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TOKYO WHEELS Osaka
2019.12.27 Fri
みなみなさま、お仕事は納めましたか?
今年もお疲れさまでした。
やったら長文の多い大阪店Blog(一応反省してるんですよ!!笑)ですが、長文で綴るのは今年はこれが最後です。お仕事が終わってほっこりついでに、チョットお付き合い下さいませ~。
ロードジャージは万能じゃない
ロードバイクよりもライディングポジションが浅い、グラベルバイクをはじめとした『タイヤ太い系』バイク。
そして、少しでも荒れた路面に入れば、バイクコントロールのために上半身を使わされることもしばしば。
ロード用のエアロなジャージがあまり向いていないのは、既にそのようなバイクをお持ちの方は既にお気付きかもですね。
特に冬は硬い素材を使いがちなロード用ジャージ。一言でいうとグラベルでは窮屈です。
『タイヤ太い系』は、ロードほどエアロ効果の恩恵を感じにくい乗り物でもあり。
だったら、多少の空気抵抗を犠牲にしても、ライディング時の動き易さ快適さを優先させた方が効率的じゃないか、と思うのです。
右はお客様のバイク。この方は以前からお乗りですが、今年はホント「グラベル買った!」というお声をたくさんお聞きしましたね~。
ジャージパーカ、という選択
ここに一枚の特異なジャージ?パーカ?があります。
メリノウール混 ライディングパーカー【Callaghan Hooddy】/ 7mesh ¥27,000 (税込)
ウチのサイトだとジャージのカテゴリーに並んでいないアイテムなので、知らない方も結構居られそう。
身長169cn/63kgでXSサイズ着用。170センチ前後で60kgアンダーな方ならXSサイズがおすすめですよ!
実はブランドデビューから間もない2016年頃からずっとあるド定番です。マイナーですが出来が良いからかランナップから外れません。
作ったのは7MESH(セブンメッシュ)。カナダのブリティッシュコロンビア発信の気鋭サイクルアパレルブランド。
山と「7」と「M」を織り交ぜたブランドトレードマーク。
ココのボスはかのアークテリクスで長くデザイナーを務めたテイラー・ジョーダン氏。アークテリクスが最も輝いていたと言われる当時のデザイナーです。
ゴアテックスをはじめとした機能素材を使わせたらサイクル業界随一のデザイナーでもあります。
しかも、極上のトレイルまみれ、昔っからMTB文化が根強い土地で産まれたウェア。産まれた瞬間からモノが違うんです。
サイクルジャージにパーカをくっつけただけでは妙ちきりんなウェアの爆誕!って感じですが、そうさせないのがココんちの手腕。
器用貧乏だけど
このフーディー(パーカ)は「どんなアイテム?」と訊かれても凄く答えが難しい。
器用貧乏なんですよね。本当に何でもこなしちゃいます。
カジュアル合わせもお手の物。
グラベルをはじめダートライドを器用にこなす一方で
『肩肘張らないサイクルジャージ』としてロングライダーにもおすすめですし
『ジーンズと合わせられるサイクルウェア』としてサイクルファッションとの親和性もバツグンにいい。
そのくせレーパンと合わせてもイケる「ちょい細め」のレギュラーシルエットだったりで。
例えあなたがサイクルジャージの「ピチピチ感」に不慣れでも、例え「お腹ポッコリ」でも着こなせる懐の広さが自慢!
ウチのパーカで最も高性能。
恐らくですが、現在TOKYO WHEELSで展開しているパーカ(ミドルウェア)で最も高性能です。
先日ご紹介した『ノースロードフーディー』が防風撥水も備えた街乗り最強パーカであるなら、こちらは街中~フィールドまで活躍の幅を広げてくれるパーカです。
防風性や撥水性はノースロードフーディーにおよびませんが、そのぶん汗の処理が上手で、MTB等の激しいライドも余裕でこなす動き易さを備えます。
恐らくですが、現在TOKYO WHEELSで展開しているパーカ(ミドルウェア)で最も高性能なんじゃないかな、と思います。
生地はメリノウール100%の弱点を克服した特殊なポリエステルブレンド。
生地外側がポリ多め、そして内側がメリノ多め。裏地はフリース調仕上げ。
吸水性の高いメリノでしっかりと汗をキャッチし、速乾性の高いポリエステルにパス。メリノの保温力と抗菌性は保持したままで。
書けばシンプルなことですが、恐らく相当な生地コストが掛かっていますよ、これ。本気度が伺えます。
「メリノの暖かさは欲しいけど、速乾性はもっと欲しい」グラベルライダーに最適です。
ルックスはまんまメリノウール、ナチュラルなあのテイストですから街乗りにも良く似合いますよ。
フードは小ぶりで薄手。実にライド向き。
そして、ファスナーは軽量化を極めたシンプルタイプ。スポーツ感がなくカジュアルスタイルにもマッチ。
また、サイクルジャージのお仲間なので・・・
裾はバタツキと風の侵入を抑えるストッパー仕上げ。
袖も風の侵入が少ないタイプ。
そして・・・
肩周り~背中の、この病的なまでのカッティング!なんと袖にまで及んでます。
ラグランとか生易しいものじゃない、『動く』サイダーを完全サポートするパターンです。さすがはアークテリクスの系譜!
前傾姿勢でラクだけど直立しても破綻しないシルエットにも注目です。
タイトなロード用ライドウェアは、前傾姿勢に最適化されているものが殆ど。なので直立状態の快適さはほとんど重要視されません。
このパーカはそれがありません。前傾姿勢に寄りすぎていないので、街乗りでも不自然さが無いし、ラクに過ごさせてくれます。
弱点はひとつだけ
メリノは天然ウールなので虫に食われやすい特徴が。
ポリエステルブレンドなので幾分かマシではあると思いますが、衣替えで片付ける時はジップロック等での保存をおすすめします。
私もこのパーカ、買ってから2シーズンを越えて3シーズン目に突入しました。
現在グラベルバイクとMTBがメイン、そして時々ブロンプトン。どのバイクに乗る時も活躍の場は多いです!
登山でもメチャ使えますよ。下手なパーカを二枚買うなら絶対こちらがおすすめ。太鼓判押します!
(シゲマツ)
おまけ
お待たせしておりました店舗福袋情報は、先程正式に発表になりました!
大阪店は昨年よりチョッピリ多めかも。楽しみにお待ち下さいね!!
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