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Jedia
2015.10.16 Fri
すっかりシーズンの定番として人気となったラルディーニのニットジャケット。
遡る事1シーズン前の展示会でのファーストシーズンアイテム、代理店の大物さんからも、「これは、絶対売れますよー(関西訛りで)」と、現在の市場での人気を予見しているかのような意味深なアドバイスを頂きながらも、様子見オーダーかなー、と初回オーダーするも、ものの見事にブレイクアイテムとなった、今やシーズンに欠かせないアイテムです。
今シーズンも、コチラを筆頭に寒くなる前から動き出しており、早速の完売サイズ、カラーとなっていますが、無地モノに遅れること半月くらいで入荷したコイツが、また良い風合いを醸し出しています。
このシーズンの展示会場でも、かなり存在感際立ったアイテムでした。このあたりのセンスがラルディーニらしい、と言いますか、無地タイプのニットジャケットであっても、素材使いや色だし、パーツの作りこみに至るまで、ラルディーニらしいプロダクトなアイテムだったのに、さらに乗せてくる 笑。さすがやなー、と感心です。
ぱっと見た時は、この感じ、ラルディーニで必要なの??と感じつつも、これまでのプロセスを見るに、新たに打ってくる試金石がことごとくあたっているだけに、時代感をとらえた、このアイテムもいっちゃうんでしょうね。
いやいや、無地でよいでしょう、と思われる皆さんも多そうですが(私も当初はその一人でした)、シーズンインして、各社のデリバリーで新着チェックしつつ、コレクションの8割が揃った今シーズンの中でも、抜群な存在感です。そして、使いづらいかと思われがちですが、しっかり使えてしまう上品さもラルディーニだからこそ、必要なのだと感じるくらいの出来。
グレーを基調とした、アトランダムに配された、クラシックな柄。
ヘリンボーンにハウンドトゥース、レオパードっぽい柄や無地モノでも使用されるドットと多彩なパッチワークを使用した、贅沢さもある一着です。着ると決して派手!というわけでもなく、むしろ上品な仕上がり。
綺麗目なスタイリングにもサラリとこなせるのは、ラルディーニだからこそ。これらニットジャケットのコレクションはニットサルトリアーレと呼ばれるだけに、いわゆる他所のニットアイテムたちとは一線を画す、ラルディーニらしい美しいシルエットを持ったニット?というよりはジャケット?です。
キャッチーな柄アイテムは、コートやダウンのインナーでも存在感抜群。
現在、三宿店のメインウィンドウにてディスプレイしていますが、ね、インナー使いしてるのに目を惹いてませんか?実際通りを歩く方の目に留まるようで、立ち止まって見てらっしゃる方もチラホラと。
ディスプレイという名目だけにキャメルなコートを使用したコーディネートですが、これがネイビーやブラック系のアウターでも良いですね。
ラルディーニだけに、ドレッシーなスタイルとのマッチングも間違いありませんが、個人的には、履きこんで色落ちした501や太目のチノにスニーカーやワークブーツでアメカジっぽく合わせるのも良さげ、と勝手に妄想コーデを楽しんでおります 笑。
サイクサ
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