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2018.04.15 Sun

TOKYO WHEELS Osaka

レーパンを履く、もうひとつの理由。を書いていたら、話が反れた。

サイクリストがレーパンを履く理由。

スピードを競う、タイムを争う、だけがレーパンのスタイルじゃありません。
長い距離(ロングライド)を快適に走らせくれる役目もレーパンにはあります。

レーパンは、風の抵抗を減らすという狙いもありますが、他にもあります。それは、コンプレッション。これは、着圧で筋肉の無駄な動きを抑え、疲労を軽減したり、全身を適度に加圧して血行促進するなど、トレーニングのパフォーマンス向上と、運動後の回復を早めてくれる効果があります

週末にロングライドして、月曜の朝にカラダが動かない、なんてことがないように100km以上のライドを目指している方は、レーパンスタイルをおすすめします。


↑ロングライドを想定したCENTO(チェント)は、通常より2mm厚い10mmパッドを装着

そして、レーパンと言えばASSOS。深い前傾姿勢を連想しがちなASSOSですが、実は快適性にメーターを振り切ったレーパンもあります。

そいつの名はCENTO(チェント)。イタリア語でCENTOは100を意味します。欧州の距離表示は、1マイル=1.6km。つまり、約160km走っても快適であることを目的に開発されたレーパンです。


↑奥がエンデュランスモデルCENTO(チェント)。手前がレーシングモデルのequip(エキップ)。

また、春夏のロングライドの天敵は、汗ムレ。肌は汗で濡れたままの状態が続くと、雑菌が繁殖して思わぬトラブルを引き起こします。しかし、CENTO(チェント)は、股間部分に通気性が良いパネルを用いてそれを防ぎます。


↑ウワサのパッドを全部縫い付けない「ゴールデンゲート」。

そして、もう一つ。これはゴールデンゲートと呼ばれ、パッド周りを全部縫い付けず、生地を2重構造にして空気のデッドスペースを造っています。

私的考察ではありますが、ティッシュの2枚重ねと似ていると思います。

仮にティッシュが1枚だった場合、鼻から出る水分を吸い上げることができず、わりと簡単に破れてしまいすよね?

でも、2枚重ねにすることによって、1枚目の生地を鼻に押し当て、2枚目の生地を左右にずらすことによって、僅かな空気層が生まれ、充分な水分を吸い上げることができます。

自転車に置き換えましょう。

2枚重ねにすることによって、1枚目のパッドが体重で臀部に押し当てられ、2枚目外側のナイロン系の生地をペダリングで左右にずらすことによって、僅かな空気層が生まれ、パッドが充分な汗を吸い上げます。そしで、パッドのワッフル構造により、多少のエアクッションを生みつつも、蒸気を排出します。

これ、つまりはお尻が痛くなりにくく、清潔(快適)ってことです。

何か、話がだいぶ反れました。

レーパンを履く理由は、風の抵抗ではなく、コンプレッション効果のためです。
そして、ASSOSのレーパンは長時間のライドをした後でも、サドルが汗で湿らず快適だよって体験談を、自分なりに考察したお話でした。

また、ロングライド向きのCENTO(チェント)はフィッティングがレギュラーで、パッドの位置がややアップライトな姿勢でちょうどいい位置にくるように作られています。

150km以上のロングライドや、ブルべに出るならこのレーパン
ASSOS(アソス)ビブショーツ T.CENTO_S7 ¥41,688 (税込)

その他のASSOSのレーパンはこちら

最後に、ティッシュではなく、ホントはティシューだよ。あと、2枚重ねになった理由は製造上の理由だとか。

大阪店 オオミヤでした。

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