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TOKYO WHEELS Osaka
2016.11.27 Sun
大型サドルバッグ。本当によく売れましたし、街中でもよく見かけました今年は。完全に輪界で市民権を得ましたね。
何度追加入荷したことか。そして冬になった今もその勢いは衰えず。
・・・今更ながら、これって何で流行したんでしょうねー?
以前は超ニッチアイテムだった
日本に初上陸したのが6年位前・・・でしたか?7年?まぁそのくらいです。
どちらかと言えば、新しモノが好きな人、またはどうしてもそれが必要な方が飛びつくだけのニッチ度全開のアイテムで、ここまでのヒットはちょっと、想像できなかったです。
ヒットした背景には色々とあるようで。
自転車に軽量キャンプグッズを搭載したロングツーリング、いわゆる「バイクパッキング」が世界的に流行したこと。
取り付けが面倒で自転車が重くなるキャリアやステーが必要なパニアバッグと違い、大型サドルバッグは単体で取り付けOKなこと。(最近出た一部のモデルでは金属ステー付きもあります。)
大きさ(長さ)を必要に応じて変えられることが、街乗り派の琴線にも触れた。
等々、さまざまです・・・が!
背中の暑さ・重さから解放される悦び。
たぶん、ヒットの一番の理由はバックパックを背負わなくて良いからです。
バッグを背負うことは、ロングライドにおいては想像以上に負担になっているものですし、春・夏・秋は背中が暑い。冬だって日によっちゃ暑い。
それが、バッグ一つ変えるだけでドンだけ楽なんだ!ってことで、大ウケしたようですよ。
そして、このブランドが表舞台に現れたことも、サドルバッグの普及に拍車をかけました。
どちらかと言えば、MTBやシクロなど泥系の自転車にマッチするデザインの大型サドルバッグが中心だったところに、颯爽と登場したAPIDURAは、カーボンやアルミのロードにもマッチする無機質でソリッドなデザインで登場し、大ウケ。
大阪店でもローディーの方からのご指名が多いです。
店頭取り付けご希望の皆さんのバイクを見せていただくと、カーボンだったり、アルミだったり。クロモリライダーの方よりも先進的なタイプのロードバイクにお乗りの方が大半でした。あと、クロスの方も多かった!
ココんちのサドルバッグは、現在3タイプをお取り扱い。まだお持ちでない方に向けて、おさらい的にご紹介!
サドルバッグ【レギュラー】¥17,399 (税込)
軽量・強靭な防水ファブリックであるX-PacのVX21を使った、最大容量17.5Lのモデル。大きいモノが欲しい方は迷わずこちらを。
サドルバッグ【コンパクト】¥16,376 (税込)
そして、弟分のコンパクト。容量以外は【レギュラー】とまったく同じです。最大容量は11L。
・・・これ“コンパクト”って名前やめた方がいいと思うんですよね(笑)
他のブランドのスタンダードサイズとおなじですもん。
コスパの高さで一番普及している?FAIRWEATHER(フェアウェザー)のサドルバッグ“SeatBag”と殆ど同容量、同サイズ。充分に大きいです。
そして最後は、最も新しいモデルであるサドルバッグ・ドライ【コンパクト】¥18,400 (税込) 。
最大容量は9Lで、サドルバッグ【コンパクト】と大差なし。見た目の大きさもほぼ変わらず。
この両者「どう違うの?」というご質問が店頭でも多いんですけど
ざっくり言うと、メイン素材の違いによる防水性の強さ、そしてバッグそのものの強さが違います。あとはルックス。
こっちがサドルバッグ【コンパクト】です。素材はX-PacのVX21。高級登山バッグでおなじみ、軽量・低伸度の強~~いヤツ。防水性ももちろんありますよ。よほどドッと降らない限り、中身は濡れません。
対して、サドルバッグ・ドライ【コンパクト】がこちら。
こちらは更に強く、裏側にコーティングまで施された硬い生地を採用してます。たくさんある合成繊維の中でも、かなり上位に位置する強い素材です、この生地は。ルックスもちょっとダークな感じで、バイクのイメージが締まってカッコヨイです。
しかもその縫い方がまた特殊で。
縫い目、ありませんよね。コレどうなっているのかと言うと、素材同士を重ねた後、高熱を加えながら高圧プレスしています。こうすると生地同士がくっついて溶け合う・・・“溶着”という状態になるので、一体化しスキマがなくなり、雨がまったく入らなくなります。更に、糸を使わない分軽量化もはかれます。
それと、裏側。
なんだか、3Dメガネみたいな部分がありますよね?ココは普通、ブ厚いプラスチックのプレートを入れて、荷物の重さを支える部分ですが、サドルバッグ・ドライ【コンパクト】に、ココのプレートはなし。その分軽さに貢献。
じゃあ弱くなっちゃうじゃん?と思いますが、この3Dメガネ(笑)は合成繊維で最強と言われる「ハイパロン」。おいそれとは破れませんし伸びませんし切れません。このハイパロンで重た~いモノをハンモックのように吊って、支えます。
まとめ
小雨以上の雨では自転車乗らないよー。という方や
サドルバッグ以外にもフレームバッグなどをお求めの予定で、1シリーズで揃えたい方はサドルバッグ【コンパクト】がおすすめです。
強い雨でもやむを得ず乗らなくてはならない方は、迷わずサドルバッグ・ドライ【コンパクト】チョイスして下さい。そうそう、こちらの方がダンシング中に振れにくい、というインプレもいただいてます。
ちなみに大阪店ではサドルバッグ【レギュラー】のみSOLDしていますが、来週入荷してきます!それ以外のサイズは揃っています!
(シゲマツ)
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