初めての自転車通勤。ルートの決め方と気をつけるべきこと。

自転車納車前にしておくべきコト

先日また自転車通勤の相談を受けました。TOKYO WHEELSでは自転車本体は売っていませんが、自転車買ったら納車前には絶対来てください。下見だけでも。

自転車通勤する人が増えているって本当？ – モリブロ
自転車通勤がブームになりそう。コロナ騒動も長期化の様相を呈しリモートワークが普及しつつありますが、どうしても通勤しなければ行けない人もいます。そんな方の間で自転車通勤を検討されている方が増えている模

自転車納車されるその日に必要な三点セットがあります。絶対に必要なのが鍵とライト。そしてあった方が良いのがヘルメット。鍵は言わずもがな、鍵なかったら自転車屋さんから出たら一目散に家に帰らないといけません。せっかく自転車を手に入れたんだから気になってたカフェやお店に寄り道したいのに、一直線で帰宅なんて悲しすぎます。

そしてライト。当日は嬉しくて暗くなるまで乗り回すに決まってます。その時にライトがなかったら道交法違反でお巡りさんに捕まってしまいますし、そもそも危険です。あとヘルメットも道交法違反ではありませんが、持っておいたほうが良いです。

自転車通勤では着る洋服も重要だ。TOKYO WHEELSのバイシクルスーツ。

その三点セット無しで納車を迎えてしまうと自転車屋さんのその場で3点セットを決定しなくてはいけないシチュエーションに。もちろんそのお店のラインナップが豊富である可能性もありますが、大抵はかなり絞られたブランド展開で選択の余地なしで買うことが多いです。（私も一番始めに自転車を買った時はそうでした。）

そして乗り始めて一ヶ月も経たないうちに”コレジャナイ感”を感じてしまい買い替えなくてはいけなくなります。

TOKYO WHEELSは自転車本体は取り扱いせずに自転車周りのギアやウェアに特化したお店ですのでピンからキリまで豊富に取り揃えています。貴方の好みや予算にあった物が必ずあります。ということで・・・

自転車が納車される前日にはTOKYO WHEELSへ！（PR）

さて、自店のPRが終わったところで前回に引き続き自転車通勤のお話。「自転車通勤におけるルート設定の仕方。」と「自転車通勤では何に気をつけるべき？」という事を書いてみたいと思います。

バイシクルスーツジャケットの裏地はメッシュになっている。銀糸が編み込まれ抗菌防臭効果も。

自転車通勤におけるルート設定の仕方

スマホでGoogleマップを開いて、自宅から会社の経路を検索します。終了！！

そうなんですけども、まあ、普通に考えればそれで良しです。帰りは一目散にそれで帰っても良いと思うのですが、僕は自転車通勤の醍醐味は朝の通勤にあると思っています。

朝の通勤で満員電車に乗るのと、自転車で会社に向かうのでは気分が全く違います。そこで、さらに快適にするためにお気に入りのカフェを見つけるのです。自宅から会社の経路、少し外れても構いません、気になるカフェにどんどん行ってみましょう。できれば早朝からオープンしているところを予め調べておくと良いです。

少しラフなスタイルが許される職場ならジャケットだけ軽めのものをチョイス。

そしてお気に入りのカフェが見つかったら、そこを経由して会社に向かう通勤ルートとして設定します。家から出てすぐカフェだと気分が盛り上がらないので、できれば中間よりも少し会社寄りの方がベスト。そこでお茶でもしながら、朝の時間を有効に使いましょう。英会話の勉強でもいいし、好きな小説を読んでもOK。今日の仕事のタスク出しなんかも一日を効率化するために有効ですね。

そこでの時間を有意義に使うと家から出る時の気分がすごく楽しくなります。会社に行く、というよりはカフェに行くのですから。カフェに行くと自分を騙して出発し、カフェでゆったり時間を過ごせば体も精神も目が覚めて仕事への意欲も自然と湧いてきます。

メッシュ素材だが、メランジっぽいプリントで洒落たデザイン。

オフィスに着いた時に「おはようございまーす。」とテンション高い自分と周りのテンションの低さとの違和感。これには慣れるしかありません。笑　自転車の最大の長所は「寄り道が簡単にできること。」この能力を生かして通勤ルートは決定しましょう。

透けるほどのベンチレーションが自転車通勤にはもってこいなクールドッツ生地ジャケット。

自転車通勤で気をつけること

自転車通勤に限らず、はじめての自転車では皆さんが知らない気をつけるべきことがいくつかあります。

・自転車の安全な停車方法
自転車は鍵のかけ方うんぬんよりも、まずは停める場所が重要です。コンビニの前に一時的に停車するよりも自宅や会社の近くで自転車を長時間停めるケースの方が盗難にあうケースが高いのです。泥棒は計画的に狙っているんですね。

できれば会社に持ち込み、あるいは近くの有料駐輪場が良いですが、なければ会社の敷地内に施錠して留めたりすることになります。その場合の注意点。

1）固定物とフレーム本体をつなぐ。（地球ロックという言われるやり方です。）
自転車だけに鍵をする方も見受けられますが、地面（地球）に固定されているものに繋がないと簡単に鍵ごと持っていかれてしまいます。盗難はトラックで持っていかれるケースも多いのです。

2）鍵を地面に触れさせない。
地面にチェーンが触れていると、ワイヤーカッター（大きなハサミのようなもの）を使う時に、地面をつかってテコの原理で切られてしまいます。空中に浮いていれば手の力だけで切らなければいけないので、難易度は格段にあがります。

・ヘルメットやグローブをできるだけ使うこと。
統計的にもヘルメットをしていない人の死亡確率は明らかに上がります。また素手で転んだ時の傷は酷く傷跡も残りやすくなります。ヘルメット、グローブは必ず使用しましょう。

・イヤホンしながら運転は厳禁。
音楽をイヤホンで聞きながらの自転車運転は道交法違反です。今は骨伝導で耳を塞がないイヤホンが出ており、こちらは道交法違反にはならないそうですが、自転車に慣れるまでは、音楽はぐっと我慢。

・逆走はNG。
最近多くの道路に実装され始めている自転車レーンは一方通行です。明らかに矢印に見えるあのマークを逆走している人がまたにいますが、絶対にやめましょう。ロードバイクなどはかなりスピードが出ていますし、自転車のブレーキは思ったよりも効きません。

・自転車保険はもはやマストな時代です。
加害者になることが増えつつある自転車。自転車による加害事故での被害額も年々増えています。万が一に備え自転車保険は必ず入るようにしましょう。物損保障が付いているものあり、僕は川に落ちて高価なサングラスなどを無くしましたが保険で保障されました。ありがたや・・。

以上、はじめの自転車通勤の事前準備編でした！ご参考になれば幸いです。

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