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TOKYO WHEELS Osaka
2020.08.26 Wed
ペーター・サガンやマチュー・ファン・デル・プールが愛用していることでお馴染み、アメリカのアイウェアブランド、100%(ハンドレッドパーセント)。
自転車用サングラスの展開がスタートした当初は2~3モデルが細々と流通しているのみでしたが、今ではパフォーマンス系モデルだけでも十数種を数えるほどのラインナップになりました。
ゴーグルをルーツとする特異なデザインと、イタリアメイドの確かな品質から、OAKLEYユーザーを中心に乗り換えや浮気(?)が頻発しているこのブランド。
2020年現在の代表的な自転車用サングラス6モデルを、今改めて深掘りしてみたいと思います。
この記事の目次
多くのモデルが、眉間のレンズ面積を多く確保したデザイン“TOPVIEW”を採用してます。
もちろんこれは、広い視野を得るため。掛けてみれば分かりますが、他ブランドとの差は歴然。
人間の眼の構造上、この眉間の面積をたった数ミリ増すだけでも視野の向上に大きな効果があり、特に前傾姿勢を取るロードバイクではハッキリ差が出ます。広く、良~く見えますよ!
今回ご紹介する全モデルにハードケース、クリアレンズ、ソフト巾着、2種のノーズパッド(サングラスに装着されている物も含む)が付属します。
それでは、代表6モデルを順にご紹介!
ブランドの代名詞的モデル。
このモデルは標準的な付け心地で、顔の幅が広めの方でもさほど無理なく装着できると思います。
流行のビッグレンズ系モデルなので、小顔な方だとレンズがやや大き過ぎるかも知れません。(=小顔効果が狙えますが。)
むしろ顔の面積が大き目のアジア人によく似合うモデルだと思います。
下部フレームの一部がスコップのように軽く「しゃくれ」ていますが、向かい風を程好く取り入れるためです。加えて、顔とレンズをある程度離すようなデザインになっているため、エアフローが良好。曇りにくいモデルと言えます。他の100%サングラスも、この構造を取り入れているモデルが多くあります。
100%のラインナップの中でも最もオールマイティなモデルで、TOKYO WHEELSでの販売数も最多です。
※SPEEDCRAFTのデザインのままレンズボリュームを抑えたSPEEDCRAFT SLや、小顔の女性やジュニアライダーにおすすめのSPEEDCRAFT XSもあります。
このモデルも、ブランドがサイクルアイウェアに進出した当時からある定番モデルです。
100%はモトクロスゴーグルの老舗ブランドでもありますが、そのゴーグル開発技術の影響を最も強く受けてます。
レンズは球面タイプですが、ゴーグルを作り慣れているだけあって歪みは極めて少ないのが特徴。
顔に沿うようなデザインで、顔とレンズの距離も近い為、冷却用エア・インテークを複数箇所備えてエアフローをしっかりと確保。
付け心地はややタイト。今回ご紹介する6モデルの中で最も幅が狭いですが、その分、グラベルなどの上下動が激しいライドではサングラスが脱落しにくいメリットがあります。
またテンプルアーム(ツル)は3段階で長さを変えられ、最適なフィッティングを探れます。
顔の幅が広くない方におすすめのモデルです。顔の彫りが浅い方でも深く見えるデザインである、ということも付け加えておきます。
サイクルアイウェアでは極めて珍しい、ティアドロップタイプのサングラスです。
SPEEDCRAFT並に広い視界を確保しながら、ボリュームを抑えたデザインが特徴。重量も30グラムと軽量です。
このモデルはSPEEDCRAFTと同じく標準的な付け心地で、顔の幅が広めの方でもさほど無理なく装着できると思います。
下部レンズにレーザーエッチング加工が施し、カドを取ってます。落下時に欠けが起きにくく、仮にキズが付いても目立たないのがポイント。
アダルトなライダーが、ブラックのヘルメットでビシッと決めた時にハマる・・・そんな渋いモデルという一面もあり。玄人感マシマシです!
S2(エスツー)をベースに、レンズ面積を拡大したモデル。
一見SPEEDCRAFT(スピードクラフト)と良く似ていますが、S3(エススリー)の方がレンズの幅が狭く、レンズの高さが大きい。
左:SPEEDCRAFT/右:S3
付け心地はSPEEDCRAFT(スピードクラフト)やS2(エスツー)とほとんど変わりません。
フレームデザインは、SPEEDCRAFT(スピードクラフト)よりもカドが取れていてややマイルド。
人気モデルのため他人と被るケースも多いSPEEDCRAFT(スピードクラフト)に比べ、ややマイナーな存在。そういう意味で狙い目のモデルです。大阪店でも人気急上昇中。
球面レンズを採用したNEWモデル。
SPEEDTRAP(スピードトラップ)がベースになっているらしいですが、SPEEDTRAP(スピードトラップ)よりもフレーム幅がグッと広いです。SPEEDTRAP(スピードトラップ)が合わなかった方は、こちらに変えることであっさり解決してしまうかも。
レンズは球面タイプですが、ゴーグルを作り慣れているだけあって歪みは極めて少ないのが特徴。そして空気抵抗は、おそらく全ラインナップで最も少ない。
付け心地はSPEEDCRAFT(スピードクラフト)やS2(エスツー)に近く、意外なほどマイルド。
顔のラインに沿うようなデザインなので、彫りが深く見えます。
また、昔ながらのキャットアイタイプのサングラスをご愛用の方は、あまり違和感なく乗り換えられると思います。
現状、最も新しいモデルがこのHYPERCRAFT(ハイパークラフト)です。デビューから間もないですが既に人気モデルになっています。
SPEEDCRAFT(スピードクラフト)をベースに、フレームを排除したようなデザインを採用しています。同時に、従来モデルからフレーム素材を変更。軽量&強化されています。
傷&欠け防止のレーザーエッチング加工も施されてます。
オオミヤは、これが一番掛け心地がイイ、って言ってました。確かに耳あたりの圧迫が最も少ないようです。たった23グラムという軽さも、付け心地の良さに貢献。
レンズ面積は広いですがフレームがない事で「顔なじみ」が良く、実は「はじめての100%」としてもかなりオススメのモデルです。
今回は以上です!
ちなみにですが、オンラインでは完売しているカラーやモデルであっても、大阪店には在庫があるケースがあります!(100%は特に。)ご試着されたいモデルがございましたら、ご来店前にお電話での在庫確認をおすすめします!(Tel:06-4400-5070 受付12:00~20:00)
そう言えば、昨年のちょうど今頃にサガン限定カラーでザワザワしましたね。一昨年はレインボーゴールドメッキ、昨年はメタリックブルー・・・果たして今年は出るのでしょうか。楽しみですね。
(シゲマツ)
「自転車だって、ファッションだ。」
TOKYO WHEELS 大阪店
◆SHOP INFO
大阪府大阪市西区西本町1-2-1 AXIS本町ビル 1F
OPEN:12:00-20:00(月曜定休/祝日の場合営業、翌火曜日休業)
TEL:06-4400-5070
MAIL : osaka@tokyowheels.jp
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