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Ordinary Things
2019.06.12 Wed
夏といえば「リネン」。やっぱり冬よりも暑い時期のイメージが強いですよね。
それも、日本が高温多湿であることが大きいでしょう。
コットンやシルクよりも優れた吸水性に、高い発散性がカビや臭いも抑えてくれる。まさに梅雨時期や夏には欠かせない素材です。
生地が硬いイメージを持っている方が多いかもしれませんが、使うたびに馴染んで肌触りが柔らかくなってくるのもリネンの特徴。それでいて繰り返す洗濯にも強い、耐久性の高い素材なんですよ。
なにより、ムシムシした暑い日でもあの乾いた質感が爽やかに感じられる。
発色がいいので、リネンらしいナチュラルなものから、鮮やかなものまで幅広いアイテムがあるのも魅力のひとつです。
◆Matkaの世界観に酔いしれる。
”Matka(マトカ)”とは、フィンランド語にて「旅」を意味する言葉。
読書好きで空想にふけるのんびり屋さんなネコ”kuu(クー)”と、そんなkuuの理解者で真面目で頭の回転が早いトリ”puu(プー)”の旅物語を、描いたアイテムを展開しています。
手掛けるのは、ソーイングアーティストのNutel(ヌーテル)こと、渡邊笑理さん。
描かれている刺繍は、繊細で芸術的なデザインばかり。渡邊笑理さんのインスタグラムには作品も載せられているので、気になる方はぜひどうぞ覗いてみてください。
Matkaのアイテムから、kuuとpuuがのんびりと旅を楽しむ物語が頭に浮かんでくるから不思議なんですよね。
それも、プリントではなくフリーハンドミシンによって一つ一つ刺繍が施されているからなのか。機械的じゃないデザインに惹き込まれます。
展開しているアイテムは、ハンカチ、ポーチ、ペンケース、トートバッグの4種類。コットン混のアイテムもありますが、全てがリネン素材をベースに作られています。
持っているだけで、自分も物語りの登場人物になったかのような気持ちになれるMatkaのリネンアイテム。猫好きな方へのプレゼントとしてもいいかもしれませんね。
◆日常に寄りそう、Lino e Linaのリネンアイテム。
お次は、”Lino e Lina(リーノ・エ・リーナ)”。ブランド名もイタリア語とリトアニア語にて「リネン」を意味する言葉となっており、アイテムの全てがリネンにて作られています。
前回はNEWSにてリネンハットをご紹介しましたが、他にも日常に寄り添ったアイテムをたくさん展開しています。
Lino e Linaの素材となる亜麻(フラックス)は、麻のなかでも最高ランクのもの。さらには、栽培から製品が完成するまでの工程を全てヨーロッパで行うことで、高い品質を保っているのです。
また、Lino e Linaのアイテムは色が綺麗なんですよね。染色が鮮やかなので、ハットやバッグにて夏のならではのお洒落を楽しむことができる。
エプロンやキッチンクロスを取り入れれば、お家の中もパっと明るく。
ちなみに、バッグはリバーシブル。2つの顔を持っているので、スタイリングで使い分けることができます。
エコバッグのひとまわり大きいくらいのサイズ感なので、ちょっとしたお買い物にも気軽に連れて行けて、上品な印象を与えてくれますよ。
清涼感のあるルックス、天然素材ならではのギミックも備えた「リネン」。
最大限楽しめる今だからこそ手にしてみてはいかがでしょうか。
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