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TOKYO WHEELS Osaka
2016.09.10 Sat
「エントリーモデル」なのに「最高峰」とはこれいかに?
いや実際そうなんですよ。今日ご紹介するシューズは。
先日、弊社代表モリもスペインにて参加した、世界的なクラシックサイクルイベント『エロイカ』。
この記念モデルとして限定リリースされたのが『EMPIRE 85(エンパイア・エイティーファイブ)』。ちなみに「85」とは、GIROの創業年数です。
ビンディングシューズ【EMPIRE 85】/ ¥38,880 (税込)
記念モデルというだけあって、特別カラーのキャップ・グローブ・ソックスが付属するサービスっぷり。使うも良し飾るも良しの、コレクターズアイテムです。
ちなみにこの3点が付いて、替えヒモ2色も付いて、プライスはベースモデルの「EMPIRE ACC」とほぼ同じ!(EMPIRE ACC ¥37,584 税込)
話が反れましたが、このモデルがなぜ「エントリー」で「最高峰」なのか。
紐解いていきます!
ベースモデルは元トップモデル
ベースとなったのは、一昨年までGIROのハイエンド・ロードビンディングシューズとして君臨した『EMPIRE ACC』です。ハイエンドモデルにヒモを使うという型破り、そして超軽量っぷりで一躍人気、ツールでも着用選手をチラホラと見かけたモデルです。トップの座こそ『EMPIRE SLX』を譲った今も、オシャレなロードバイク乗りに変わらず人気!
扱いやすいソールに変更
『EMPIRE ACC』は、かのEASTON製のカーボンソールを採用しています。ちなみに同じ素材のステムは3万円弱!それだけハイレスポンスな素材なんですが、反面、扱いに気を遣う一面もありました。硬いですしね。
(上:EMPIRE ACC、下:EMPIRE 85)
そこでナイロン系の軽量素材にソールを変更。しなやかさが遥かに増し、破損しにくく、例えばコンビニ休憩するときでもそのまま、あまり気を遣うことなく扱えるように。まさにビギナー&ゆったりライド派にもってこいな仕様になりました。
気になる重量増もさほどでもなく、サイズ42で250g前後とかなり軽量。他社のナイロンソールのシューズは軒並み300gオーバーですから、その軽さが伺えます。ちなみにですが重量250g前後といえばレースも戦えるスペックですので、そのあたりもご安心を。
履き込んでアジを出す素材を採用
アッパーにはレザーにも似た素材のマイクロファイバーを使用。すこし伸びがあり、履き込むほどに足になじみ、またレザーのようなエイジング(経年変化)も楽しめるようになりました。
微妙なサイズ調整も可能
インソールに取り付けて微妙なサイズの調整ができるパッドも3種付属。たとえば季節が変わってソックスの厚さが増しても、変わらぬジャストな履き心地をお約束。
トゥクリップにまで対応!
『EMPIRE ACC』どころか、他のモデルにもなかった樹脂製のクリートが付いています。これはトゥクリップ愛好家のためのスペシャルなはからいで、このクリートの溝にペダルの後ろ端をセットする要領で使います。
トゥクリップ使用時においてもハイエンドモデル譲りのパフォーマンスを味わえてしまう、という素敵さですよ。
(※変わった形のものなど、ペダルによっては対応していません。)
エントリーモデルにもいろいろですが、たいていはビンディングシューズへの理解を深めるうちに不満が出て、買い替えたくなってしまうもの。
ですがこの『EMPIRE 85(エンパイア・エイティーファイブ)』であれば、そのような事態とは無縁かも知れません。何せ『元トップモデルベースのハイエンド・エントリーモデル』です。フツーにミドルレンジ以上の実力を持っているわけで、何に不満を感じることがありましょうか。
(出るはずもない耐衝撃+IP68規格iPhoneを待ち続けるシゲマツ。)
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