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ASSOS PROSHOP TOKYO WEST
2017.07.25 Tue
武田家ゆかりの甲斐の国。先日、山梨は韮崎・甘利山にて行われた戦国ヒルクライムに参戦してきました。
(スタート地点より、甘利山を望む)
コースプロフィールは、激坂で有名なあの富士あざみラインに負けず劣らず。
距離11.7km
獲得標高1138m
平均勾配9.7%
最大勾配13.5%
最大勾配こそあざみライン(22%)に比べればカワイイものですが、平均勾配が9.7%は全然かわいくない。
初めて走るコース、もちろん試走もなし。ぶっつけ本番となったので、今回はいつもより入念にアップ。ローラーで20分ほどですが、心拍あげて脚もしっかり回して一度汗だくになってレースに臨むスタイル。
スタート地点から4.8kmほどは市街地を走るパレード走行。残り800mほどで突如激坂が始まり、その先に計測開始地点が設けられているという仕組み。計測開始地点手前で一度止まって休んでいる人が多くいましたが、私は友人とそのままの勢いでスタート。
序盤から10%を超える坂がしばらく続きます。友人は過去にあざみラインで優勝したこともある猛者なので、これに付いていくと大変危険。なので、ある程度は上げつつも自分のペースを保つように。
2km地点。序盤のキツイ区間が終わるころ、友人に追いついてしまいました。サイコンを見ると、私の出力は落ちていないので、どうやら友人の調子が上がらない様子。少しの間ランデブーしながら、その後は自分のペースに切り替えで前を急ぎます。
5km地点。しばらく一人旅が続き、レースの半分を過ぎるころでしょうか。背後に気配を感じて後ろを見ると、6人ほどの小集団がすぐそこまで迫っていました。計測開始場所手前で一度止まっていた人たちです。私のほうが先にスタートしているので、この人たちに抜かされる=私の方が遅い、ということになってしまいます。
小集団のペースが速すぎなければ、自分のペースが僅かに上がってもなんとかついていくことができます。抜きつ抜かれつを繰り返しながら、サイコンに表示される出力が徐々に下がってきました。前半飛ばし過ぎたツケがここで・・・。
しかし、残り3kmの表示が出始めたところから全開一歩手前の力を振り絞って脚を回し続けます。
ラスト300mをもがいてもがいてゴール!ゴール後、オールアウトしてあそこまで動けなくなったのは初めてかも。あざみラインでもそうそうないことなので、今までで一番出し切ったかもしれません。
タイムは目標の50分をなんとか死守!そして、驚いたのがレース中の平均出力。
なんと、過去最高数値をたたき出しました。自分の体重×5(5kg/w)の数字が出せると、かなり速い部類に入るということを聞いており、この数字だと私の場合、体重×4.96(4.96kg/w)となります。表彰台目指すには最低でも5kg/wが必要と言われてるので、いいところまできたなぁ、という感じです。
それにしてもレベルの高い大会でした!私のタイムでも8位。入賞ならず。いやぁ~、上には上がいるんですね。私が出たクラスは96名でしたので、上位10%をなんとか確保。
「表彰はなしか~」と落ち込んでいたその時!なんとも嬉しいニュースが。
実は総合成績で上位24位だった自分。特別賞をもらうことができました!これは、武田家に仕えた特に著名な24人の武田家家臣団【武田二十四将】にならったもの。男性のエントリーが全クラス合計で372名でしたので、上位6%ということ?おぉ、がんばったな、俺。
左上、今中大介さんの横に写っているのが私です。まさか表彰されると思わなかったので、嬉しかったですね。
24将に選ばれた人には特別ジャージが送られるようで、こんなジャージをいただました!これ着て走るのは、、ちょっと勇気がいる!?みなさん、どう思いますか?
今回は、ASSOSのT.equipeにSS.skinfoil、ソックスはBMC SOCKでチームジャージ、ヘルメットはGIRO SYHTHEという出で立ち。日差しはなく、曇りだったのですが、湿度が異常に高く、生ぬるい空気がまとわりつく感じ。息苦しさもあったりしましたが、思いのほかの高パフォーマンスに大満足です。
10%を超える坂でも36-25のギアを踏み抜き続けることができたというのは大きな成果だと思います。これがあざみで発揮できてたらなぁ・・・。ただ、あざみのように勾配の変化が少ないので、一定のペースがきちんとキープできれば好タイムが狙えるコースだと思いました。
と言うことで、今年のヒルクライムレース前半戦はこれで一旦終わり。次は、10月のFUJI-ZONCOLAN(フジゾンコラン)ヒルクライムに出ようかな?と思ってます。
(本当にただのレースレポートやんけ)
モガワ
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この記事を書いた人
自転車が好きすぎてTOKYO WHEELSで働き始めてしまった自転車バカ(坂バカ)。今ではお店に立つことはほとんどなくレアキャラ化しており、基本的には中の人として仕事に従事。様々なサイクルウェアブランドの仕入れを行い、実際に身に着けて走る中で、それぞれの良さを見つけ出し情報発信し続けていく。
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