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Jedia
2015.06.16 Tue
アルカンターラという素材をご存知でしょうか。
クルマ好きな方であれば、聞いたことのある素材かと思います。
イタリアのアルカンターラ社が製造しているスエード調の人工皮革のこと。
高級車の内装で使われることが多く、クルマ好きには高級内装素材として知られています。
本皮のスエードに比べ耐久性に優れており難燃性や耐光性もあることから、高級車の内装に使われていた本革にとって代わる素材として使われるようになったのです。
ちなみにアルカンターラが使われている車は、
・458(Ferrari)
・911(Porsche)
・Reventon(Lamborghini)
・GranTurismo(Maserati)
・SLR McLaren(Mercedes-Benz)
など、錚々たる顔ぶれ。
(さて、この中で新車価格が一番高い車両はどれでしょう?)
本皮の内装だとメンテナンスが面倒なのに対して、
基本的にアルカンターラはメンテナンスフリー。
一番違うのが、水に濡れた場合。
シミや汚れになりやすい本皮に対して、すぐに乾いてシミになりにくいのです。
(ここがポイントなので忘れないように!)
いつもの如く前置きが長くなりましたが、
このアルカンターラを使ったアイテムがJediaにはあるのです。
一見、スエードのトートバッグに見えますが、実はこれがアルカンターラなんです。
ホントに、見分けは難しいくらい肌触りと質感が良いのです。
ここで、先ほどのポイントを思い返してください。
本皮に比べアルカンターラは「水濡れに強い!!」という特徴。
スエードは、起毛しているのでスムースレザーと比べ水をはじき易い特性があります。
とは言っても耐水性があるというわけではありません。
濡れてしまえはシミになることも・・・
シミになってしまうと隠しづらいのもスエード。
それがCISEIのバッグだったら、私なら相当ショックを受けるはずです。
だからこそアルカンターラなんですね。
突然の雨でも大丈夫、梅雨の時期だって雨を気にせず使えるのです!!
それでいてスムースレザーのトートバッグよりも、ちょっと値段が安かったり。
サイズ感は、ポスティーナがスッポリ入ってしまうくらいの大きさ。
開口部も大きいですし、使い勝手も良さそう。
サイドもボタンで留められたりと、荷物の量に応じて変化させることも。
そして、何より美しい!!微妙な曲線やシルエット、質感もそう。
これだけでも手に入れる価値はあると思うのです。
ブログを書いているだけで、欲しいなぁ、買おうかなぁ、という気分にどんどんなってきてしまうのです・・・。
実はこのアルカンターラ、元は日本の東レが開発した素材なんです。
アルカンターラ社は東レがイタリアで作った合弁会社。
日本の技術力が、世界の名だたるブランドに、一流ファブリックとして認められ使われていると思うと、何だか嬉しくもなりますね。
自分オートバイのシートをアルカンターラにしたノヅ
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