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TOKYO WHEELS Osaka
2016.12.07 Wed
元アークテリクスのスタッフが立ち上げた、カナダはスコーミッシュの新鋭サイクルウェアブランド、7mesh(セブンメッシュ)。
(ユーロバイクにて。POCと並んで、カルチャー系と呼ばれる層にいま大人気のようです。)
機能性はトップクラス、でもサイクルウェアに仕立てようと思うとこれがなかなか難しい、かのゴアテックス系素材。
それをアークで培った技術でもって見事サイクルウェアに仕立て、カナダの地でテストを繰り返し、リリースされるパフォーマンスウェアたちです。
それでいて街乗りにもスッと馴染む、他に無いテイストで、着実にファンを増やしているようです。
ウィールズでもデビューからずっと追っかけてますが、ココのウェアは機能性もさることながら、デザインが良い。弊社スタッフの着用率もすごく高いです。
先日関東であった某自転車運動会でも、着用率が高かったと聞いておりますよ。
アンテナの高い方たちの集まるイベントで好まれるブランドというのは、やはりそれだけの理由、魅力があるんでしょうね。
ただ、お客様にとってはどうもやや難解であるらしい、7meshのウェア選び。今期から一気に種類増えましたからね。
※参考NEWS⇒「7mesh、いいって聞くけどどれを選べばいいのかわからない」そんな疑問にお答えします。
大阪店店頭ではまず使用条件をよくよくお聞きして、2モデル位を候補にご提案させていただいてます。
でも「これしかない!」というモノもあります。替えが効かない。
2モデルどころか、他に選択肢をご用意出来ません。
だってこんないっちゃってるアイテム、他ブランドにも無いですし。
Promaloft Gold 超軽量・中綿ジャケット【Outflow Jacket Men’s】¥42,120 (税込)
いわゆる中綿ジャケット。ですが・・・
えっとまずは、ダメ?な点から。
良い点は追い追いご紹介します。語るとこ、イッパイありますので。
このアウター。ガンガン攻めてゆく、半ばトレーニングのような強度を上げてゆくライドスタイルにはおすすめしません。
暑過ぎると思います。東北以北でない限り、走り出し以外はほぼ出番はないでしょう。
このジャケットの出番は。
例えば休日などに、ロードで、ある程度ペースを固定して流すような走り方をするシーン。ポタよりちょっと速め。
汗冷えが恐ろしいヒルクライムの下り。
肌寒い朝晩のライド。
ポタリング、通勤、街乗りなどのデイリー使い。
スノーライドのような極寒下でのライド。
そして、休憩中に身体を冷やさないための防寒ウェア。
・・・あたりが有効レンジと思います。そうなんです、パフォーマンスウェア専門の7meshにしては、ややスローペースなライドに向く仕様。
と言ってもやっぱり、タダモノではなく。
このウェアの特筆すべきポイントはまず、通気性があること。
中綿アウターではどうしても構造上難しい、通気性の確保。これがしっかりなされています。
ヒミツはコイツ。Promaloft(プリマロフト®)。
いわゆる人工羽毛というヤツです。これがインサレーション(中綿)として使われています。
JediaのオザキBlogでもご紹介しましたが
近年、10万円オーバーのダウンジャケットを複数リリースするような高級ブランドが、このプリマロフト®を羽毛がわりに採用するケースが多く、グースダウンに替わる高機能インサレーションとして、いま一番注目されています。
そして、OutFlowに使われているプリマロフト®は、最高の暖かさを持つといわれる中綿、プリマロフト®ゴールド。
この特別なプリマロフトは、“超”がつく高級布団に使われていたりも。
他の中綿よりずっと暖かいということは、それだけ中綿の量を減らせるということ。
そうして通気性を確保し、着ぶくれを防いでスタイリッシュに、そして軽く(ちなみに異常に軽いです。携帯性ばっちり。)仕上がるということです。
しかもプリマロフト®は水に強い。
ダウンのように給水しないので、湿気で重くならず、ダウンの泣き所であるニオイやカビも発生しにくいというわけです。
繊維にハリ・コシがあるためロフトも落ちにくい。インサレーションとしてはほぼ弱点が無いのでは。
そのプリマロフト®を包み込む生地もこれまた軽い!適度なストレッチ性とじゅうぶんな強度を持ち、またしっかりと撥水性も持ち合わせていますので、急な天候変化にも対応可能。
(面白いように水滴がコロコロ転がります。そのくせ、水を押し込もうとしてもなかなか給水しません。)
いくとこまでいっちゃった中綿ジャケット、ここにありです。
一昨日からの寒波で在庫もそろそろウス~くなってきました。サイズ欠けも出てきております。
可能であればご試着は今週中をオススメします~。
おまけ
ヤギオ自転車買ったってよ
昨日、休憩に入るや否や逃亡
連れて帰ってきたのはFUJIのグラベルロード、Treadでした
オンオフ問わずマルチに使える性格と、キビキビ走るロード寄りのジオメトリ、タイヤ交換でシクロでも戦える点etcが良かったようです
今日もアゲアゲで走りに行っております
無茶すんじゃないよ~
奇しくも今日ご紹介したジャケットと同じレトロブルー。
ヤギオ君これ買ったら?デイキャン楽勝だよ。
シゲマツ
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