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TOKYO WHEELS
2020.05.27 Wed
<大きめレンズなら、新たなブランドアイコンになりつつあるS3>
前回のBlogで、100%(ワンハンドレッド)の定番モデル【SPEEDCRAFT】についてお話させていただきました。今回は、今後のサイクルウェア界の流れを考えつつ、今後定番化していきそうな兄弟モデルについてフォーカスしたいと思います。
<ビッグレンズ最新系>
止まるところを知らないサングラスのビッグレンズ化の流れ。某オー○リーに端を発したこの流れは、もはや一過性の流行ではなく完全に定番化しつつあります。
それは海外のプロレースを見ていれば顕著です。欧州トッププロが大きなレンズのサングラスをかけてレースを走っているのは、ここ最近では当たり前になってきました。
レンズが大きいことのメリットとして考えられるのが以下の点。
①視野が広くなり、高速化しているレースにおいて的確に周囲の状況を把握することができる
②風の巻き込みが少なくなり、目(眼球)への疲労軽減が期待される
他にも色々ありそうですが、ざっくり言うとこの2点でしょうか。
(軽い掛け心地を実現したフレーム・テンプル素材)
最近のサングラスは単にデザインやレンズの大型化だけでなく、それに伴うフレームの軽量化やレンズクオリティの向上が著しいと感じます。「目」は捉えた情報を脳に伝え、それをもとに体へと信号を発する大事な機能があります。目から入る情報にズレがあると、それに伴って脳や体もおかしな挙動となってしまうのです。
その典型的な例が、安価なサングラスに見られる「視界の歪み」。これは、裸眼の状態で見ている視界とサングラス着用状態での視界にズレが生じてしまい、最終的には三半規管が狂って気持ち悪くなったり、目の前にあると思った障害物や段差が実はちょっとずれた場所にあった、なんてことも。
私も経験済みですが、精度の低いレンズは端に行けば行くほど視界が歪んだりします。また、クリアレンズで顕著なのが、裸眼状態に比べ物体の位置情報がずれること。これは結構きつい。
(HiPERという名を持つ100%独自の高性能レンズ)
そういう意味でも、レンズのクオリティはもはや外せない要素のひとつとなっています。100%のサングラスはどんなコンディションでもクリアな視界を確保してくれ、安心してライドに出ることができますのでご安心を。
さて、話をデザイン的な部分に戻します。
S3は非常に大きなデザインが特徴的。緩やかなカーブを描いていますので、自然に顔にフィットします。
レンズ上部はわずかにオフセットし、深い前傾姿勢でもレンズが視界をカバー。さらに、レンズ下部に設けられたベンチレーションでレンズを曇りにくくしています。もちろん、こちらのS3にもクリアレンズとノーズパッド1種が付属。
最近では、この大きさが奏功してか、女性サイクリストにもジワジワと着用者が増え始めているS3。
次期ニュースタンダードのサングラスをお考えなら、サガンやファンデルポールも積極的に愛用している、デザインにも機能性にも優れたS3が第一候補である、とお伝えしておきます。
オガワ
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この記事を書いた人
自転車が好きすぎてTOKYO WHEELSで働き始めてしまった自転車バカ(坂バカ)。今ではお店に立つことはほとんどなくレアキャラ化しており、基本的には中の人として仕事に従事。様々なサイクルウェアブランドの仕入れを行い、実際に身に着けて走る中で、それぞれの良さを見つけ出し情報発信し続けていく。
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