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Tokyo Motorist
2019.03.27 Wed
先週末は東京モータサイクルショーでした。
SNSのタイムラインで多くの画像が飛び交っている中、私はと申しますと別件とスケジュールが被ってしまい、ネットで情報を集めるに留まりました。土曜日が悪天候であったにもかかわらず、3日間で約15万人の動員、前年比102%だったそうです。ネットで画像を見ていると、多少無理をしてでも行っておけば良かったと少々後悔の念がでてきます…
そんな大盛況で幕を閉じたモーターサイクルショーに対し、巷では「二輪ユーザーの平均年齢が52.7歳」「バイク乗りの高齢化が止まらない」「若者のバイク離れ」なんて話をよく聞きます。前から疑問に思っていたのですが、これって本当なんでしょうか?
そこで、この「52.7歳」の元ネタである、JAMAによる「二輪車市場動向調査(2017年度)」の調査結果がネット上に公開されていましたので、読んでみました。
すると、ここに出てくる平均年齢とは新車購入者に限ってのこと。
しかも、調査方法は郵送のみだということがわかりました。
そもそもの調査対象が「新車」を買った人であり、しかも購入の多くを占めるのは50㏄の原付(スクーター)で、その7割が50代以上。いわゆる「田舎のおじいちゃんが、普段の足として原付を買う。」これも調査対象に含まれているわけです。
ここからは完全に私の仮説ですが、何でもネットでできるようになっている中、郵送に限っての調査を忙しい若い人が率先して行うでしょうか?ポストの場所さえあやふやで、面倒くさいと感じて回答が得られないケースが多いのではないかと思います。逆にネットに疎く、現役を引退して時間に余裕のある高齢者は喜んで協力するいうわけです。
そこで私は思ったのです、平均年齢を押し上げているのは実はこのゾーンではないかと…
調査を行っているのが二輪メーカーですので、新車販売に関する調査をする意図はわかります。ただ、私が気になっている「オートバイを駆ってツーリングを楽しむ層」の実態となると、この調査データで読み解くのは難しく、新車価格が高くなっている昨今、中古車マーケットでの状況も踏まえると、また変わってくるのではないでしょうか。
もちろん、実感としてライダーの高齢化を感じるところはありますし、逆に最近は若者も増えてると感じるところもあります。(こう感じるのは自分が若者でなくなったからかもしれません)
ただ、「平均年齢52.7歳」というインパクトのある数字だけが独り歩きして、バイクという趣味に余計に足を踏み入れにくくなっていなければよいと思います。
と、そんな二輪業界の高齢化を食い止めるべく(?)、TokyoMotoristがいよいよ本格的に再始動します!!※ここからが本題です(笑)
河西さんがブログを書き始めたり少しずつ進めておりましたが、ここでコンテンツもパワーアップを図ります!!「オートバイ×ファッション」をコンセプトに、ちょっとラグジュアリー感のあるライダースファッションを提案していきたい、と考えています。
先日、第一回目となる撮影を行ってきました。
記事のリリースはもう少し先(4月)になるかと思いますが、どうぞご期待ください!!
そして・・・
ロケの為にヘルメットを持って出かけただけで、早速雨が。。。
私の雨男っぷりも、まだまだ健在のようです。
どれだけ雨を降らすのか、こちらもご期待ください!!
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この記事を書いた人
趣味はオートバイとバスケ、トライアスロン、ウインドサーフィン。 オートバイはDUCATI 1098とMV AGUSTA BRUTALE 800、HONDA MONKEY BAJAに乗っています。自転車はORBEAのカーボンTTとGIOSのアルミ。最近行けていませんがウインドは三浦海岸がホームです。 趣味は幅広く、好きなことはより深く。がモットー。雑学・知識の引き出しを日々増設中―。
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