弾丸ツーリングの代償

弾丸の日の朝はいつも早いです。

走行距離によっては21時や22時頃出発するケースもありますが、
1000kmに満たない弾丸であれば、出発は早朝。

この日も例に漏れず、出発したのは草木も眠る丑三つ時。
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この時間は渋滞も無く、交通量も少なく、気持ちよく走れます。

とりあえず走り慣れた東名高速をどんどん走ると、ミラーに映る空が明るくなってきます。
でも、進行方向はまだ暗いまま。

さて、ここからは朝日とのかけっこの始まりです。
夜が明けようとすると、まだもう少し夜でいいと思い、日が沈もうとすると、もう少し明るくあって欲しいと願う。そう感じるのは何故でしょうか。

暗かった前方の空まで光が侵食してきた時点でゲームオーバー。
給油も必要なので近くのSAでストップです。

ここは、昼と夜の狭間。
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名残惜しいですが、夜とは一旦お別れです。

実はこの時点で、ノープラン。
だいたいの方向と、行くという意思。それでだけでとりあえず家を出て走り始めるのです。

これが突発的弾丸ツーリングというものです。
九州へいった時の様に、綿密なスケジュールを組む弾丸もあれば、思い立つまま気の向くまま走り出す弾丸もあるのです。

さらに走って二度目の給油。
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さすが平日とあって、ライダーは少なめ。

ここで始めて他のライダーとの遭遇でした。
リアシートやタンクバッグなど荷物満載のツーリング仕様。

因みに私の荷物は財布と携帯電話とモバイルバッテリーのみ。
ちょっとそこまで、コンビニに出かけるような感覚ですね。

弾丸のスタートはいつもこんな感じ。

そして弾丸の終わり。

スタートとは逆に、早く闇を求めるように夕日を背にして走ります。
この時期、夜間走るとどうなるか、ご存知かと思います。

あっという間にこうなります。
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ヘッドライトに集まるのか、でも高速走行中に集まることができるほど俊敏ではないと思うので、たまたまそこにいただけなのか。

空気抵抗を軽減するアッパーカウルによってが、うまいこと上方へ巻き上がってくれないものか、と毎回思うのですが、全ては回避できないのでしょう。

そして、恐らく巻き上がった結果がこれ。
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カウル、スクリーンの先にあるのは、もちろんヘルメット。
当然問えば、当然の結果ですね。

何故か明け方よりも夕方の方が多く付着するのは、彼らの活動時間の問題なのでしょうか。

ちなみに、これはタイトルにある「弾丸の代償」ではありません。
ごく一般的な、オートバイあるあるです。

本題はこちら。
弾丸は、限られた時間内に色々と詰め込んだ結果タイトスケジュールで行うツーリング。

今回も連休とはではなく、ただの1日休み。
結果として、18時間で900kmほど走って帰ってきたわけですが、少しでも移動時間短縮のため、自動車専用道路は積極的に使います。

そして、専ら移動の中心は高速道路になります。

となると、どのような現象が発生するかというと･･･
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タイヤです。

見事なまでに真ん中部分だけが磨り減っています。
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気が付けばスリップサインまであと少し。

高速道路ばかりではありませんし、ワインディングだって走ります。
本当は満遍なく使いたいのですが、どうしても距離が伸びる高速道路の割合が多く･･･
気が付くと3倍くらい真ん中の減りが早いのです。

帰りのSAで、中心部分だけ平らになったタイヤを触りながら
「そろそろタイヤ交換しなくちゃ」と思いつつ、
サイドがモッタイナイから定常円旋回か8の字でも走ろうか、と思うのでした。

次の弾丸ツーリングでは、コイツの弾丸適正を検証予定。

▼街乗りからツーリングまで使える、ライダーのために作ったバックパック

お待たせして大変申し訳ございません。
次回入荷は、間もなくを予定しておりますので、今しばらくお待ちくださいませ!!

果して自分の分を確保できるか微妙なラインです･･･

突発的弾丸も良いですが、最近突発ばかり。
たまには旅のしおりを作って臨む弾丸にも行きたいところ。

さて、そろそろ次の計画を立て始める頃合です。

この記事を書いた人

ノヅ

趣味はオートバイとバスケ、トライアスロン、ウインドサーフィン。オートバイはDUCATI 1098とMV AGUSTA BRUTALE 800、HONDA MONKEY BAJAに乗っています。自転車はORBEAのカーボンTTとGIOSのアルミ。最近行けていませんがウインドは三浦海岸がホームです。趣味は幅広く、好きなことはより深く。がモットー。雑学・知識の引き出しを日々増設中―。

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