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2015.12.09 Wed

Jedia

美しすぎる世界。

キレイなものを嫌いな方はまずいないでしょうが、完成され過ぎる美は、ある種の近寄りがたさを醸し出します。

 

それは、例えば、全身クロム・ハーツやエルメス纏うようなご婦人など(一度表参道で全身クロムのご婦人みかけましたが、それはそれは凄いオーラでモーゼの十戒のごとく人の波が真ん中で真っ二つ)。

 

“美”を追及するものを見ると単純に感動、そしてそのうらにある感情は畏怖、簡単に表現すると恐怖に似た感情を抱いてしまいます。

 

それは、例えば、画像や本(雑誌)で見る絵画と美術館で見る本物のスケールの違い(キャンバスサイズでなく、色彩や作品のオーラのスケール)。

 

さて、前置き長くなりましたが、先日行ってきたジャコメッティの展示会。

DSC_2035

※レディースモデルですが、非常に美しいブーツ。フェティッシュな色気が。。

 

 
私にとって、見ると冒頭の感情を喚起させられるブランドのひとつ。本物のファッションを感じれるコレクションアイテムの数少ないひとつ。

 

来シーズン、デリバリーが楽しみなピックアップをしていますので、気が早いですがお楽しみに。

DSC_2034

 

そして、前回ブログで書いた、件のデュプイ社買収の影響、やはりショックは少なからずあるようです。実は例年年明け2月くらいの展示会が、この時期になり、もともとデリバリーに安定感のないイタリアブランドがさらに遅れそうだとの事で、エージェントでありディレクション行う秋山さん「コレクション組み直ししなきゃで、参ったわー(小さな声でエルメスあんにゃろ、うんにゃら~ 笑)」。

 

まずは、これまでの年2回だった展示会を今回から4回に分けて、デリバリーの安定化を図るようですのでまずは待ちましょう。

 

バタフライエフェクトなる言葉がありますが、あらゆるニュースにアンテナ張ってないと、おいてかれる世の中。

 

かくも世界は美しく残酷でもあるのです。

 

サイクサ

この記事を書いた人

Jedia スタッフ

Jediaのバイヤー/スタッフが展示会情報やトレンドについての雑感、ヨモヤマ話などを書いています。 オフィシャルなニュースなどでは書けないことも書きたいと思います。ただ、スピード重視でいきますので、多少不正確な情報の記載があるかもしれませんが、ご容赦のほど!

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