前の記事
Jedia
2016.05.17 Tue
世代でしょうか?世代でしょうね。商品を見るにあたって無意識にチェックするポイントです。
Made in Italy。
だから何?(他生産国と)どこが違うの?と問われれば、(様々に良し悪しありますが)明確な答えは出せません。ですから完全なる自己満足なチェックポイントでもあります 笑。
先週のJediaメルマガでも書きましたが、あらゆる素材の高騰による近年の価格変動は避けれません。よってメーカーさんも早い段階から、生産拠点をいくつかの場所に振り分けし、生産コストを抑える、また技術教育などを含め、第3国への進出をしています。
ヨーロッパブランドの主な生産国。
イタリア、フランス、ドイツ、スペイン、イングランド、などなど。
ブランドの自国生産が一番望ましいのでしょうが、そこには賃金の高騰。技術者の教育、継承など、様々な問題があります。よって、生産コスト、クオリティ維持の為。
トルコ、ブルガリア、ポルトガルといったヨーロッパ近隣諸国で生産されるアイテムも増えました。おそらく、地続きのヨーロッパですから、頻繁に工場視察、管理もできて、クオリティの維持や技術継承もしやすいのでは?と推察します。
すべてのブランド。本来ならば自社工場で純度高くプロダクトを生産したいところでしょうが、需要と供給。経営の側面から、現在のこうしたトレンドは続いています。
ゆえに。自社ブランドとしてその技術を活かした自国での生産を継続出来ている老舗ファクトリーというのは現代に於いて非常に貴重であり、人気が高い。
例えば。現在下記フェア開催中のシーラップ。
参照:【ONE-OFF(1点モノ)アイテムが集結!】Sealup(シーラップ)の今シーズンモデル(サンプル)1点モノがJediaに集まりました。
今なおイタリアで生産される純度高いイタリアンメイドのコート、アウター。
もちろん現地の職人を採用し、近年では生産クオリティの維持、向上の為に環境もクリーンで時短業務も導入するなど、俗にいうブラック企業の真逆。ホワイト企業として、良品を産み出しています。
その技術力。数多のビッグメゾンがコート制作を依頼する事が実証しています。
こっそり。読者の皆さんへ内緒話をすれば、フランスブランドのル〇ヴィト〇のコート、アウター類の生産はシーラップが手掛けていたり?するようです(それ以外の皆さまご存知トップメゾンなども)。
簡単にいうと。ブランドネームは違えど、ヴィト〇クオリティのコートを価格的には半分以下で手にする事が出来るという事。くしくも現在ブランドさんの展覧会イベントも開催中。
参照:Volez, Voguez, Voyagez – Louis Vuitton
貴重なアーカイブモデルも展示されている展覧会。会期が6/19(日)までらしいですが、一度は足を運んでおきたいところ。
一流ブランドが認めたクオリティをスケールは小規模ながら、ここJediaでも体感してみては、いかがでしょう。
余談ですが、三宿店でボディに着せて展示しているとき、多くの大人な皆さま男女問わず。反応、タッチが良かったのが、このブランド。
旧くから良品の代名詞である「イタリー製のコート」。確かにお安いものではありませんが、その価値は充分にありすぎます。
来店し、反応される皆さんの多くが。
「どちらのブランド?」
と尋ねられる事も多く。
「ミラノのシーラップという老舗のコートブランドです。」
と自信を持ってお答えし。
「イタリーメイドですよ」。
と付け加えた時の皆さんの納得顔を見て。やはり、商品から出るオーラってあるんだろうな。と、妙に納得してしまいます。ズラリとコートモデルが並ぶ様は今月末まで。
今日みたいな少し肌寒い雨の日に、こんな洒落たコート。最高じゃあないでしょうか。
お時間ありましたら、是非三宿店まで足をお運びください。
サイクサ
Jediaの新着ブログ
この記事を書いた人
Jediaのバイヤー/スタッフが展示会情報やトレンドについての雑感、ヨモヤマ話などを書いています。 オフィシャルなニュースなどでは書けないことも書きたいと思います。ただ、スピード重視でいきますので、多少不正確な情報の記載があるかもしれませんが、ご容赦のほど!
BLOGブログ一覧
bloggerTOKYOlifeのスタッフたち
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
---|---|---|---|---|---|---|
« 4月 | ||||||
1 | 2 | 3 | ||||
4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 |
11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 |
18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 |
25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 |