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もり氏
2018.05.08 Tue
結論から言いますと、絶対に受けるべきです。
まずはこちらを御覧ください。
18歳のころはしかにかかった話をかきました。
GWご注意下さい…#はしか #麻疹 pic.twitter.com/BTeCWkB9bI— 墨田しろ (@sumidashi6) 2018年4月30日
僕のツイッターのタイムラインに流れてきた「はしかの実体験」です。予防接種を受けた後に読んだのですが、つくづく予防接種しておいてよかった・・と感じました。
そして、拡大の様子が連日ニュースで報じられています。
感染力も強いんですよね・・。潜伏期もあるし。
そして僕はというと、GWも迫ったある日、姉からメッセージが。
「お母さんから。母子手帳を確認したら、はしかの予防接種1回しかやってないみたいだから、受けなさいって。」
そんな連絡受けたら、受けるしかないじゃないですか。
早速病院でウィルス抗体検査です。血液検査で抗体があるかどうかがわかる。ドクターに「麻疹(はしか)のついでになにか見ますか?」と聞かれたので、ついでに風疹も見てもらうことに。麻疹だけなら3000円、+1000円で風疹も。更に追加料金でいろいろと見れるみたいですが、キリがないのでその2つに絞りました。
注射器分ぐらいの血液をとられますが、まあ、全然痛くありません。最近の技術って本当にすごいよね。それを業者に出して検査するようで、3,4日したら携帯に連絡します。と言われて帰宅。GWギリギリ間に合うか。
GW前に連絡が来ました。いわく「麻疹はギリギリ抗体ある数値ですが、風疹は無いですねー。どうします?」この際だから風疹の予防接種は決定。麻疹をどうするか悩む。どうしますか?と言われても僕には判断できる知識がない。電話口の看護婦さんはどちらでも良いような口調。
「そう言われてもわからんぜよ。」と伝えるとお医者さんに相談に行ってくれて、この数値ならやらなくても大丈夫、とのことだったので、風疹の予防接種だけ受けることにしました。すぐに行こうかと思ったのですが、翌日がバスケの試合だったので、念の為、電話口でそれを告げると、日を改めたほうが良いというアドバイスをもらい、結局GW真っ只中の平日に受けに行くことにしました。
見せてもらった検査結果。
まずは風疹に関してはHI法という検査で、32倍以上ないと予防接種が必要。僕の場合は8倍未満なので、抗体は無し、ということになりますね。
ちなみに今回僕も始めて知ったのですが、
ワクチン接種をすれば一生安泰ということではなく、年齢などと共に徐々にその抗体力は下がっていくそうです。
(昔はウィルスに感染すると一生罹らないと考えられていた。)高齢化や抗がん剤、免疫抑制剤、ステロイド等の治療で免疫が低下すればもちろん感染しますし、そもそもの免疫の持続期間も自然感染した人で40-50年、ワクチン1回接種で約10年なんですって。
出展:ワクチン接種の基準となるウイルス抗体価を教えてください。
1回でも接種受ければ無敵だぜい!
って思ってたんですが・・・。こんなコトも含めてやはり一度ウィルス抗体検査はしてみるべしです。
肝心の麻疹の方は、EIA法で19.9。16以上で十分な免疫有り、のはずなのですが、歳とともに免疫力が落ちてくるとすれば確かに微妙な値です。ドクターも「受けなくてもいいんですけどねー。」といいつつも「一応受けときます?」と微妙な反応。もう二度と検査も、予防接種もしたくないし、60歳ぐらいでまんまと免疫が落ちて、辛い麻疹にかかるのも嫌だし、一緒に受けとくことにしました。
ワクチンは取り寄せだったのですが、風疹のみワクチンと風疹と麻疹を一度に打てるワクチンとの両方を取り寄せてくれてたので、覚書みたいのを書き直すだけで、後者のワクチンを打てることになりました。ただ金額が風疹だけだと6000円なのですが、麻疹も込みだと1万円。痛い出費ですが、老後に麻疹で苦しんで、この時の決断を後悔するのも嫌なので良しとします。
実際の予防接種は一瞬。血液採取よりはちくっと痛かった気がしますが、ほとんど痛みも無く終了。検査で4000円、予防接種で1万円の合計14000円は痛い出費ですが、今後の事を考えれば良かった良かった。
接種後30分間は病院にいて下さい、と言われたのですが、会社も近いし帰っていいでしょ?と申し出るも却下。この時、僕は風疹・麻疹のダブルコンボ予防接種を舐めまくってました。インフルエンザの予防接種の時も、風呂入って、翌日元気に波乗り、とか平気でやってたので、その乗りでいけるかと思ったのですが・・・。
後からこの注意書きの意味を思い知らされます。
予防接種後、2,3日は37度程度の微熱が続き、倦怠感、不機嫌でした。翌日に自転車でゴリゴリと通勤とかしちゃったのも良くなかったのかも。ホント大人しくしておけば良かった・・・。まさしくこの注意書きの思惑どおりの副作用。途中調子良くなるとまた自転車乗って、ということをしたお陰か、6日経った今も、夜になると36.7度ぐらいの微熱までいかないけど平熱よりは若干高めの体温と倦怠感に襲われています。
麻疹・風疹、予防接種ですら恐ろしい!
ということが身をもって知らされましたよ。でも、それぐらい強いウィルス、まともに食らったら、、、本当に恐ろしい。
なので、この予防接種。人に勧めるかと聞かれれば、間違いなくYES。まずはすぐに受けられるウィルス抗体検査を。そして抗体無ければ諦めて予防接種をお勧めします。麻疹のアウトブレイクを防ぐには、かなり高い予防接種率が必要なようです。
麻疹(はしか)流行に関して、予断できない状況が続いています。
東欧でも予防接種率の低下により、麻疹が流行し多くの方が亡くなっています。
では、麻疹予防接種率は、どれくらいあれば大きなアウトブレイクを防ぐのでしょう?統計的に検討した報告をご紹介いたします。
— アレルギー専門医 (ほむほむ) (@ped_allergy) 2018年5月5日
はしかのアウトブレイクを防ぐには、なんと95%以上の予防接種が必要だそうです。
また、麻疹かな?と思った時の対応も気をつけて下さい。すぐには病院にいかずに、まずは電話で連絡を。
テレビでやっと麻疹のニュースがあったようですが、「このような症状があったらすぐに医療機関を受診」……してはいけません。頼むよ、専門家はそんな事言ってないはずだ。
突然受診すると、そこにいる患者さんやスタッフに麻疹を広げる可能性があります。先に電話連絡を!https://t.co/oy56A881v4 pic.twitter.com/BOrfiUuaR5
— 相川晴(HAL) (@halproject00) 2018年5月4日
という訳で、なんだかんだと放置しようと考えていた自分の重い腰を上げてくれた母親に感謝なのでした。もうすぐ母の日。なにかプレゼントでもしようかな。
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