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2016.08.21 Sun

TOKYO WHEELS Osaka

ビンディングシューズのスゝメ(2016夏版)

朝晩の暑さが少しマシになってきたような?

もうすぐそこまで迫るスポーツの秋、自転車の秋。
だからなんでしょうか、近頃ビンディングシューズをお求めの方がいきなり急増中。

20160623192328_99751

新車納車のタイミングで・・・
レース参加を機に・・・
秋のロングライドに向けて・・・
なんかカッコイイし(笑)←大事!

等々、みなさんの動機はさまざまだと思いますが、
今あらためて、ビンディングシューズについて書くときが来たような気がしますよーー!

 

 

大きく分けて2タイプ
まず、具体的なビンディングの種類から!
シマノさんが提唱し、今や一般的な呼び名となっている「SPD」「SPD-SL」の大きくふたつに分かれます。
※小規模ブランドが作る物凄くマイナーなものもありますが、ここでは割愛します。

 

DSC00472

こちらがいわゆるSPD-SLタイプ。ボルト穴が3つ、三角状に並んでいるのが特徴です。三つ穴タイプ、とも。
いわゆるロードバイク向きのペダルで、クリート(シューズとペダルを接続するための金具)が靴底に出っ張るので、歩きにくいなどのデメリットは有りますが、ライディング時のパフォーマンスはこちらが上とされています。

 

DSC00474

こちらはSPDタイプ。二つ穴が特徴(4つ~6つ並んでいますが、使うのはそのうち2つです)。
自転車のタイプに限定せず使えるオールマイティ。クリートが靴底にすっきりと収まるものが多く、歩きやすいのが特徴。ゆったりライド派や、初心者さんにもオススメです。
レースシーンではシクロクロスやマウンテンバイクでよく使われます。
以前は重たいシューズばかりでしたが、最近は軽いものも珍しくなくなってきています。

 

ビンディングにするメリット
総じて『使える筋肉部位が増えて疲れにくくなる』『自転車との一体感が上がり、より踏んでいけるようになる』ことが挙げられます。
今までは押す力でしかペダルを動かせなかったものが、引く力も使えるようになるからです。
また、自転車のタイプやライディングスタイルによってそれぞれ固有のメリットがあります。

ロードバイク:主に登り坂やダンシングで「引き足」を積極的に使え、パワーロスが大きく減ります。『速くなる』と言い切ってしまう人も多いです。
MTB:ロードと同じく登りが楽になり、また下りのデコボコ道で足元がバタつきにくくなります。が、山でのビンディング使用には多少の慣れが必要です。
ロングライド:非ビンディングの場合、ペダルから足が離れないように自然と力が入ってしまうものですが、これがなくなり楽になります。「押す」よりも「クルクル回す」感覚でどんどん進んでいけますよ。

また、走り出す瞬間にビンディングをカチッとはめる音や動作が儀式的でなんだかカッコイイとか(笑)でもこれって大事な動機だと思いますよ!気合入りますからね。

 

必要な物と注意点
『シューズ』『クリート』『ビンディングペダル』の3つです。ただしクリートは、ペダルを買えば一緒についてくる場合がほとんどです。

<SPD用クリート>
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注意しなければならないのは、三つ穴タイプ(SPD-SL)のシューズに二つ穴タイプ(SPD)のペダルは使えず、その逆もしかり、ということです。
三つ穴タイプのシューズには三つ穴タイプのペダルを、二つ穴タイプのシューズには二つ穴タイプのペダルを使ってください!

また、クリートとペダルのメーカーは揃えた方が無難です。同じタイプでも形状や設計のコンセプトが各社違いますし、仮に使えたとしてもメリットはほぼないように思います。

このほか、お店のお世話にならず自分でペダルを交換する場合は『ペダルレンチ』も必要です。
CRANK BROTHERS(クランクブラザーズ)の場合は不要です。お持ちの六角レンチで着け外しOK!

 

バリエーション

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ロードタイプ(三つ穴)
主にロードバイク向き。速さやしっかりとした踏み味を求める方へ。
歩きにくいので、自転車から降りたあとはご注意を。

 

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ロードタイプ(二つ穴)
レース初心者、ロングライダー、自転車通勤、また歩きが多い人にもオススメ。
軽いものも増えてきました。TOKYO Wheelsでは今いちばん良く売れています。

 

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グラベルタイプ(二つ穴)
舗装路から山までなんでもござれ。
ロードはもちろん、シクロクロスや、最近流行りの『グラベルライド』にも対応。MTBにもアリでしょう。
ロングライドにも使えるので、真のオールパーパスはこちらかも。

 

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スニーカータイプ(二つ穴)
最もカジュアルで気軽に使えるタイプ。
普段履かれているスニーカーの延長的に履けるので、普段着そのままでOK。
また防水モデルなど、個性にあふれるのもこのジャンルの特徴です。
歩きやすいモデルが多いのもポイント。

 

ビギナーさんにいまオススメ!
ずばりGIROREPUBLIC(リパブリック)です。
導入しやすい二つ穴タイプで、自転車を選ばないコンサバなフォルム。
カジュアル路線でありながらしっかりとした踏み味、見た目に反する軽さ(サイズ42で300グラムちょっと)など、文句なしに今いちばんのオススメです。

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ビンディングシューズ【GIRO REPUBLIC】¥19,440 (税込)

さらにこのブラック/グレーは数年前に惜しまれながらも廃番になったカラー。
それをTOKYO Wheelsで別注復刻させたのですえっへん。
更にこのシューズ、靴底がすり減っても交換用のソールが手に入ります。また、意外と歩きやすいのです。

 

店頭でもビンディングに関する各種アドバイスは大歓迎です。
モデルにお悩みの方も、導入を迷っている方も、お気軽にどうぞー!

DSC00476
※もっといろいろございまーす
(大阪店のシューズコーナーも見易くなりました。今後さらにパワーアップしますよー。)

 

シゲマツ。

この記事を書いた人

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TOKYO WHEELS 大阪店のスタッフがお店の情報や最新入荷情報、日々の出来事をつづっています。 ※TOKYO WHEELSのお得情報や新入荷情報をTwitterやFacebookをフォローしてGETしよう!

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