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2019.11.23 Sat

ASSOS PROSHOP TOKYO WEST

ディスクブレーキとレインウェアの関係。

オガワです。

ディスクブレーキが普及してきた昨今の自転車業界。

ブレーキング性能に不安要素がなければ、「雨の日でも乗る」という選択肢が出てくるのではないか?と思います。私の場合、雨天時はリムブレーキのブレーキ性能に不安を感じるため、乗ることがほとんどありません(レースや途中で降られたときは除きます)

しかし、最初から「しっかり止まれるディスクブレーキ」があれば、雨の日だって自転車乗りたくなっちゃいます(たぶん)

でも、雨の日の問題は他にもあって、それは
「ウェア選びが非常に難しい」
ということ。

雨を完全に防ぐウェアはいくつか存在しますが、その類のものはほぼ100%の確率で蒸れます。コンビニとかで売ってるカッパが良い例。で、スポーツウェア界はその道のスペシャリストなわけです。大阪のシゲ店長も良く言ってますが、「餅は餅屋」だということ。

ASSOSの代名詞的なレインジャケット【RS.sturmPrinz EVO】はゴ◯テックスなどの素材ではなく、全てみずから開発。そして、レースの現場に投入され、ブラッシュアップされてユーザへと販売されます。

ストームプリンスは、かつて様々な選手がロゴをマジックで塗りつぶして着ていたほど信頼されるレインジャケットです。今ではディメンションデータへウエアの供給がありますが、それでも時折ASSOSスポンサー外のチームの選手が自腹で購入したであろうストームプリンスを着てレースを走っているのを見かけます。スイスのスピードスター、カンチェラーラ。ベルギーの英雄、ボーネン。マン島のミサイル、カヴェンディッシュ。コロンビアの星、ウランなど。。。そこまでして着たいと思わせるストームプリンスの素晴らしさとは一体なんだったのでしょうか。

雨を弾くだけでなく、ウェア内にこもった熱を逃がしてくれないと、蒸れて内側がビショビショになってしまい、レース用レインウェアとしての機能を果たしません。ASSOSのストームプリンスは透湿性にも着目し、高い快適性を誇るウェアを作りました。特に、レース強度で走るプロ選手に愛用者が多いのは、「ライダーに求められる機能を高い次元でクリアしているから」に他なりません。

そして、フィッティング(カッティング)が丁寧で、前傾姿勢を取ったときに一番フィットするようになっていること。また、走行中のバタつきを抑えるためにスリムなフィッティングになっている、ということです。

数年前までは、プロが着るウェアですら少し大きめのサイズで、「空気抵抗が~」とか言っていられるレベルのウェアではありませんでした。例えるなら、アウトドアメーカーのマウンパをガチのロードレースで着ている感じ、とでも言いましょうか。

また、ストームプリンスはレインジャケットとしての役割だけでなく、厚手のウィンドブレーカーとして厳冬期のライドでも活躍する、という側面もあります。

各シーズンに活躍するシェルアイテムをざっと並べると、こんなイメージです。
SUMMER=MILLE GT Wind Jacket
Spring/Fall, Winter=RS Rain Jacket “Schlosshund”
UltrazWinter=RS.SturmPrinz

もちろん他のシェルに比べれば登場機会は圧倒的に少ないかもしれませんが、ASSOSアイテムの中で唯一お守り的に「迷ったら持って行く」アイテムであることは間違いありません。バックポケットにも入りますし。

これからみるみる気温が下がります。温かいウェア一枚でやり過ごすのも大事ですが、なんならちょっとレイヤード意識で信頼のおけるストームプリンスを一枚羽織ってライドに出てみるのも悪くないですよ。

■本日のアイテムおさらい

RS.sturmPrinz EVO

オガワ

この記事を書いた人

オガワ

自転車が好きすぎてTOKYO WHEELSで働き始めてしまった自転車バカ(坂バカ)。今ではお店に立つことはほとんどなくレアキャラ化しており、基本的には中の人として仕事に従事。様々なサイクルウェアブランドの仕入れを行い、実際に身に着けて走る中で、それぞれの良さを見つけ出し情報発信し続けていく。

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