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TOKYO WHEELS Osaka
2020.01.28 Tue
今日の大阪、昼間はすっごい陽気でしたね。あり得ない。
昨日は結構寒かったのに。
いやほんと桜が咲きそう。
正午ごろの暖かさなんて、下手したら半袖ジャージで走れるレベルでしたね。
そんな偽りの春っぽい空気を読んでか読まずか、春の新入荷がジワジワ始まってます。
今日はいきなり、新規お取り扱いのバッグブランドがふたつも大阪店に到着してます。
良い眺めだ!
ドイツ・ベルリンからは老舗サイクルバッグブランド『Bagjack(バッグジャック)』
そして京都からは、日本語の「背嚢(はいのう)」に由来するネーミングも持つ新鋭バイシクルバッグブランド『HYNOW(ハイノウ)』。
オンラインには未登場のものが幾つかありますが。
もう間もなくと思いますので、オンラインをご利用のお客様におかれましては少しお待ちいただければ幸いです。
で。今日スポットを当てるのはBagjackのメッセンジャーバッグ『Pogo(ポーゴ)』です。
メッセンジャーバッグ【Pogo】/ Bagjack ¥32,900(税別)
メッセンジャーバッグをお探しの方にはきっと朗報と思いますよ。サイズとか超イイ。
ご紹介の前に、Bagjack(バッグジャック)というブランドについて少し。
仕掛け人はピーター・ブラウンズバーグという御仁。時は1993年。
アメリカ・サンフランシスコのメッセンジャーカルチャーに感銘を受けて、ベルリンの壁崩壊後のベルリンでメッセンジャーサービスを旗揚げ。
時を同じくして作ったナナメ掛けバッグ。それがきっかけではじまったブランドです。
そう、どこかで聞いたことのあるようなストーリー。
まるでCHROMEのようなブランドなんですよ。それも後追いとかではなく。同世代ですね。
また詳しくご紹介しようと思いますが
政府・軍隊・巨大企業の依頼をこなし、今をときめくハイブランドのバッグ生産まで請け負うようになった、世界屈指のハンドメイドバイシクルバッグブランドがBagjackです。
日本では以前からセレクトショップを中心にちらほら出回っていますが、年にたった数度のみという入荷背景があり、正直やや買い辛いブランドという一面も。
検索してもどこも在庫が無い(ことが多い)・・・みたいなブランドの典型です。
それでは【Pogo】の各ディテールに迫ります!
サイズは、ざっくりですがヨコ約45センチ×タテ約30センチです。
少し小振りな良いサイズです。我々日本人にはいちばんニーズのあるサイズでしょう。
サイズの割に非常に広いマチ(約16センチ)もポイント。
表地はキメの細かな500Dのコーデュラナイロン。上品な印象です。
バッグによく使われる一般的なコーデュラはもっとザラっとした目の粗い物なので、与える印象の差はデカいですよ。
ショルダーベルトはワンハンドで操作するクイックリリース式。
サブストラップ(前傾姿勢になった時にバッグが前に滑り落ちない様に止めるストラップ)も付属してます。
Bagjackのメッセンジャー、実は背負うとすごく安定します。そのヒミツはこのショルダーベルトのレイアウトにあります。
しかもこのバッグ・・・
縦持ちも可能です。個人的にはあまり意味ないギミックだな、とは思いつつ面白いので載せます(笑)
さて中を見ていきましょう。
メインコンパトーメント。このサイズのメッセンジャーとしては異様に間口が大きく、ありがちな窮屈さはナシです。ここがすばらしい。
容量は最大で約20リットル程です。
白い裏地(ライナー)は、防水素材であるターポリン。
袋状に縫い、面ファスナーでバッグ本体に固定してあります。まるっと取り外しも可能です。
ただ、ライナーにターポリンなどの厚い防水素材を使うとかなり重くなっちゃうんですね~。心当たりがある方も多いでしょう。
ここにこのバッグ最大の良さがあります。900グラムを切る軽さなんですよ。通常は軽く1キロを超えてきます。すげぇ。
ポケットは、フラップをめくってすぐのフロントにひとつと・・・
その裏側にもひとつ。
三つ折サイフやスマホ、イヤホン、モバイルバッテリー等がすっきり収まります。
自転車系メッセンジャーバッグにありがちな、ペタっと??平べったい感じもなく
立ち姿が実によろしいです。安定感ありまくり。荷物が入ってれば自立しますしね。
安定感と言えば、ブランド内でもクラシックに属するシリーズの中の、更に定番モデルときてます。
長く愛され、真に愛せる、そんなメッセンジャーバッグだと思います。
よろしくどうぞ。
(シゲマツ)
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