UPDATE:2019.05.18
注目のNEW BRAND「AUBERGE」
YSLという名の、エレガントでミリタリーなジャケット。

Yves Saint-Laurentから着想を得たジャケット。
AUBERGEの小林さんから「撮りましたよー。」という連絡が。そうです、AUBERGEチャンネルがリリースされていました。僕が「よいよい、面白い。」と見せまくってるせいで、社内でもファンが急増中。笑
前回のシャツの動画入りニュースの反響が物凄くて、アッという間に在庫が薄くなってしまいました。追加できないかを小林さんに問い合わせたのですが、残念ながらメーカー完売。シャツもパンツも残り一点づつ残すのみ。サイズが合う人ラッキーです。
そこで「他のもお願いします、特に展示会で最も気になったYSLについて僕が語りきれてないので。。」とお願いしたのですが、AUBERGEチャンネルで取り上げてくれたんです!早速見てみましょう。
合理性を求めない英国ならではのジャケット?
で、今回も動画を見る時間が無い方、または今電車の中で音が出せない、なんて方の為に、僕がダイジェストでご説明(説明にはボクの私見も混じってます。純粋に見たい方は動画のほうを。)
今旬なビッグなシルエットと自然な風合いの生地が生かしているジャケット。
最近のトレンドである4パッチポケットのジャケットになってます。ちょっとブッシュジャケット、ちょっとサファリジャケットという感じで60年台のイブサンローランがデザインした有名なサファリルックがモチーフになっています。
全然関係ないですが、GWに小豆島行ってきまして、映画「24の瞳」の記念館に行ってきました。監督である木下惠介が予想外に洒落ものでして・・。

右から二番目がその人。上に着ているシャツなんてAUBERGEのシャツにも似ているし、今年僕が購入したBAGUTTAのシャツにも似ている感じ。それにワイドパンツをあわせて。このまま現代の街を歩いてたら、単なるおしゃれな人じゃん、って思いました。
下に1949年、と書いてありますから、この10年後ぐらいにイブ・サンローランのサファリルックが登場するわけで、そのルーツになってますよね。きっと。(木下恵介の写真はもう少し撮ってきたので、別途BLOGなどで。)
さて、話は戻ってYSLジャケットのパターンの元ネタは1957年の戦場にかける橋で着用されているブッシュジャケットです。灼熱の亜熱帯でも英国紳士的な着こなしは外さない、という格好良さがあります。
この紳士的な着こなしを可能にしている理由はなんなのかと突き詰めてみるとバックスタイルにあったそうです。
背中にアクションプリーツをとっているのに、更にウエスト部分にサイドベンツを持ってくるという特殊なディティールになっています。1950年のイギリスのブッシュジャケットがまさにこういう作りになっているのですが、軍モノなのにここまでこだわる?という作りですね。
アメリカのミリタリージャケットはもっと簡素化されたものが多いので、イギリスやイタリアといった洒落者の国ならでは、なんでしょう。(戦争に対する合理性があったかは不明。)

襟もAUBERGEが今季テーマとしているゲンズブールシャツのような小襟で絶妙な具合で立ちます。
またボタンも一個一個違います。このあたりも今季のAUBERGEコレクションでは実装されているディティールですね。見るよりも作るは難しでボタン直径がそれぞれ違うので、ボタンホールの大きさも個別に調整されるという手間のかかりようなのです・・。

通常のジャケットとは全く違うバランスで構築されているジャケット、着回しが効くとかそういう言葉よりもむしろ、どう着こなしてやろうか、と洒落心をくすぐられます。
ちなみに動画では最後にTOKYOlifeで売っていますよ、というクレジットまでつけてくれました!なんか嬉しいですね。お願いして見るものだ。笑
着れば着るほど味がでそうなYSL、夏でもグルカショーツとあわせて羽織ったり、格好良いんじゃないでしょうか。
今旬なビッグなシルエットと自然な風合いの生地が生かしているジャケット。
最近のトレンドである4パッチポケットのジャケットになってます。ちょっとブッシュジャケット、ちょっとサファリジャケットという感じで60年台のイブサンローランがデザインした有名なサファリルックがモチーフになっています。
全然関係ないですが、GWに小豆島行ってきまして、映画「24の瞳」の記念館に行ってきました。監督である木下惠介が予想外に洒落ものでして・・。

右から二番目がその人。上に着ているシャツなんてAUBERGEのシャツにも似ているし、今年僕が購入したBAGUTTAのシャツにも似ている感じ。それにワイドパンツをあわせて。このまま現代の街を歩いてたら、単なるおしゃれな人じゃん、って思いました。
下に1949年、と書いてありますから、この10年後ぐらいにイブ・サンローランのサファリルックが登場するわけで、そのルーツになってますよね。きっと。(木下恵介の写真はもう少し撮ってきたので、別途BLOGなどで。)
さて、話は戻ってYSLジャケットのパターンの元ネタは1957年の戦場にかける橋で着用されているブッシュジャケットです。灼熱の亜熱帯でも英国紳士的な着こなしは外さない、という格好良さがあります。
この紳士的な着こなしを可能にしている理由はなんなのかと突き詰めてみるとバックスタイルにあったそうです。
背中にアクションプリーツをとっているのに、更にウエスト部分にサイドベンツを持ってくるという特殊なディティールになっています。1950年のイギリスのブッシュジャケットがまさにこういう作りになっているのですが、軍モノなのにここまでこだわる?という作りですね。
アメリカのミリタリージャケットはもっと簡素化されたものが多いので、イギリスやイタリアといった洒落者の国ならでは、なんでしょう。(戦争に対する合理性があったかは不明。)

襟もAUBERGEが今季テーマとしているゲンズブールシャツのような小襟で絶妙な具合で立ちます。
またボタンも一個一個違います。このあたりも今季のAUBERGEコレクションでは実装されているディティールですね。見るよりも作るは難しでボタン直径がそれぞれ違うので、ボタンホールの大きさも個別に調整されるという手間のかかりようなのです・・。

通常のジャケットとは全く違うバランスで構築されているジャケット、着回しが効くとかそういう言葉よりもむしろ、どう着こなしてやろうか、と洒落心をくすぐられます。
ちなみに動画では最後にTOKYOlifeで売っていますよ、というクレジットまでつけてくれました!なんか嬉しいですね。お願いして見るものだ。笑
着れば着るほど味がでそうなYSL、夏でもグルカショーツとあわせて羽織ったり、格好良いんじゃないでしょうか。
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