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TOKYO WHEELS Osaka
2017.07.15 Sat
リネン(麻)系の素材。言わずと知れた夏の定番です。
ドライ感があって涼しく、汗染みは出つつもすぐに消える。
6月とか、まださほど暑くない季節にはそのありがたみもあまり感じませんけども
毎年、梅雨明けも近付くこの強烈に暑い時期には、あって良かったなぁ・・・とシミジミ思わされますね。
今日の私はTilakから今シーズン登場したジャパンモデル【Monk tee】でお店に立ってます。
このTee、元々やや大き目のサイズ感なので普段ならSサイズをチョイスしますが、更にふたつ上げてLサイズでビッグシルエットっぽく着てます。
ただネックラインが少し広いのがチョット気になるところ。
Teeシャツ【Monk tee】/ tilak(ティラック)¥8,640 (税込)
このTee、リネンに(株)テイジンの【SOLOTEX® Moveit】というハイテク繊維を加えて、リネンの弱点である縮みやゴワつきを抑えた優れもの。晩春からずっとヘビロテ中です。
ただ大阪店在庫は残念ながら・・・。再入荷予定も今のところありませんが、嘆くことなかれ、同等の機能性を持ちつつ自転車に寄せたシルエットで勝負!な優れものがあるんですよ。
熱心に商品ページをご覧いただいている方なら『え?そんなのあったっけ?』と思われるかもですが
ショートスリーブメリノウールインナー【レギュラーフィット】/ TOKYO Wheels(トウキョウウィールズ)¥6,480 (税込)
こちらです。
そうです。弊社謹製のメリノインナー、その半袖モデル。アンダーウェアとして企画しつつ、一枚でも着れるようデザインしました。
メリノウールは一応ウールではあるんですけど、ウール独特のホワっとした温もりはあまりなく、夏でもよく使われる素材です。山岳系のアンダーウェアの大定番として君臨していることからもその高い機能性は明らか。
『夏にウール着て暑くないの?』という、当たり前に浮かんでくる疑問も、メリノにはあまり当てはまらないんですよ。
汗に対してもコットンにくらべアドバンテージが大きいです。例えば、上の写真は水滴を乗せてすぐの状態。下の写真は5分ほど放置した状態です。
これが意味するところは、初期撥水性。少ない水分は弾くか蒸気の状態で吸水し、圧力をかけたり水分が多いとしっかり吸収する性質。
軽い汗は吸わずに飛ばしてくれて、大量にかいたら吸ってくれる、というハイテクっぷりなんです。化学繊維じゃないのに!
更に、ウールはそもそも水を留めておく性質が弱いので(化学繊維には負けますが)、コットンやレーヨンにありがちな、いつまでも汗で濡れたままというキモチ悪い状態に陥りにくいです。
また、メリノ種の羊から採れるウールは、一般的な羊のウールに比べて繊維の細さが半分以下です。繊維が細い=『毛細管現象』が起きやすいため、汗を吸い上げ発散させるスピードが速いです。
ウール特有の防臭抗菌効果もしっかりありますし、欠点らしい欠点が殆どないんですよ。強いて挙げれば流通量が多くないので、プライスがチョット高めですね。それと、すぐに毛玉が出てしまうような、アンダーウェアとしてしか楽しめない弱い(?)ものも多く出回ってしまっていること、でしょうか。
弊社のメリノは、世間でいうところのやや硬めな仕上がり。アクリルっぽい生地感で、ドライ感が強く、また丈夫です。
耐久性という点で化学繊維よりも勝るので、洗濯でのダメージが出にくく、夏はカットソーとして楽しみ、その後はアンダーウェアとして寒い時期まで活躍してくれます。数シーズンまたいで。
透ける一歩手前の薄さというのもポイント。
多量の汗が乾燥したときに出てくる「塩」の付着も起きにくく、着いてもこすれば目立たない程度に落ちてくれます。
で、今日のBlogのいちばん注目していただきたいところは、サイズ感です。
アンダーウェアとして作っているためシルエットがややタイトめです。ですのでカットソーとして楽しむなら1サイズ~2アップをおすすめします。そのほうが涼しいですしね。
<Mサイズ着用>
身長169センチ/体重62キロの中肉中背、アンダーとしては通常Sサイズを楽しむ私は、カットソーとして着るならMサイズかLサイズです。
<Lサイズ着用>
スポーティーな雰囲気であればMサイズ
Tシャツっぽく、イマっぽくゆとりを持たせるならLサイズ。
個人的にはLサイズが良いなと思ってます。
ご参考になりましたら。
(シゲマツ)
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