「ベースレイヤーの上には、ある程度タイトな速乾アイテムを着てくれ」って公式で言ってます。そうしないと効率良く汗を逃がせないからと。
でもボクはこのオキテを破り、ゆったりシルエットのトップスの下にも着続けて来ました。そしたらこれが悪くなくて。

 

で、去年の話なんですが、汗ジミ軽減に期待しつつ、いつものようにfinetrackを着ての通勤中にふと。下に何にも着ていない時よりも明らかに、finetrackを着ている方が涼しい感じが。しかも気温が上がるほど実感できて、こりゃ間違いないわと。

でもその理由は最近までよく分かってませんでした。

そして迎えた今年の初夏。「パワーメッシュ」は昨年で廃番となり、新作「ドライレイヤー・クール」へとバトンタッチ。ボクももちろん買い替え。「パワーメッシュ」から格段に上がった着心地の良さを、お客様と意見を交わしながら楽しんでおりましたが。

湿度マックス+30℃オーバーな「もう無理・・・」な日に、たまたまベースレイヤー無しで、カットソー一枚で出勤したんですよ。

この時にようやく気付きました、肌と洋服の間の空間がやたらと蒸していることに。

肌表面で蒸発した汗が、肌とトップスの間で暖かく分厚い空気の層を作ってしまっているようで。ゆったり系のトップスほど顕著。肌とトップスの間がちょっとしたサウナ状態になってたみたいです。

finetrackのドライレイヤー・クールを着ているときはこれが随分とマシに。
かいた汗を生地が「薄く延ばす」ことで、ベースレイヤー表側にうっすらと汗の膜が出来ていたようです。ご存知の通り、ヒトの身体は汗をかく→風が当たることで体温を下げてます。この体温を下げる効率が、この「薄く延ばされた」ことでずいぶん上がったっぽくて。だからムレが減ったのかなと。

上半身裸でいるより、薄いベースレイヤーを一枚着た方が涼しいって話があります(真実、ただしベースレイヤーの種類による)。アウトドアマンな方はきっとご存じのはず。あれと同じことが、トップスの下で起こってたみたいです。

同じような条件のベースレイヤーは、ボクの知る限り他に無いし、高機能ベースレイヤーとしてはそこまで高くないプライスということもあり、夏のアンダーウェアは当分これに落ち着きそうです。

自転車にも良いですけど、通勤や仕事、デートでこそ使えるヤツなんじゃないか!?と思う次第。カジュアルサイクリスト垂涎のベースレイヤーかと。この機会に是非是非。

そうそう、最後に大事な事。finetrackのベースレイヤーはかならずジャストサイズを選んで下さい。迷ったら小さめを!

 

ドライレイヤー返品OKキャンペーン

ちょうど、finetrackを試すのに最適なキャンペーンをやってます。

期間中に対象商品をお買上頂き、“ドライ感”にご満足いただけなければ、ご購入後30日間返品可能というなんだか太っ腹な内容です。

 

 

 

(シゲマツ)

 

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