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Jedia
2019.01.09 Wed
どーも、オザキです。
トップバッターのPITTI UOMO95レポートは【LARDINI】です。
今回は多くのブランドにフォーカスしていくのが難しそうですが、その分重要ブランドはしっかりとお伝えします。
さて、近年のイタリアンドレスを牽引していると言っても過言ではないこの【LARDINI】
LARDINI/ラルディーニ
プレゼンテーションのクオリティ、ブランドの実力、全てにおいて現在最も力を持っていると感じます。
ピッティの初日は基本的に空いているので、このタイミングを狙って人気ブランドのブースを回ってしっかりと内容を把握しておくのが定石です。
とまぁそんなことを考えつつ見ていたらクリエイティブディレクターのルイジ・ラルディーニ氏が登場。
非常に色気のある紳士で流石の着こなし。
やや起毛感のあるネイビーセットアップ(ニットっぽい?)に足元がスエードのチャッカブーツというのが印象的です。近い雰囲気はコレですね。
それではまず早速、Jediaの皆様だけに特別に19awの最新コレクションを覗いてもらいましょう。
さてLARDINIを見てお気づきかと思いますが2019年も大きなトレンドの流れは継続されています。
英国調、プリーツパンツ、トラディショナル、グレンチェック、コーデュロイという目立つキーワードは継続されていますね。しかし一方でカラーリングのバランスには大きな変化があります。
昨今続いていたカーキやダークブラウンといったアース系カラーの打ち出しはやや控えめになり、赤い色目の差し色が増えました。
とはいえ派手なものではなく、あくまでシックな装いをベースにしています。ブラウン、ブリックカラー、ボルドーなどをウィンドウペーンの差し色に使ったり、カーディガンやジレに忍び込ませたり、タイやチーフの色に入れたり、またはパンツ等に使うなど。
素晴らしいコレクション内容です。
そして今回の打ち出しの中でも特にコレ。ニットシリーズですね。
これもブリック系カラーの打ち出しでした。
ニットジャケットコレクションはただのニットジャケットにあらず。新たな一歩を踏み出そうとしていました。
エアリーな着心地に加えて、現在の主流となりつつある「イージー化」の波をいち早くキャッチして、自分たちのアイテムへ落とし込んでいます。
他のブースはこれからしっかりと回りますが、やはり完成されたプレゼンテーションは引き続きLARDINIが強いな、と感じます。つまるところ彼らのプレゼンテーションを見れば凡その流れやトレンドの傾向、どう着こなして良いか、という問題の答えを見つけるヒントが多く存在しています。
なにより他にはないワクワク感を持っています。これってすごく大切です。
それでは引き続きPITTIレポートをお届けしますので、続報をお待ちください!!
オザキ
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Jediaのバイヤー/スタッフが展示会情報やトレンドについての雑感、ヨモヤマ話などを書いています。 オフィシャルなニュースなどでは書けないことも書きたいと思います。ただ、スピード重視でいきますので、多少不正確な情報の記載があるかもしれませんが、ご容赦のほど!
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