相次ぐ修正に愛着は増すばかり。

考えることは色々とある。

どーも、オザキです。

そう。パンツ一つだって考えなくてはいけないことが色々とある。

そういうお話です。

例えば足が太いワタクシのような大根脚なら、まずは太ももに関するワタリのサイズ。これに気を付ける。小中高で野球部一筋で青春を謳歌して、今ではクレイジーに通勤で月800kmほど自転車移動をする。太ももがたくましくなるのは必然。ストレッチのないパンツの場合はヒップから修正を入れてワタリ修正にも手を出す。ワタリ修正は￥4,000＋taxだ。

次に気を付けたいのがウェスト。自慢じゃないがウェストが細い。だからこそウェストサイズは基本的に詰めるのが前提だ。お直しをして、自分のサイズに合わせることに面倒くさい思いをする方もいるが、それは間違い。自分のサイズにリサイズするのは恥ずかしいことでもなんでもないし、お金をかけるべきところだ。既製品でピッタリ履けるお客様方は、本当に羨ましい。あぁ羨ましい。。。ちくしょう羨ましいぜ。。ウェスト詰めは￥2,100＋taxだ。

次に膝下のテーパード具合。これが極端すぎると、O脚のO(オー)がもろにでる。O脚だからと言ってOになるのはイヤだ。OがO過ぎて自己嫌悪になることもあるが、それでもワタクシは今日もオンラインでモデル撮影をしている。コレくらいの短足O脚がリアルで良いだろ。。。と自分を励ましつつ。ちなみに血液型はお喋りのA型だ。プライスレスだ。

そしてサイズ感も決まったら、肝心な股下を調整する。丈は短めが好みだ。なんならくるぶしが見えるくらい短いのが好みだ。あまりコスプレチックにならないように細心の注意を払いながら、自分で最後まで細かくチェックをする。時には納得がいかずにもう一度修正することもある。股下は命だ。

そこからは裾幅を気にする。短足だからイタリア人の設定以上に裾をカットしなくてはいけない。もう空気読めよ。というくらいアンフィニッシュの余剰生地は長い。心が折れる。それこそ股下を詰め過ぎると、彼らの想定以上に裾幅設定も太くなる。だからこそ裾幅も気にする。修正するならお金を出す。厭わない。裾幅修正は￥3,000＋taxだ。高くない高くない。裾幅修正は脚のシルエット全てから少しずつ自然に変化させなくていけない。簡単だが簡単では無いことだ。

そして裾の仕上げ。ここが悩むポイント。シングルにするかダブルにするか、はたまたタタキにするか。タタキのような仕様ならチェーンステッチにするのかどうか。今回はダブルにすることにした。ダブルは￥1,400＋taxだ。

そして裾幅は3cmだ。

考えることは色々ある。

ここまで修正に修正を加えたパンツは自分のとっておきになる訳だが、どうしてこんな手間のかかる体型なんだよ。と嘆かずにはいられない。

体型だったり履き心地でお悩みの方はぜひ相談してほしい。最善を一緒に見つけましょう。

ということでコレ。

INCOTEX（インコテックス）
ノープリ―ツドレスデニムスラックス【1951 COLLECTION / SLIM FIT】
￥35,640 (税込)
昨年購入して今だに現役バリバリ。あそこまで修正したらお気に入りになります。
PITTIでもお世話になったしで、最高の相棒ですこいつは。