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UPDATE:2014.03.11

Jipijapa(ヒピハパ)のリバーシブルコート

ダッフルとしても、トレンチとしても使えるコートって?!

嘘のような本当の話。疑ってる方もいらっしゃるでしょう。でも本当なんです。このコート。表がダッフルで、裏がトレンチとして使えるマジックコートなんですよ。ひと目だけでも見ていってくださいな。っと。

ランド名「Jipijapa(ヒピハパ)」の由来は、南米エクアドルで採られパナマ帽に使われる植物、葦(あし)のスペイン語の読み方から。

いまだに綴りを間違えてしまう珍しいブランド名ではありますが、ここの商品が面白いのです。

展示会にお邪魔するとデザイナーである加賀清一氏、ご自身が着たり脱いだりでマジックのような洋服のプレゼンをしてくれるのです。ブランドは1992年に「普通だけど、ちょっと面白い」をキーワードに始まったのですが、これが”ちょっと面白い”どころではないのです。

商品を眺めて、そのストーリーを伺って、使い方を教わって。気が付くと軽く二時間が過ぎてしまいます。そして。今回の春夏展示会で最も面白い!と思った商品がこちら。リバーシブルダッフル・トレンチコート?!


どちらが表で、どちらが裏なのか。それは誰にもわかりません。とにかく一方はフード付きのちょいモードなテーストのダッフルコート。タイト目のフィッティングなので、オーバーコートのように重たくならずに春先にピッタリ。ダークネイビーで全体を引き締めてくれます。

そして、リバーシブル。フードを外して、裏表逆にすると、なんとトレンチコートになるのです、お客さ〜ん!


こちらはビジネスでも使えそうなベルテッドの美しいシルエットのトレンチコートです。

通常リバーシブルっていうと、どちらかの面が実質使えない・・・。ってことも多いのですが、本気で使える、両サイドA面の出来栄えです。

オモテウラのデザインやテーストが全く異なるので、それこそ着こなしをガラリと変えることができちゃいます。しかも、どちらの面で着てもストレスが無いようによくよく考慮されていて着心地は抜群。

実はJipijapa(ヒピハパ)さんとは車雑誌のNAVI CARSさんとも一緒のコラボレーションでものを作りました。これ。

ドライブ&エマージェンシー リバーシブルブルゾン 【DRIVING BLOUSON】 ¥39,900

表側はG9風のブルゾンです。が、実はこれもリバーシブル。裏返すと・・。


エマージェンシーベスト付きのブルゾンになるのです。車でトラブルになった時に、さっと裏返して着ればセイフティージャケットになるってこと。もちろんこちらの面で、バイクとかに乗ってもかっこいいね、というぐらいデザインされています。

面白いものを作ろう、という発想だけではなかなかこのレベルには到達し得ないモノづくり。

レストランに入る時はトレンチ、帰りはダッフル。「あれ?さっきと雰囲気違うんじゃない?」なんて言われる仕掛けを楽しんでみてはいかがでしょうか。

Jipijapa(ヒピハパ)のページ

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text by mori
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