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TOKYO WHEELS Osaka
2016.01.17 Sun
みなさん、お持ちのバイクは安くても何だかんだ10万円、いや20万円、中にはクルマ以上に掛かっていますよね。カラーやパーツへのこだわりも多かれ少なかれお持ちだと思います。
ではカギは?「俺はそのへんも完璧。」という方はともかく「見た目なんとなく頑丈そう」「ネットでのレビューがよかったから」「軽いからとりあえずコレで。」等で選んでませんか?
カギはホイールやクランクとおなじくらいこだわっても良いもの、と思います。だって20万円もするものを、一時的にでも託す道具ですし。
なぜかパーツほどは語られないことですが、今日はそのカギのことについて少し書かせて下さい。
カギと言ってもさまざまです。一般的な3タイプのそれぞれの特徴を挙げてみます。
チェーンロック&ワイヤーロック
肩からナナメ掛けにしている方も多い、一般的なチェーンロック。カバーが豊富に出回っているためファッション性も高く主に街乗り派に人気です。
ですが、一般的イコール、セキュリティもそれなりかと言えば実はそうでなく、誰でも簡単に手に入るとある道具で、それも大した音を発生させず、それこそ小学高高学年の子供でも簡単に切ってしまえます。
私も以前、自宅駐車場にチェーンで施錠していた自転車のカギが引っ越しの際にどうしても見付からず、泣く泣くこの道具でチェーンを切ったことがありますが、あまりのそのあっけなさに一気に怖くなりました。
ワイヤーロックも同様です。こちらは細いものなど下手をするとニッパーひとつでアウトです。
ですので私は、チェーンやワイヤーはあくまで短時間、すぐ駆けつけられるところや目の届く場所に駐輪するためのものだと思って使っています。
U字ロック
比較的セキュリティレベルが高いものが多く、素人では簡単に壊せないため根強い人気があります。
弱点はカギを掛けられる範囲が小さく、ポール等にロックする、いわゆる「地球ロック」が難しいこと。ひょいっと車でどこぞに運ばれてしまえばもうアウト。なので簡単には切れない太いタイプのワイヤーロックと併用して使うのがベターなようです。
それともうひとつ。ピッキング対策がなされていない商品がいまだかなり出回っているので、その点は要注意です。
折り畳みロック
別名フォールディングロックとも言われます。パタパタと折り畳めてコンパクトなので人気がありますが、これは善し悪しが大きいです。男性の力でなら素手で 折ってしまえる物もありますし(割とポピュラーな商品でも。)逆に切断にそれなりの道具(サンダーとか・・・)が必要なほど頑丈なものもあります。
また、U字ロックとおなじく、セキュリティレベルが高くなるほど重くなっていく、という傾向があります。
個人的には、以下の二点でカギを選んでいます。
・携帯性
主にサイズと重さ。ボディバック程度のサイズのバッグにも仕舞えるサイズであることと、1キロ未満であること。ただ時と場合によっては2キロオーバーのモノも使います。
・セキュリティレベルの高さ
壊すときに時間が掛かるかどうか、そしてそれに特別な道具が要るかどうか。いかにドロボーさんを長時間手こずらせることができるか、です。
そして、ここ5年ほどはこれを使ってます。
ロック【Bordo Lite 6050】/ ABUS(アブス)¥13,608→¥9,525 (税込)(30%OFF)今回なんとセール対象。
ABUS(アバス、とも読みます)といえば「クリプトナイト社」と並んで、バイク(エンジンがある方の。)ドロボーさんが嫌がるカギとしてその筋ではよく知られてます。日本とはドロボーさんの数もレベルも比べ物にならないヨーロッパでのシェアは一番だそうです。よくある表現ながら、まさに「信頼のブランド」なのかなと。
この【Bordo Lite 6050】は5mm厚の金属プレートで簡単には壊せない構造。切ろうと思えば電動のナニカが要ると思います。音もかなり出るはず。街中でそんな音を立てればまず怪しまれます。
そしてプラスチックコーティングで施錠時の車体への傷を防止。←ココ大事です!
シリーズ最軽量の650グラムというのもポイント高いです。ケースを含めても1キロを超えません。そのケースはフレームに縛りつけたり、ボトルホルダーにマウントできたりと便利。・・・って言いながら私はあまり使ってません(笑)本体のみバッグに入れてます。
それと、ピッキングに強いキーシリンダー採用です。このおかげか、これまで繁華街での「ちょい停め」時に二度助けられてます。カギ穴はかなり痛んじゃってますが(涙)。
肝心の長さは85センチ。太い電柱はムリですが、道路標識にならホイール×フレーム×ポールの三点ロックができる長さです。
他に、TOKYO Wheelsでの取り扱いはありませんが、クリプトナイト社のU字&極太ワイヤーのセットも使っています。かなり重いのが難点!でもいい鍵です。
逆に人が全くこない山奥のガレ場等ではワイヤーで済ませてしまうことも。MTBでのライド時とか。
・・・最後の最後に身もフタもないですが最大のセキュリティ対策(対策?)は盗難保険でしょう。それも踏まえつつ、面倒過ぎない範疇で盗られないための最大の努力はしておきたいですよね。
そろそろ2016年モデルの納車が近い方も居られるかと思いますし、自転車と同じようにカギにも関心を向けてみて下さいね、というおはなしでした!
(シゲマツ)
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