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TOKYO WHEELS Mishuku
2020.04.04 Sat
先日、ロードバイクデビュー時からずっと疑問を感じていたことを、今更ながら自身で体感してくることに。
その疑問とはサイクリストあるあるなのか、永年の課題とまで言い切れるものなのか…
「サイクルジャージ姿でお洒落カフェへの入店は恥ずかしいのか!?問題」である。
まず大前提として個人差があることは重々理解している。
全裸を見られても無の境地でいられる御仁が存在するぐらいなのだから、個々の羞恥心なんて千差万別以外なにものでもない。ちなみに僕に関しては残念ながらそんな鋼のメンタルは持ち合わせておらず、自分がどうありたいか以前に、他人にどう見られるかを優先してしまう脆弱ミーハー野郎だ。
カフェとはなんぞや?
さて次に冒頭で述べた”お洒落カフェ”の定義付けはどうしたものか。
主に都市部に店舗を構え、ロケーションも良し。客層は25~50台の女性比率多め。友人との語らいの場はもちろん、仕事をこなす場でもあり、各々が思い思いの時を過ごすことが出来る癒しの空間。それと同時に、利用していることがある種のステータスにもなり得る。簡単にまとめればそんなところだろうか。
では普段、僕がライドの道中で立ち寄っていた、トロトロのクロムムッシュで舌を喜ばせてくれるあんなお店や、血糖値を異常値までガツンとあげてくれちゃうホットチョコレートが美味しいあんなお店ははたしてカフェか?
否、あれは誠に勝手でいい加減な詳細分類をさせていただけるのであれば”サイクルカフェ”という類のものだろう。
店先にはバイクラックが設置。店内にはこれでもかと自転車関連の装い。
自転車というモノに愛着やご理解を持たれた、小粋で洒落たオーナー様、スタッフさんが満面の笑みで疲弊した僕らを迎え入れてくれる。
そんな、甘い甘いお菓子の家のように誘惑満載のサイクルカフェがあれば、たちまち僕らはヘンゼルとグレーテルどころか、アリさんの如く無意識に入店してしまうのだ…。
突撃前の心構え
人は自身の存在を否定されることを恐れる。また、自身の常識では計り切れない出来事に対しては恐怖心を感じる。
サイクリストだって人間だ。己の高尚な趣味の神聖なる正装を否定されたくないし、認められたいものである。しかし、ひとたび好奇の目にさらされれば、よほど感情の欠落や、脳の機能が欠損でもしていない限りはたちまち羞恥心が湧き上がってくる。
”お洒落カフェ”の利用者の視点で考察してみよう。
普段から利用しているカフェに突如としてサイクルジャージ&レーパンの人物が、高らかにビンディング音を踏み鳴らし、さっそうと入店してくるではないか。何が起きた…?単独フラッシュモブか?罰ゲーム…否、テロの類だろうか?
人体を可能な限り流線形に近づけたその造形物はさぞ異形に映り、その出会いの瞬間はまさにパニックの一言に尽きる。彼らにとってはそれは非日常であり、未知との遭遇意外なにものでもない。
しかし我々は侵略者ではない。ただ自転車に乗るという健全なる行為の合間に、日常でなんてことなく利用している場をプラスすることで、より充実した時間を過ごしたいだけなのだ。
”お洒落カフェ”とサイクルジャージは愛慣れない関係性なのか?否、森羅万象において必ず解決策というものは必ずあるはずだ。
鉄の甲冑を身に纏って高齢者福祉施設に乗り込むなんていうエキサイティングなシチューエーションよりはよっぽど現実的でハードルは低いじゃないか。
さて、もう多方面から手厳しいツッコミが出てることは予想できるが、お察しの通り前置きが非常に長くなってしまったので、肝心の突撃編については後日リリースさせていただきたい…
人生の無駄を楽しまれている方は是非お楽しみにお待ちください。
イーノ
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