UPDATE:2017.01.28
ついにfabric(ファブリック)がTOKYO Wheelsに登場?!
やっと見つけた!正確な機能性と、革新的なデザインで愛車を彩るfabricのアクセサリーたち。
ライトやボトルなどのアクセサリーも、つけてしまえば自転車の一部。納得したものでないと付けたくないのに、なかなか気にいるものがないのが現状だったり。しかし、そんな時出会ったのが"fabric(ファブリック)"でした。
ライトやボトル、自転車バッグなど、自転車には走るために必要な何かしらのアイテムを装備しないといけません。
簡単なようですが、こだわり尽くした愛車の世界観を崩さずにアイテムを足すということは、ホイールやサドルを選ぶよりも難しかったり。あくまで自転車がメインなわけで、ライト単品でデザインがよくても自転車に馴染まなければ意味がないです。
とはいえ、自転車用品やボトル、ライトなどはメーカー・ブランドともに飽和状態というのが正直なところ。どこか見たことあるようなルックスに、ありがちな機能性...
自分の自転車には妥協したアイテムや工具を使いたくない!そんな人にこそ選んで欲しいのが、今年TOKYO Wheelsに仲間入りしたばかりの"fabric(ファブリック)"。サドルのブランドといえば知っている人も多いかと思います。
バイクブランド"Charge Bikes(チャージバイクス)"から誕生した"fabric(ファブリック)"は、サドルから始まったサイクルアクセサリーブランド。創業者であり、工業デザイナーでもあるニック・ラーセン氏は、Charge Bikesを創った当初から"低コストで機能性の高い製品作り"を目指し、その思いがfabricにも受け継がれています。
2015年に創業した新しいブランドながらも、製品の開発に3年もの時間を費やしてきた、見た目だけでない本格派ブランドなのです。
TOKYO Wheelsにも以前からサドル愛用しているスタッフがいたりと、存在自体は把握してながらも当時は本当の良さに気づいていなかったのだと思います。
それがわかったのも、昨年の夏にドイツで開催されたEUROBIKE(ユーロバイク)での会場。
白を基調としたPOPなfabricブース。
に、はしゃぐ大人。
やはり最初に目に付いたのは、こちら。ブース同様に自転車までも真っ白にして目立たせて展示されていた「ライト」。
スポーツ自転車のライトといえば、どことなくメカメカしいデザインで、時にはどのブランドのライトもどこか同じように見えてしまう。
fabricのライトはそういったイメージを吹き飛ばし、高級感に溢れたまるでチタンのような仕上りに。洗練された異質な存在感をもちながら、自転車の邪魔をしない不思議なスタイリッシュさを持っているんです。
ですが、私たちが興味を持ったのはその先を見据えるのfabric。驚くべきはその機能性にありました。
ちょいダサライトはもう卒業。
fabricのライトは30ルーメン・150ルーメン・300ルーメンの3種類。
30ルーメンはフロント用、リア用と2種類あるのですが、150ルーメンと300ルーメンに限っては1種類のみの展開となっています。その理由も、白色・赤色と両方の色で照らすことができるから。
この画像でいう上部はフロント用の白色のみ点灯し、側面の4つ並んだLEDライトが白色・赤色で照らすことが可能。
前後両方につけることができるので、お持ちのメインライトの充電が無くなりそうなときの「予備ライト」として活躍したり、フロントライトの充電が減ってきた場合はLEDに切り換えて、点灯時間を延長することだってできちゃいます。
充電式って、うっかり充電してなかったときとかあるからこういうのはすごく助かる。
ストラップとライトをつなぐ部分が回転するようになっているので、縦向きにも横向きにも装着することができるので、取り付け部分の向きを気にする必要もありません。
特に300ルーメンライトは、ライトの強弱や点滅の切り替えを手前のツマミを回して直感的に操作することができるのです。
ボタンだと押す範囲が狭くスムーズにいかなかったり、点滅にするまでにカチカチカチと何度も押さなければいけない手間が省ける。
円筒状のデザインはシートポストにも違和感なく馴染むデザイン。遠目から見れば、まるでリアライトがシートポストに内臓されているかのように見えるので、自転車の外観を損ねることもありません。
とはいっても、300ルーメンという明るさは街灯の一切ない道を走るときに必要な明るさ。そこまで必要ないけど夜道を走ることは多いし、暗い道も通るからしっかりと照らしたい。そんな方には150ルーメンがおすすめ。
300ルーメンよりも一回りほど小さいサイズ感で、よりすっきり&コンパクトな印象ですよ。
30ルーメンフロントライトは光源が大きく、点よりは面で光るタイプなので遠くからでも小さい光ながらすぐに認識できるというメリットが。街中でのデイライト等としても活躍してくれそうです。ハンドルになじむデザインで、自転車パーツとして一体化している感じがとても良いですね。
そして一番驚かされたのが、30ルーメンリアライトに搭載された「車速センサー」という機能。
徐々にこの機能を取り入れたライトが登場し始めていますが、その認知はまだまだ広まっておらず、知らない方も多いかと思います。
車速センサーとはブレーキングの減衰の力を感知し、ライトの光を強く光らせるという、まるで車やバイクの話をしているかのようなハイスペック機能。
4段階の光のうち、一番強い点灯以外のときにこの機能が働きます。点滅時や弱点灯時にブレーキをかけると、自動で光源が一番強い光に切り替わるのです。また走り出せば、元の明るさに戻る仕組みなので、調節しなおす必要もありません。
30ルーメンとなると、街灯のあるシティライドが中心のサイクリストにピッタリの明るさ。そういったところほど、車や自転車、歩行者が多い。動きのない止まっているときこそ、後方から見たときの自分の存在を大きくアピールすることで、安全性を高めることができるのです。
ボトルは「差す」ものではなく、「付ける」ものに。
もうひとつ、fabricの代名詞とも言えるアイテムがこの「ケージレスボトル」。ニック・ラーセン氏も特に自信を持っているというこのボトルは、なんとボトルケージが無いんです。
fabricは今までの概念を覆し、ボトルをフレームにマウントさせることでケージをなくすことを可能にしたのです。これにより、ボトル未着用時でもフレームにケージが無いので、自転車のデザインを損ねることなく、フレームが小さめなサイクリストにとってもこれはとても嬉しい。
ボトルの脱着は至って簡単で、ボトル側の溝にフレームに取り付けたマウントをはめ込むだけ。
シクロクロスなどの自転車を担ぐスポーツでも重宝されているようで、今後さらに増えていきそうな予感がします。
工具の質で、そのブランドの良し悪しがでると思います。
そして、地味ながらも最も注目して欲しいのが、ポータブルマルチツール。とてもシンプルなデザインに、これで大丈夫なの?といいたくなるほど、薄くて超コンパクト!
そんな頼りなさを感じながらも、実際にボルトに六角をあてがってみると、その精度の高さにこれまた驚かされました!携帯工具の中では、なかなかのクオリティではないでしょうか。
後から追って、ラチェット機構が付いた13徳マルチツール"CHAMBER-R TOOL"も
携帯ポンプはインテリアとしても部屋に置いておけそうなほど洗練された見た目。
自転車に取り付けるのが敬遠されることもよくある携帯ポンプですが、これなら自転車につけていてもいっか!となるでしょ?たかが携帯ポンプと思うか、愛車の一部かと思うかはあなた次第です。
他にもバーテープや保温ボトルなど、様々なアイテムが入荷してきた新ブランド"fabric"。イギリスのブランドならではの無駄のないデザイン美、そしてサイクリストをアシストしてくれる高性能ブランドなのです。
▼fabric(ファブリック)はこちら
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text by sasaki <STAFF PROFILE> |
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