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TOKYO WHEELS
2019.11.29 Fri
オガワです。
いよいよ冬本番、といったところでしょうか。冬向けアイテムの稼働が激しくなってきました。これから1月までが購買のピークです。「あの時買っておけばよかった・・・」と後悔しないよう、気になってたアイテムは急いでポチポチしてください。
さてさて。今回は冬ライドに欠かせない【ベースレイヤー(インナーウェア)】に関する「なるほど」的なお話。
突然ですが、ここで質問。みなさんは冬のライドの時、ベースレイヤーは何枚着て走ってますか?
ちなみに私は自転車歴9年になりますが、この後記載する着こなし方を知るまではもちろん一枚で走ってました。いわゆる「冬用インナー」と呼ばれる温かいインナーを着て、その上にウィンタージャージやジャケットなどをレイヤードしていました。
ところが最近、ベースレイヤーの常識を覆す考え方を知ったのです。それは
「冬用インナーの下に、ドライレイヤーを着る」
というもの。
最初この発想を知ったときは「え?それって寒がりだから重ね着してるんでしょ?」って思ってました。
が!
今では深く反省。実はこの着こなし方、知ってる人は随分前から行っていたようですね。特に山の業界ではもはや当たり前だった?
では何故、冬用インナーの下にさらにドライレイヤーを着るのか?
一般的に、冬のサイクル系インナーは保温性を第一にし、少し肉厚で着た瞬間から温かさを感じるものがほとんどです。中には、胸の部分に防風のフィルムを貼ったものなんかもあります。その分、夏用のものに比べて汗抜けがちょっと悪くなり、汗をかいた後の日陰や下り坂では寒い思いをすることもありました(ここ最近は各社技術が進み、昔ほどではなくなりましたけどね)
冬のインナーの下にドライレイヤーを着るという発想は、実は夏のドライレイヤーの着こなし方と全く同じ考え方なんです。
「汗をすぐに外側のウェアに逃がす」
冬の場合は1枚目のドライレイヤーが2枚目のインナーへと汗を逃がしてくれ、さらに冬インナーからジャージ・ジャケットへ汗が移動。ドライレイヤーが肌と冬インナーの間にいるので、濡れる感じがありません。これで、汗冷えの対策も完璧、というワケ。
実際に通勤で試してみました。
いつものアイテム(冬インナー、長袖ジャージ、ウィンドジャケット)にドライレイヤー(finetrackのパワーメッシュ)を加えただけ。そこそこ強度上げて走って汗をかきましたが、インナーは濡れていても肌にその濡れてる感覚がほぼ伝わってきませんでした。これは目からウロコ!
ドライレイヤーはもともと体温調整の役割云々は二の次、最優先事項は「いかに汗(水分)をすばやく外に追い出すか」というところに尽きます。ですので、インナー一枚加えたところで体感温度にほとんど影響を与えません。
TOKYO WHEELSではこの夏、たくさんの方がfinetrackのインナーをお買い上げになられていました。それを「夏しか着ない」というのはもったいない!これからの季節も充分に有効活用できるアイテムです。冬のライドでの汗冷え対策に、是非一度使ってみてください。
■今回のアイテムおさらい
finetrack
オガワ
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この記事を書いた人
自転車が好きすぎてTOKYO WHEELSで働き始めてしまった自転車バカ(坂バカ)。今ではお店に立つことはほとんどなくレアキャラ化しており、基本的には中の人として仕事に従事。様々なサイクルウェアブランドの仕入れを行い、実際に身に着けて走る中で、それぞれの良さを見つけ出し情報発信し続けていく。
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